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冷たいものを食べた時にキーン!と頭が痛くなるのはなぜ?

      2017/01/18

冷たいものを食べた時にキーン!と頭が痛くなるのはなぜ?

夏が近づき気温がドンドン上がってくると、無性に食べたくなるのがアイスクリームやかき氷などの冷たいスイーツ。

しかし急いで食べたり、一度にたくさん食べたりして、頭がキーンとして頭痛のような症状に襲われたことがあるかもしれません。

あの頭痛、アイスクリーム頭痛という医学的な正式名称があるのです。英語でもIce-cream headache(headache=頭痛)と呼びますので、日英共通の呼び名なのです。

そんなアイスクリーム頭痛について、詳しく見ていきたいと思います。

アイスクリーム頭痛の症状

「頭痛」と付くぐらいですから、アイスクリームなどの冷たいものを食べた直後に一般的な頭痛と共通の症状が出ます。

頭痛は鈍痛や頭部が圧迫されるような感覚であったり、重たくなったりする感覚の痛みもあるのに対し、アイスクリーム頭痛の症状は、こめかみ周辺の側頭部を鋭く刺すような「キーン」とする痛みの症状に限定されます。

痛みは長時間続くことはなく、数分で元通りになります。痛みに思わず首の後ろをトントンと叩いてしまう姿もおなじみではないでしょうか。

アイスクリーム頭痛の原因

アイスクリーム頭痛の原因については、大きく二つの説が唱えられています。ここでは、その二つの説について見てまいりましょう。

・血管膨張説

アイスクリームなどを食べた際、口の中の温度が急激に下がることが原因と考えられています。

反射的に体温を上昇させる調整機能が働き、頭部につながる血管の血流が増えて、それがもとで血管に炎症が発生し、頭痛の症状になるという考えです。

・三叉(さんしゃ)神経説

アイスクリームなどが喉を通る際、喉の付近にある三叉神経が刺激され、神経を通じて間違った伝達信号が脳へと伝わり、頭痛が発生するという説です。

ただ、現時点では明確な研究結果が出ておらず、どちらかが正しく、どちらかが間違っているという結論は出ていないようです。

また、両方の説が共に影響しているという考え方や、他の説も存在しています。

アイスクリーム頭痛にならない人がいるのはなぜ?

多くの人が経験しているアイスクリーム頭痛ですが、中には「そんな経験はない」という、ある種の強者もいるかもしれません。

ただ、このようなタイプの人は、体質的にアイスクリーム頭痛に強いというより、食べ方や性格が影響している可能性もあります。アイスクリーム頭痛が発症しにくい食べ方をしている人なのかもしれないのです。

つまり、アイスクリームなどを一口で大量に食べたり、早食いをしない人ということです。

アイスクリーム頭痛の予防法と対処法

予防法は、急いで食べないこと、たくさんの量を一気に口に入れないことが重要になります。

アイスクリーム頭痛になってしまった場合は、お茶などで口の中を温めるのがいいでしょう。急激に温めると今度は知覚過敏などが起きる可能性がありますので、ぬるいお茶を口に含むのが効果的です。

また、額を冷やすという方法もあります。血管膨張説に基づいている対処法ですが、効果があるとしても、温める方法より手間がかかりますので、ちょっと面倒かもしれません。

ただ、アイスクリーム頭痛は短時間で収まりますので、何もしなくても大きな問題はないでしょう。

 - 脳・頭部の病気