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角膜ヘルペスの検査・治療・予防

      2017/01/18

角膜ヘルペスの検査・治療・予防"

一般的にヘルペスというと口唇、性器、帯状疱疹などが挙げられます。

目はヘルペスとは関係がないイメージがあるのですが、実際には角膜の部分にもヘルペスができる場合があることに注意が必要です。

人間は8種類のヘルペスウイルスに感染する可能性がありますが、角膜ヘルペスは単純ヘルペスウイルス1型によって起こります。

これは、口唇ヘルペスができるのと同じウイルスです。

角膜ヘルペスの検査

角膜ヘルペスの検査を行う際は、細隙灯顕微鏡と呼ばれる器具を用いて角膜炎の症状がないかを観察します。

細隙灯顕微鏡というのは細長い光を目に当てる器具で、傷や炎症の有無を調べることが可能です。

角膜だけに留まらず虹彩や水晶体のような目の奥まで検査することができるのが特徴となります。

角膜が混濁している場合、角膜ヘルペスの可能性が高いです。

また、涙や角膜を検査してウイルスの有無を確認することもあります。角膜ヘルペスの症状が出てくると、角膜の知覚が低下してしまうのが特徴です。

そこで、角膜の表面にナイロンなどを触れさせてみて、触れたことを感じられるかどうかを検査する方法も用いられています。

角膜ヘルペスの治療法

角膜ヘルペスには、上皮型・実質型の2種類があります。

●上皮型
上皮型というのは、ヘルペスウイルスが角膜の外側で活発に増加するタイプです。

ヘルペスウイルスが感染している部分が樹木の枝のような形状に見えるため、樹枝状角膜炎と呼ばれています。

上皮型の治療では、アシクロビルという抗ウイルス薬や細菌感染を防ぐための抗菌薬を使用します。

●実質型
実質型というのは、ヘルペスウイルスに感染した後、角膜の中心層で免疫反応が起きて炎症が見られるタイプです。

丸く腫れてくるため、円板状角膜炎と呼ばれています。

実質型の治療では、抗ウイルス薬を用いる点は上皮型と共通しますがその他にステロイドを用いるのが特徴です。

角膜ヘルペスの予防法

単純ヘルペスウイルスは多くの人が子どものうちに感染しているのですが、具体的な症状は出ないまま潜伏しています。

そのため、角膜ヘルペスの予防を考えることにはあまり意味がありません。

考えなければならないのは、ヘルペスウイルスが発症しない状況を維持することです。

潜伏している角膜ヘルペスウイルスが活性化するのは免疫力が低下したときなので、免疫力を高めることである程度は予防することができます。

例えば、規則正しい生活をおくったり、適度に運動をするように心がけたり、健康的な食生活を取り入れたりすることが大切です。

また、治療を行った後に再発することも多いため、体調管理を徹底する必要があります。

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