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唇の周りに水疱・水ぶくれは口唇へルぺスかも!

      2017/01/18

口唇ヘルペス

いつの間にか唇に水ぶくれが出来ている、というような症状が出たら、それは口唇ヘルペスの可能性があります。

しかし、口唇ヘルペスと聞いてどんな病気かピンと来ない方も居るでしょう。確かにそれほど頻繁に耳にする病名ではないかもしれません。

ここではそんな方のために口唇ヘルペスとはどういうものか、詳しく説明していきたいと思います。

口唇ヘルペスの原因

口唇ヘルペスの原因としては、主にヘルペスウイルスに感染することで発症しますが、そのヘルペスウイルスの中でも特に主とした原因となるのが、単純ヘルペスウイルスと呼ばれるウイルスに感染するケースです。

後に詳しく説明しますが、その単純ヘルペスウイルスの中でも、単純ヘルペスウイルス1型と呼ばれるモノが発症の多くに関わっています。

他にも単純ヘルペスウイルス2型や水痘、帯状疱疹ウイルスなどが関わる場合もあります。

口唇ヘルペスの症状

口唇ヘルペスの症状としては、基本的に以下の段階を踏みます。

1)唇にチクチク、ヒリヒリとした痛みや、むず痒いような違和感などを感じ始めます。それまでのウイルスの潜伏期間としては1週間弱程度とされています。

2)半日から数日の間に、唇の痛みや違和感のあった場所に赤みがかった腫れが出現し始めます(ウイルス増殖中)。

3)赤い腫れが水疱(すいほう=水ぶくれ)になってきます。水疱の中にはウイルスが大量に含まれていますので、出来るだけ潰さないように、もし潰れたら触らないようにしましょう。

4)水疱が1週間から2週間程でかさぶた状になります。

5)かさぶたが数日で剥がれ治癒します。

以上のような基本的な段階を経て、発症から治癒に至るケースが大半です。

ただ、幼児期に感染した場合には症状がほとんど出ないか、全く出ないケースも多いことが特徴となっています。

注意しなくてはならないのは、口唇ヘルペスの症状は最初の感染での発症と、感染から治癒した後、免疫力低下などにより再発(症)という2パターンがあり得ますので、最初の感染で症状が出ないからと言って安心はできません(一度感染すると再発した場合でも症状が軽く済む可能性は高まります)。

治癒(症状が出なかった場合も含む)した後もウイルスは体内に潜伏し続けるからです。

口唇ヘルペスの種類

既に口唇ヘルペスがヘルペスウイルス感染により発症することは説明しましたが、口唇ヘルペスを引き起こすヘルペスウイルスの種類と特徴について詳細に説明したいと思います。

●単純ヘルペスウイルス1型
口唇ヘルペスの大半の原因がこのウイルス感染により発症します。

このウイルスによる口唇ヘルペスの場合、最初に感染した場合に発症する(初期感染の場合、発症しないケースもかなりあります)だけでなく、治癒後も頭部の三叉神経の神経節と呼ばれる付近にウイルスがそのまま存在し続けるため、体力低下やストレスなどにより免疫(抵抗)力が低下した場合、口唇ヘルペスが何度も再発する可能性があるという特徴があります。

また非常に感染力が強いので注意が必要です。

●単純ヘルペスウイルス2型
いわゆる性器ヘルペスと呼ばれ、下半身中心にヘルペス症状を引き起こすヘルペスウイルスですが、最初の感染の場合には下半身だけでなく上半身にも影響を及ぼすため、口唇ヘルペスの原因になる場合があります。

ただ、再発する場合にはウイルスが上半身には基本的に影響を及ばさないため、このウイルスによる口唇ヘルペスの再発はないと考えて良いです。

●水痘、帯状疱疹ウイルス
いわゆる水ぼうそうウイルスのことです。

最初の感染(多くは幼児期)で水ぼうそうとして発症した後、免疫力が落ちた場合の再発時に、帯状疱疹の症状の1つとして口唇に発症する場合があります。

何度も再発する可能性はそれほど高くありません。

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