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安静にするのが一番の薬、夏風邪の危険性とかかった時の対処法

      2017/01/18

安静にするのが一番の薬、夏風邪の危険性と罹った時の対処法

皆様は夏風邪を引いたことはおありでしょうか?

昔から夏風邪は馬鹿が引くというように珍しいものではありますが、絶対にかからないものではありません。しかも、夏風邪は大抵の場合が通常の風邪よりも、重い症状を引き起こすことが多いです

夏風邪をなぜ引いてしまうのかの知識をしっかりと身につけ、その対策を行っておくべきでしょう。

どれだけ低い可能性であってもそれを怠ればかかってしまうことはあるのですから。

夏にひく風邪と、冬にひく風邪の違いについて

そもそも夏風邪は冬にかかる風邪とは違いはあるのでしょうか? 実はそもそも病気になるウィルスの種類が違うのです。

冬場は低い気温で乾燥した空気を好むウィルスが増えますが、夏場はその逆で暑さと湿気を好んで活動するウィルスが増えてきます。それらのウィルスに感染することを夏風邪と呼んでいるのです。

夏風邪として主に上げられるウィルスは三つあり、ヘルパンギーナ手足口病咽頭結膜熱です。咽頭結膜熱は主にプール病などと呼ばれている病気のことです。

夏風邪特有の症状

夏風邪の症状も冬の風邪と同じように咳・寒気・だるさ・発熱などを引き起こし、それ以外にも下痢・腹痛などの胃腸に症状が現れることもあります。

しかしこれらは先に紹介した三つのウィルスの種類によってそれぞれ微妙に症状が異なります。

▼ヘルパンギーナ
高熱とのどにできる水疱が特徴で、しばらくすると水疱は破けて潰瘍になってしまいます。喉の痛みが強く、水分を取ることができなくなってしまい脱水をきたしてしまう場合もあります。年長の子供の場合では発熱は軽度のこともありますが、低年齢では高熱になることが多いです。

▼手足口病
手のひら、足の裏や口の中に小さな赤い発疹や水疱を作ります。手足の発疹に痛みやかゆみはありませんが、口の中の水疱は痛くなることがあります。高熱は少なく、微熱程度で全身状態は良いことがほとんどです。

▼咽頭結膜熱
発熱、のどの痛み、結膜充血などが特徴です。急な発熱で発症し、咽頭炎によるのどの痛みが現われます。また、結膜炎に伴って、充血、目の痛み、かゆみ、目やに、まぶしくなったり涙が止まらなくなったりします

夏風邪が長引くのはなぜ?

夏風邪はかかると危ないと言われますが、その理由は夏風邪を一度引いてしまうと長引きやすいことが原因です。

夏場は暑さのせいで体力が低下していることが多く、ウィルスに対する耐性も当然低くなってしまいます。そうなると当然症状も悪化しやすく簡単には症状が改善しません。

ただでさえウィルスが原因で高熱になっているのに、周囲も暑いせいでさらに体温が上がってしまい、深刻な症状になってしまう可能性もあるのです。

夏風邪をひいたときの対処法

先にも紹介しました通り、夏風邪は長引きやすく悪化しやすい風邪です。ですのでそれを治すには適切な対処法をしっかりと行っていく必要があります。

しかし、問題なのは夏風邪には効果的な治療薬などが存在しないのです。先に紹介した三つのウィルスであるへルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜炎にはこれで確実に治るという治療法は存在しません

基本的に対処療法で患者の体力を確保して自然治癒を目指すしかないのです。ヘルパンギーナの場合は喉の奥で膨れ上がった水疱が原因で、水分補給や食事などがとれなくなってしまう場合があります。そういった場合は病院などで点滴などを打ってもらう必要も出てきます。

夏風邪を引いた場合は安易な治療法に頼ることができませんので、基本安静にして自然回復にゆだねるしかありません。ゼリーなどの吸収のよい食品を用意するなど、とにかく患者の体力を確保できるような状況を整えるのが一番です。

夏風邪をひかないための予防策

ここまで紹介した通り夏風邪はかからないことが一番ですので、予防対策はしっかりと行っておきましょう。

夏風邪の原因となるのはやはり夏の暑さなどによる体力の低下があげられます。免疫力が下がっていれば、ウィルスにも感染しやすく発病後の病状も悪化しやすくなってしまいます。

特に暑い場所や冷房の効いた場所などを行ったり来たりしていると体内のバランスが崩れやすく、免疫低下の原因となってしまいます。部屋のクーラーの温度を控えめにして、外との温度差を少なくするなどの対策が必要です

そして何よりも大切なのはしっかりと食べることです。栄養が不足していれば体力も落ちますので夏だからと控えめにしないで、しっかりと食事をとりましょう。こまめに水分補給も行えば同時に熱中症の対策にもなります。

それらに気を付けて夏風邪にかかることのない健康的な生活をおくりましょう、

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