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寝違えても患部を冷やしてはダメ! 寝違え対処法

      2017/01/18

寝違えても患部を冷やしてはダメ! 寝違え対処法

朝起きると首まわりに鈍痛が走る寝違え。経験したことのある人も多いのではないでしょうか。どこか強く打ったわけでもなく、寝違えただけなのに痛みを抱えてしまい非常に厄介ですよね。

今回はこの寝違えの正体と、原因、改善方法、予防方法についてご紹介いたします。

寝違えとは?

寝違えとはそもそもどういったものなのでしょうか?

起床した時に首まわりに筋肉やじん帯を痛めたような痛みが生じることです。一般的には寝違えと呼ばれていますが、正式には急性疼痛性頚部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)という医学名称があります。

つまり寝違えの痛みの正体は、首まわりの筋肉やじん帯の損傷や炎症による痛みなのです。

寝違える原因

寝違えてしまう大きな原因は、眠りが深すぎて不自然な体勢のまま寝続けてしまうことにあります。

普通は寝ている最中でも、首に痛みが走ったり違和感があるような場合には、無意識のうちに姿勢を正したり、首に痛みが出ないよう首を動かしたりするので寝違えることはおきません。

しかし、極度の疲労であったり、睡眠不足があったり、あるいは泥酔状態など、眠りが非常に深い場合、無意識的な防衛反応が起きず、首に負担をかける不自然な体勢で眠り続けてしまい、首の筋肉や関節を痛めてしまい、寝違えの症状が生じてしまいます。

寝違えた時の症状

寝違えの症状は、起床時に首にうずくような痛みを感じます。特に一定の姿勢をとると、痛みが生じ、さらに運動制限も伴うことが多いです。

基本的には1~2週間前後で痛みは自然と引いていきますが、症状がひどい場合には、頭痛や背中に痛みが生じたり、果てはしこりができてしまう場合もあります。

また、首まわりの緊張状態が続いてしまうと、首まわりの神経が筋肉などで圧迫され、肩こりや手の痺れを引き起こすこともあります。

寝違えの治療法

基本的に痛みそのものは短時間でなくなりますが、首の関節やじん帯、筋肉に原因がある場合は、首まわりの緊張をほぐしてあげましょう。

1~2週間で痛みは治まっていきますが、それ以上経っても改善されない場合には、整形外科を受診しましょう。具体的な治療方法としては、筋弛緩薬や消炎鎮痛薬などを服用したり、冷湿布を貼る方法があります。

さらに症状がひどい場合は、レーザー照射や電気刺激を与えて痛みを和らげる治療方法を受けることもできます。いずれにせよ、運動制限が生じている首まわりの稼動域を徐々に増やしていくこと寝違え解消の近道となります。

あまりにも症状がひどい場合には、神経ブロックや局所注射を行うこともあります。痛みが強い場合には、整形外科の専門の医師に診てもらうのがいいでしょう。

寝違えの痛みを軽減させる方法

家庭でできる寝違えによる痛みを軽減させる方法をご紹介いたします。

まずは、寝違えの痛みを和らげるツボです。それは、手の甲にある落枕(らくちん)というツボ。人差し指と中指の、手の甲にある骨と骨の間にあります。

ちょうど骨の下辺りにくぼみがあるので、そこを押してあげると痛みが緩和されます。即効性のあるツボといわれているので、非常に効果的です。

首の右側が痛む場合は右手、左側が痛む場合は左手のツボを押しましょう。押しては離し、押しては離し、というのを5分ほど繰り返すことで効果を得られるでしょう。

それでも効果を感じられない場合は、楽になるまで押し続けていても問題ありません。

次にお勧めなのがストレッチです。これは痛みを緩和するためにも、予防のためにも効果のあるストレッチです。

1、背筋を伸ばし、立位か座位の状態で行います。
2、胸を開き、左右の手の平を合わせます。
3、そのまま左右の肘をぴったりと閉じ、肘の位置を肩の高さにあげましょう。
4、このポーズを30秒キープ!
5、肘の高さをキープしたまま、ゆっくりと腕を水平に開いていきます。
6、その状態を30秒維持
7、肘を閉じる。
8、6と7を数回繰り返していきます。

このストレッチを行うことで、肩、胸、背中といった上半身の筋肉を緩めてくれます。

寝違えたときにやってはいけないこと

寝違えた際にやってはいけないのは、痛みがある首まわりを直接マッサージしてしまうことです。

肩こりのようにも感じられてしまう寝違えの症状ですが、マッサージをして痛みを和らげようとすると、かえって症状を悪化させてしまう可能性が非常に高いので危険です。

痛みのある首まわりを、温かいシャワーやお風呂で温めるといった方法も、逆効果です。炎症が起きている患部を温めてしまうと、かえって痛みが増してしまうことがあります。

炎症には冷やすことが基本なので、湿布も温湿布ではなく、必ず冷湿布を使うようにしましょう。

そもそも寝違えは予防できる?

寝違えの原因について説明したとおり、寝違えには寝るときの姿勢が大きく関係しています。

寝るときに首を変に傾けたりしないこと。枕の高さが合っているかどうかというのも関係してきますので、見直してみましょう。

さらに日頃から首まわりの筋肉が凝り固まっていると、寝違えて筋肉やじん帯に炎症が起きてしまう可能性も高いので、日頃からストレッチをよくするなど、首まわりの凝りをほぐすことを心がけましょう。

日頃から疲れやストレスを溜め込みすぎないように、適度にリラックスやストレス発散の習慣を取り入れることも、快適な睡眠につながり、寝違え予防にもつながります。

 - 首の病気