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副流煙には要注意!喘息とタバコの関係性

      2017/01/27

副流煙には要注意!喘息とタバコの関係性
タバコは喘息にいいと強弁される人がいます。たしかに、タバコを吸っている人が直ったという報告もされています。しかしそれは完全に間違っています。

なぜなら、タバコを吸う人が良く言う言葉として仕事のストレスを解消できるというからです。確かに、喘息は遺伝によってもたらされることも多くあるのですが、同時に仕事や毎日の生活からくるストレスでももたらされることも原因としてあげられています。

喘息が既往症としてある方が、同時にヘビースモーカーだった場合、時にはその喫煙が結果としてストレスを晴らして、喘息を軽減させる可能性は否定はできません。

論理としては一応成り立って入るのですが、結論としてはやや早計過ぎます。

しかし一方で喫煙が喘息をより一層悪化させたという報告もあります。そういう意味では、喫煙が喘息にいいなどというのは都市伝説にもならない話ですし、むしろ喫煙は喘息に悪いというのが当たり前だと思います。

さらにタバコの煙は強い有毒性を持っているといわれていて、本人のみならず、近くにいる人のほうが逆に間接喫煙としてその煙を吸い込むことでより強い有毒性の影響を受けると言われています。

とくに妊婦などが、喫煙の習慣をもったり、また喫煙者の横でいたりすると害が及びやすいと言われているので、これはまた喘息患者にもまつたく同じことが言えると思います。

喫煙者が近づいてきて喫煙を始めると、それだけで動悸が早くなり、緊張感で震えが生じます。まして喫煙者から吐き出される副流煙など体に吸い込もうものなら、咳が全く止まらなくなり、薬も効かなくて、鼓動は激しくなって、本当に苦しい思いをします。

タバコの喘息に与える害はほかにもあると言われています。

例えば、人の気管支には繊毛が生えていますが、タバコを吸うとこの煙が繊細な繊毛を傷つけるという報告があります。

繊毛は鼻の中にもありますが、これの機能は外からの遺物、たとえばちいさなゴミとか粒子、ビールスまでを入り口で防いで、呼吸器系に入れないことにあります。

のどの繊毛も同じく、異物が入るのを防ぐためにあるので、もしこれがタバコにより傷がはいると、本来の機能を失って、気管支炎や痰、風邪などに罹りやすくなってしまいます。

喘息も一種のアレルギー反応なので、この繊細な繊毛が傷つけられると、悪化は目に見えていますし、何よりそれまで効いていた薬が効かなくなって、より症状が重くなります。

薬が効かなくなるとどういうことが起こるかというと、まず喘息発作から咳の回数が一挙に増加します。その増加は心臓に極端に負荷として掛かり、血圧を上昇させ、心臓発作や高血圧による血管破裂へとつながっていくのです。

こういうことでは喫煙が直接であろうと、間接であろうと、喘息患者にとってマイナス以外の何物でないことは明らかです。

それから喘息患者としていえることは、喘息が出た場合、ほとんどのケースとして鼻で呼吸することができなくなます。おもに口から呼吸をしてカバーすることになりますが、その呼吸が吸えても吐けないのが喘息症状なので、ひどくせき込みます。

それを緩和するために薬を処方してもらって呼吸のための気道を確保するのですが、これが喫煙しているとうまく機能しないのです。

さらに肺気腫という病気がありますが、これは呼吸機能が低下していくら呼吸しても肺が機能せず、結果として空気を吐き出せなくなります。

これの要因は間違いなくタバコによるものだと言われています。もし喘息患者で喫煙者が肺気腫になれば、もうこれは地獄以外の何物でもありません。吐きたくても吐けないのですから。しかも喘息によって軌道はふさがれてしまっている。

こういう色々な症状を書いてくると、タバコがいかに喘息にとって害悪になるか、よくご理解いただけると思います。

 - Ⅰ型, アレルギーの種類, 気管支ぜん息