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夏場に増える「しいたけ皮膚炎」BBQ後の発疹は要注意!

      2016/10/19

【148_2】しいたけ皮膚炎

夏場などに胸やお腹に赤い発疹が突然発生するというケースが報告されますが、アレルギーや皮膚病など以外に「しいたけ皮膚炎」と言う診断が下されることがあります。

多くの方にとって耳慣れないこの「しいたけ皮膚炎」という症状ですが、アレルギーや敏感肌の方で無くても突然発症することがあります。

ここでは夏場に増える傾向がある「しいたけ皮膚炎」について、その症状や対策を見ていきましょう。

しいたけ皮膚炎の症状

しいたけ皮膚炎では胸やお腹などに赤い発疹が現れます。

ほかの皮膚炎と変わらないくらいの強烈なかゆみを引き起こすことがありますが、多くの人が就寝中などに強い力で身体を引っ掻いてしまいますので、全身に爪の跡が残ることもあります。

そのため掻いた跡をなぞるように紅斑が直線上に生じますので、まるで熊手で引っ掻かれたような状態になってしまいます。

しいたけ皮膚炎の原因

しいたけ皮膚炎は文字通り「しいたけ」が原因となって生じる症状ですが、集団で発症することも確認されていますので、アレルギーとは区別されて考えられます。

また、一度しいたけ皮膚炎を発症した方が再度しいたけを食べても発症しないことが多いため、しいたけ由来のアレルゲンが原因では無いとされていますが、生しいたけを加熱した際に生じるしいたけエキス(生焼け)が原因と言われています。

そして、アルコールと一緒に摂取することで起きる例が多く見られます。

しいたけ皮膚炎の治療について

しいたけ皮膚炎の治療には一般的なアレルギーや皮膚炎の際と同じくステロイドや抗ヒスタミン剤を使用します。

極端に重症化したケースではステロイドの内服薬なども選択されますが、ほとんどの場合一週間程度で完治する病気です。

しいたけ皮膚炎は何度もかかるの?

しいたけ皮膚炎はアレルギーではないので、一度発症してからしいたけを食べても必ずまた発症する訳ではありません。

しかし、抗体が作られる訳でも耐性が出来る訳でもありませんので、再び同じように生しいたけを調理した際のエキスや戻し汁を摂取した場合には、症状が発生することがあります。

しいたけ皮膚炎になったら何科に行けばいい?

しいたけ皮膚炎では、通常下痢などの消化器系の症状は発症しないため、かゆみや発疹を抑えるために皮膚科への来院が必要です。

しかし、皮膚科での減感作療法で完治しない場合や、下痢、嘔吐などしいたけ皮膚炎では通常起こらない症状が見られる場合には、食中毒やその他の病気である可能性が高いため、消化器系などへの受診も検討する必要があります。

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