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リンゴ病は子どもだけじゃない!ほっぺが赤くなったら要注意

      2016/10/20


【136_2】リンゴ病

リンゴ病という病名を聞いたことはあかと思います。子どもの頬が赤くなって発疹がでる病気です。

一度感染すれば免疫ができて二度かかることはないのですが、大人がかかると長引くケースや妊婦さんにとっては危険なケースがあります。

症状やウイルスの潜伏期間、感染のリスクを知って、リンゴ病が流行したらどの点に注意すればいいのか理解しておきましょう。

リンゴ病の原因とどの季節になりやすい?

リンゴ病になりやすい季節は春頃から7月上旬にかけて増加となっており、9月頃には症例が少ない傾向にあります。また長い期間でみるとおおよそ5年ごとに流行の周期がやってきており、最近では2007年、2011年にリンゴ病の流行がありました。

リンゴ病はヒトパルボウイルスB19型というウイルスによる感染症です。正式には伝染性紅斑病といいます。5~9歳くらいの子どもがかかりやすく、約半数の人が15歳までには免疫を得ることが多いです。ただ、乳児や成人が感染することも稀にあります。

リンゴ病の感染経路としては2つ、飛沫感染接触感染です。

飛沫感染は、咳やくしゃみ、鼻水を介してうつります。また、接触感染は手や器具、食器やオモチャなどを通してうつります。小さな子どもが集団で生活している場所では、感染が発生することが多くなります。

リンゴ病の症状とは?

リンゴ病の症状で特徴的なのが両頬がリンゴのように真っ赤になることです。そのため通称がリンゴ病となっています。

リンゴ病は感染しているけれど、症状が出ないウイルスの潜伏期間が4~10日程度あります。

まず最初の症状は咳、鼻水、くしゃみ、発熱、倦怠感、筋肉痛などです。この段階では風邪と判断されるときがあります。実はこの時が最も人に感染させやすい時期です。つまり、リンゴ病とは知らない間に周囲にうつしてしまいがち、ということです。

そして、風邪のような症状が7~10日程度続いてから、やっと赤い発疹が現れます。

発疹が出る箇所は顔だけでなく、手足やお腹、お尻などです。赤い紅斑ですこし盛り上がることもありますし、かゆみを伴うこともあります。紅斑が出る段階になってからやっとリンゴ病だとわかるのですが、この段階ではもう感染力は弱くなっています。

発疹は通常5~7日くらいで消えていき、紅斑が何度か現れることがありますがそれも徐々に治まっていきます。小児に多い病気ですが、大人がなった場合は長引くことがあります。

一度リンゴ病にかかると免疫が一生続きますので、再び感染することはありません。

リンゴ病の治療法

リンゴ病の治療ですが、現在ウイルスに対する特効薬がなく、対処療法で徐々に回復を待つ方法になります。かゆみ止め、解熱剤、咳や鼻水などの薬を、症状に合わせて処方してもらうことになります。

予防するためのワクチンもありませんので予防接種もできません。感染力は弱めなので幼稚園や小学校に通う子どもたちの間で緩やかに流行ることが多いです。

ただ、妊婦さんが感染した場合、流産につながるなど胎児に深刻な影響が出ることがあります。妊婦さんや妊娠している可能性のある方は、リンゴ病患者とは接触しないように注意しましょう。

特に上のお子さんが幼稚園や小学校に通っていてリンゴ病が流行っていて、妊娠中の場合は要注意です。大人は感染していても無症状で気づかないときがあるので、産婦人科で相談してみましょう。

病気中の入浴について

リンゴ病にかかっていても熱が高くない場合は入浴しても問題ありません。ただ、紅斑がたくさん出てかゆみがある場合、お湯でかゆみが強まることがありますので、ぬるめのシャワーだけにするなどして、入浴を短く済ませましょう。

かゆみが強い場合には紅斑が出ている箇所を少し冷やしてあげると、かゆみが抑えられます。

肌を強く掻いたりこすったりすると皮膚が傷ついてその分回復が遅くなりますので、小さいお子さんが掻きむしらないようみておくようにしましょう。

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