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ただの目の疲れじゃない! 5種類ある「眼精疲労」について

      2017/01/18

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目を酷使してしまうと疲れを感じることが多いですが、たいていは睡眠を取れば疲れが取れるものです。

しかし、睡眠を取って目を休めても回復しない眼精疲労になってしまうと、眼科医での診察・治療が必要になる場合があるため注意しなければなりません。

目の疲労と眼精疲労の違い

目の疲労と眼精疲労は同じようなものだと思われがちですが、実際には大きな違いがあります。

単なる目の疲労であれば、しっかりと睡眠を取るなどして目を休めることで、翌日には疲れが解消されることが多いです。

しかし、眼精疲労は重篤な症状になっているケースなので、睡眠を取ったくらいでは症状が和らぐことがありません。目の症状だけではなく、頭痛や嘔吐につながることもあるのです。

眼精疲労の5つの種類とそれぞれの原因

眼精疲労と一口に言っても、さまざまな種類があることに注意しなければなりません。

眼精疲労には、調節性眼精疲労、筋性眼精疲労、症候性眼精疲労、不等像性眼精疲労、神経性眼精疲労という5つの種類があるのです。

種類によって症状も原因も異なってきます。

目の疲れがひどくなっている場合は、眼科での診察を受けて正しい原因を把握することが大切です。きちんと原因を特定することで、適切な処置を取ることができるようになります。

●調節性眼精疲労
調節性眼精疲労は、眼精疲労の中で最も多いとされている症状で、多くがこの調節性眼精疲労を指しています。

調節性眼精疲労になってしまう原因としては、大きく分けると3つが挙げられます。

近くにあるものを見続けたことで調節機能が低下してしまう場合、遠視や乱視によって起こる場合、加齢に伴って眼機能が低下したことによる場合です。

主な症状は目の痛み・かすみですが、頭痛・肩こりなどが起こることもあります。

●筋性眼精疲労
眼球を動かす筋肉に異常が起こることで、眼球が正しい位置にならなくなってしまう眼精疲労です。

眼球の周辺には複数の筋肉があるのですが、筋肉の麻痺が起こって正しい方向に視線を向けることが困難になると、目が疲れやすくなります。

斜視の人の場合、正常な状態の人と比べて眼球の筋肉を余計に動かす必要があるため、筋性眼精疲労になりやすいです。

筋性眼精疲労の症状としては、頭痛や肩こりが挙げられます。

治療では手術が必要になるケースもあります。

●症候性眼精疲労
症候性眼精疲労は、白内障や緑内障などの眼疾患が原因となって起きる眼精疲労です。

ドライアイ、角膜炎、ものもらいなど、さまざまな疾患が原因になりうるため注意しなければなりません。

また、目とは関係が無いように見える症状が原因になる場合もあります。例えば、精神的なストレスが溜まって目にも疲れが出てくる場合です。

症候性眼精疲労の治療を行う際は、目の治療よりも原因となっている症状の治療を行うことが重要になります。

●不等像性眼精疲労
左右の目に映っている像の大きさが異なっていると、脳内で1つの像にまとめるのが難しくなります。

1つの像にまとめる作業のことを融像と呼ぶのですが、この融像がスムーズにできないことで眼が疲れてしまうのが不等像性眼精疲労です。

頭痛や肩こりが症状として現れます。

きちんと検査を行った上で、眼鏡で矯正することが必要ですが、単に眼鏡の度数を調整するだけでは不十分なので、眼科で調整を行うようにしなければなりません。

●神経性眼精疲労
ストレスが蓄積すると自律神経が乱れてしまいます。

目のピントが合っているのは自律神経が正常に働いているためなので、自律神経が乱れていると目のピントが合わず疲れやすくなります。

これが神経性眼精疲労です。

まぶしさを感じたり、頭痛や嘔吐などの症状が出てきます。

神経性眼精疲労は、眼科での治療だけでは治らないこともあります。ストレスを軽減させることが大切なので、カウンセリングを受けたり安定剤を服用したりすることが有効です。

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