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冷たいモノを口に入れると歯がしみる!それは知覚過敏かも!?

      2016/10/19

【135_2】知覚過敏

みなさんは知覚過敏をご存知でしょうか。

アイスや冷たい飲み物を口に入れたときに歯にしみるような痛みが走る。虫歯かと思い口の中をのぞいて歯を確認してみても黒く虫歯が確認できるような歯は存在しない……。そんな時は知覚過敏を疑ってみるとよいでしょう。

早期に発見できれば知覚過敏は容易に改善が可能な歯の病気です。しっかりと知識を身につけて対策をしましょう。

歯がしみる知覚過敏の原因

さて、知覚過敏は虫歯とは関係ないと先に記述しましたが、では知覚過敏とは何が原因となって起こるのでしょうか。

歯は本来固いエナメル質に覆われ、その中には象牙質が詰まっており、さらにその中に神経が通っています。この神経に冷たいものや酸味の強いものが触れると痛みが走るわけですが、本来ならエナメル質と象牙質に阻まれてそんなことは起こりません。

ではなぜ起こるのか。

実は、歯の根の部分はエナメル質に覆われておらず、象牙質は無数の穴が表面にあいているのです。そのため、その根の部分が露出すると穴だらけの象牙質から神経に刺激が伝わりやすく、知覚過敏が起こってしまうのです。

これは、歯茎の収縮によって起こることが多く、その他にも歯の表面が削られて象牙質が露出してしまったり、何かの拍子に歯が欠けてしまったりすることで起こったりもします。

知覚過敏の症状とは?

知覚過敏の症状として大きくあげられるのは、最初にも記述した通り歯にキーンとしみるような痛みが走ることです。

虫歯の場合は慢性的に痛みが続きますが、知覚過敏の場合は冷たいモノを食べたり飲んだりした時のみ起こりますので、その違いを見分けるのは簡単でしょう。

さて知覚過敏ですが、それが軽症である場合は数日もすれば症状が治まってくることが多いです。しかし、重症である場合は自然治癒が難しく慢性的な痛みを走らせるものとなってしまいます。

その場合は歯槽膿漏(しそうのうろう)などの他の病気が関わってくる可能性もありますので、早めに歯医者さんへ行き治療するべきでしょう。

知覚過敏にならないための予防法

知覚過敏の原因として一番多いのが、誤った歯磨きによって引き起こされるものです。

歯を磨くことを意識するとゴシゴシと強くこすってしまいがちですが、これは大きな間違いです。歯の汚れと一緒に表面のエナメル質を削ってしまう原因となり、象牙質が露出する可能性を作ってしまいます。

それに、歯茎にも強い刺激を与えてしまう原因となり、歯茎が後退してエナメル質に覆われていない歯の根元を露出させてしまいます。

できる限り軽いブラッシングを心がけ、歯垢の溜まっている場所を意識して無駄のない歯磨きを行いましょう。歯磨き粉なども知覚過敏を予防するものを使用するのが良いでしょう。

その他にも酸性の食品は歯の表面を溶かしてしまいます。コーラなどの炭酸飲料にワインやビールなどのお酒、食べ物ですと柑橘系の果物であったり梅干しなどです。

これらを好んで飲んだり食べたりしていると少しずつですが歯を溶かしていってしまいます。あまり大量に摂取することは控えた方がよいでしょう。

知覚過敏になったときの対処法

予防法を紹介しましたがでは知覚過敏になってしまったときはどうすればよいのでしょうか。

それが軽症であれば予防と同じ知覚過敏用の歯磨き粉を使用していれば改善されていくでしょう。しかし、そうでない重症の場合は歯医者さんでの治療が必要となります。

エナメル質が大きく削れてしまっている場合はそれをコーティング剤で塞ぐ必要がありますし、歯槽膿漏(しそうのうろう)などが原因である場合はその治療が必須です。その場合は歯石の除去などを根気強く行っていく必要があるでしょう。

知覚過敏は予防することがそれほど難しくありません。重症化させて歯医者さんでの治療が必要にならないように、歯磨き等で予防することが一番です。もしなってしまっても軽症のうちに治療するようにしましょう。

 - 口・歯の病気