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歯ぎしりは迷惑だけじゃない!様々な病気につながるんです!

      2017/01/18

歯ぎしりは迷惑だけじゃない!様々な病気につながるんです!

同室で寝ている人にとって迷惑なものといえば、いびきと歯ぎしりでしょう。特に歯ぎしりの音を聞いているだけで、嫌な気持ちになる人もいるでしょう。

騒音を撒き散らしているというイメージが先行してしまっていますが、そんなことはありません。歯ぎしりは、している本人自身が最も悪影響を受けているのです。

というわけで、歯ぎしりについてしっかりと理解して、歯ぎしりしている人を、むしろ心配してあげるぐらいになりましょう。

もし自分が歯ぎしりをしている側ならば、きちんと理解して、できるだけ早く歯ぎしりとは無縁の睡眠を送れるようにしましょうね。

歯ぎしりは3種類

歯ぎしりと一言でまとめてしまいますが、実はタイプが分かれており、違いがあります。

・グラインディング(歯ぎしり)

歯ぎしりとして最もイメージされているのが、グラインディングという行為です。

上下の歯を強くこすり合わせてしまう症状で、キリキリやギリギリという音がします。当然、歯がすり減ってしまい、ひどい時には、歯の内部にあるの神経にまで達して、激痛をもたらします。

・クレンチング(食いしばり)

これは歯ぎしりというよりは、食いしばりを想像するとわかりやすいでしょう。

上下の歯を強く噛み締めているので、グラインディングのように音がすることはほとんどありませんが、起床した時に顎や歯、歯茎に痛みが出たり、口が開き辛かったり…。

ひどい場合には歯が欠けてしまっていることもあります。

・タッピング

上下の歯がカチカチと頻繁にぶつかる形で音を立てるタイプの歯ぎしりです。他の二つと比較して、発生頻度は高くないとされています。

これらの症状は単独で出るだけでなく、ほぼ同時に、あるいは日や時間帯によって複数発症することもあります。

歯ぎしりをしてしまう原因

歯ぎしりしてしまう原因には、以下のことが考えられます。

・ストレス

精神的なストレスがあると、睡眠中に歯ぎしりを起こしやすくなります。

熟睡できていないことが影響しているようです。特に負けず嫌いであったり、真面目だったりする人がなりやすいとされています。

・歯並びの悪さ

歯並びがよくても歯ぎしりする場合はありますが、歯並びが悪いと部分的に歯が当たりやすくなり、歯ぎしりしやすくなってしまうことがあります。

また、その場合、部分的に力が加わりやすくなりますので、その部分のダメージも、分散されている場合より大きくなってしまいます。

・噛み(咬み)合わせの悪さ

軽度の歯ぎしりは、健康な人でも噛み合わせを睡眠中に調整する目的でしているのですが、噛み合わせが悪すぎると、それが健康に悪影響を及ぼすレベルになってしまいます。

・日中の癖

スポーツなどで常日頃から食いしばる癖がある人は、夜中に無意識に歯ぎしりしてしまうことがあります。特に顎の筋力も発達しているので、ひどい歯ぎしりを起こしやすくなります。

歯ぎしりが及ぼす身体への悪影響

歯ぎしりが身体に及ぼす悪影響には、前述したものも含め、以下の事柄が挙げられます。

・歯がすり減る

歯ぎしりによって歯が摩耗し、神経などが露出すると激痛に襲われます。

・歯が欠ける

歯の一部が欠けたり、ひどい時には歯の根本から割れたりしますので、飲食の際に激痛が走ります。
また、虫歯にもなりやすくなってしまいます。神経にまで達して、そこからばい菌などが入ると、神経が死んでしまうこともあります。

・歯茎や顎の痛み

強い力が歯茎や顎にもかかりますので、食べ物を噛んだり、口を開いたりする際に痛みを感じることがあります。歯を支える骨自体が弱くなることもあります。

他に、歯周病の原因になったりすることも…。

また顎の関節部分にも影響が及び、顎関節症などに及ぶこともあります。

・顎の筋肉の異常発達

歯ぎしりは、顎の筋肉のトレーニングを一晩中行っているようなものですので、顎の部分が異常に発達して、時には輪郭にも変化を与えてしまいます。

特に女性にとっては、顎のラインの変化は気になってしまいますよね。

また筋肉だけでなく、顎の骨格そのものも変化してしまうことがあります。

・骨隆起

直接的な害はありませんが、歯ぎしりによって骨隆起と呼ばれる、歯茎の辺りの骨が隆起することがあります。入れ歯が合わなくなるなどの弊害が考えられます。

・頭痛、肩こり

一晩中、こめかみや顎から首のラインが強張った状態が続きますので、頭痛や肩こりなどの症状が出やすくなります。

・疲労感、睡眠不足

熟睡できないので、疲れが取れなかったり、睡眠不足を引き起こします。

歯ぎしりの予防法

歯ぎしりの予防には、まず顎の筋肉をリラックスさせること。

マッサージや、イメージトレーニングを行い、特に日中から顎の筋肉が緊張状態にある人は、常に意識して口を軽く開いておく必要があります。

また、筋肉だけではなく、精神的なストレスが影響している場合、その解消も、歯ぎしり予防に効果的です。

歯ぎしりの治療法

歯ぎしりの治療は、予防法も合わせていくつか考えられます。

・マウスピースの使用

歯ぎしりによる歯の摩耗を防ぐという点と、噛み合わせそのものを正常な形にして、歯ぎしりを防止するという意味があります。

ですから、マウスピースをしていても、噛み合わせが合っていないと、逆に症状を悪化させかねません。きちんとした知識を持った歯科医に作ってもらいましょう。

・歯並びの矯正

歯並びを矯正することで、一部の歯に力がかかることを防止します。ただ、歯ぎしりしている多くの場合、歯並びだけでなく、噛み合わせの矯正も一緒に行う方が、効果的でしょう。

また、噛み合わせは日々変化し続けますので、噛み合わせがどのように違ってきているかを、こまめに歯科医にチェックしてもらいましょう。

・ボトックス治療

ボツリヌス菌が出す毒素を利用した治療法で、美容形成などでも使用されているものです。注射した部分の筋力の弛緩をもたらし、歯ぎしりを軽減、治癒していく治療法です。

一度注射すると数ヶ月ほど効果が持続するとされています。

比較的安全ではありますが、稀にアレルギー症状を引き起こしたりすることもあります。また、筋肉に違和感を覚える人も多いようです。

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