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ヘルパンギーナは患者の9割が0歳~1歳の乳幼児!母子感染に注意

      2017/01/18

ヘルパンギーナは患者の9割が0歳~1歳の乳幼児!母子感染に注意

ヘルパンギーナは乳幼児の間で流行しやすい夏風邪の一種です。例年、5月ごろから流行しはじめて7月ごろにかけて最も多く流行します。

患者は5歳以下の子ども、特に0歳児1歳児が圧倒的に多くなっています。

小さなお子さんがかかることが多い病気なので、ヘルパンギーナにかかるとどんな症状が出るのか、注意すべきポイントは何か、事前に知っておきましょう。

ヘルパンギーナにかかる原因

ヘルパンギーナにかかる原因は、エンテロウイルスというウイルス群に属するウイルスに感染することです。

原因になるウイルスは複数ありますが、主にコクサッキーウイルスが原因になって発症します。

ヘルパンギーナの症状

ヘルパンギーナの症状には主に3つあります。38~40度くらいの高熱が出ること、口腔内の水泡や口内炎咽や口蓋垂の炎症症状です。

特に急激な高熱が数日続きます。通常は2~3日で熱はおさまってきます。直径2~4ミリ程度の水泡はたくさんできることも多く、口腔内の上あご部分や咽頭部周辺に発生します。

口の中に水泡が複数できて痛いので、食事を食べたり水分を取ったりすることができなくなることがあります。特に水分をとれないと脱水症状につながることがあるので注意が必要です。

赤ちゃんの場合は自分でのどの痛みを言えないので、熱が高くぐったりしていたら口のなかを確認してあげましょう。

ただこの場合、直接手で触れたり、マスクをせずにのぞき込んだりすると、親御さんに感染する可能性があるので、注意してください。他にも倦怠感や関節の痛み、熱性痙攣が出ることもあります。

ヘルパンギーナは大人もかかる?

ヘルパンギーナは主に子どもがかかる病気ですが、大人がかかることもあります。

子どもから大人へ2次感染する例も多く、大人が感染した場合は39度を超える高熱など重い症状が続くことがあります。

とりわけ出産直前の妊婦さんがヘルパンギーナにかかると生まれてくる子どもが感染してしまうケースがあるので、注意が必要です。

大人がヘルパンギーナを発症するときは体調不良で免疫力が低下しているときが多いものです。仮に子どもがかかっていても、体調管理をしっかり行うことで発症を防ぐことは可能です。

ヘルパンギーナの二次感染について

ヘルパンギーナの潜伏期間は2~5日となっています。長くても1週間程度となっています。潜伏期間中に自覚症状がほぼないので、発症してから感染に気づくことになります。

その後発症してから高熱やのどの炎症、口内炎や水泡などの症状が2~4日続きます。発症してから3週間程度は回復期です。

回復期にもウイルスを体外へ排出しようとして便にウイルスが混じっていることも多いです。

症状がおさまって治ったかに見えても、発症から数週間はまだ便に触れた手から体内にウイルスが侵入して感染する可能性があるので、注意が必要です。

家庭内に乳幼児がいる場合、おむつ交換の際には使い捨て手袋をはめるなどして二次感染を予防する必要があります。

ヘルパンギーナの治療法

ヘルパンギーナには特効薬がありません。症状に合わせて病院で必要な薬を処方してもらい対症療法を行うことになります。

解熱鎮痛剤など高熱やのどの痛みを抑える薬を飲むことで治療します。

のどの痛みが強いせいで食欲が落ちて水分が不足することがあります。口内炎や水泡のせいで痛みがあるため、酸味のあるジュースなどは子どもが嫌がって飲まないこともあります。

麦茶やイオン飲料などでたっぷりの水分を補給することが大切です。

熱があっても特に具合が悪くなさそうなら簡単な入浴で汗を流すくらいはかまいません。

基本的には3~4日でヘルパンギーナの症状がおさまってきます。ただ稀に重症化すると髄膜炎などを引き起こすこともあります。

もし高熱が4日以上続くときや水分を全く取れないとき、元気がなくなってぐったりしているときには、もう一度病院で診察を受けるようにしてください。

ヘルパンギーナの予防法

ヘルパンギーナに対するワクチンが現在はないので、予防接種を行うことができません。

ヘルパンギーナは咳やくしゃみを通じた飛沫感染や、手指や器具を介した接触感染でうつります。

基本的な予防方法ですが、うがい・手洗いが重要です。外出先から帰ったらうがい・手洗いを行うようにしましょう。赤ちゃんの場合は手をなめてしまうことが多いので、手をきれいにしてあげるといいでしょう。

また、出産が近い妊婦さんは子どもが大勢いる場所に行くときには、マスクをつけるなど予防を心がけましょう。

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