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ハイヒールの履きすぎは万病のもと?!外反母趾の原因と対策

      2017/01/18

ハイヒールの履きすぎは万病のもと?!外反母趾の原因と対策

女性を中心に多くの方が悩む外反母趾。

重度の場合では、歩行が困難になるほどの痛みを伴ったり、それが原因で足以外の箇所も脆くなり、思わぬ怪我や病気を招いてしまうこともあります。

健康寿命を延ばすためにも、たかが外反母趾とあなどることなく、自分の足の健康状態をしっかりと確認し、重症化を食い止めることが必要です。

外反母趾の症状や原因、治療や改善方法についてお教えします。

外反母趾とは

足の親指の変形を主な症状とするのが外反母趾です。合わない靴を履き続けることが原因である場合が多く、女性の患者数は男性をはるかに上回っています。

外反母趾の症状

外反母趾は、親指が小指の方へ曲がってしまうこと特徴です。外反母趾をそのまま放置しておくと、様々な問題を招いてしまいます。

靴と足の形が合わなくなるといった問題、足そのものの形が変わることによって足の裏に負担がかかりすぎるといった問題、痛みを伴い、歩きにくくなったり、ひどい場合には歩けなくなってしまうこともあるのです。

外反母趾は、足の親指の曲がり方の角度によって、その症状の重症度合いをチェックすることができます。

・15°未満
正常な状態

・15°~25°
軽度の外反母趾

・25°~40°
中度の外反母趾

・それ以上
重度の外反母趾

あまりにも重度な場合、親指が曲がりすぎて大きく変形し、人差し指が親指の上に乗ってしまうというケースも確認されています。

外反母趾の原因

外反母趾の原因として最も多いのは外的な問題です。

外反母趾は、靴の形に合わずに親指が折り曲げられ、負担がかかり続けることによって変形することが原因となります。女性の患者が多い理由もこの点にあります。

特に足の指に大きな負担がかかってしまうハイヒールを日常的に履いている女性は特に注意が必要です。

しかし、中には足に負担がかかる靴など履いたことがないという女性や、男性の患者も存在します。この場合、足の形状が先天的なものである可能性があります。

エジプト型といわれる、足の指の長さが親指から順に短くなる形状の足や、親指付近の付け根の形が丸くなっていると、外反母趾になってしまう傾向にあります。

また、日常的に間違った歩き方を続けていると外反母趾の原因になる可能性があります。

外反母趾が引き起こす健康被害

外反母趾が重症化してしまうと、骨や軟骨にかかる負担も増し、骨折や脱臼、損傷といった大きなトラブルを引き起こす原因となる場合があります。

足をかばって歩くことによって姿勢も悪化してしまいます。それが原因で腰や膝に過度な負担がかかり、足とは無関係な箇所に大きな健康被害が及んでしまうこともあるのです。

足だけの問題と軽く考えていると、将来的に健康上の大きな問題を抱えてしまう恐れがあります。

外反母趾が原因で腰や膝にまで悪影響が出ると、運動することがより難しくなってしまいます。運動不足によって足腰はさらに弱くなっていくでしょう。

骨折や脱臼をしやすい体質になってしまったり、脂肪を燃焼させることが困難になり肥満や脂肪肝といった問題を招き、糖尿病になってしまう可能性もあるのです。

外出する際には車いすが必要になってしまったり、最悪の場合では寝たきりになってしまうことも…。

たかが外反母趾、足だけの問題だから大丈夫などと見くびらず、早いうちに適切な治療を受けましょう。

外反母趾の治療法

軽度から中程度の外反母趾では、自宅でのトレーニングによって症状を改善させることができます。

・ホーマン体操
最も有効なトレーニング法として有名です。両足の親指にゴムバンドを着け、両方の踵を密着させた上で足を開いたり、閉じたりという運動を繰り返します。

この際に着用するバンドは、専用グッズとして売り出されています。

また、足の指をぐにゃぐにゃと動かしたり、折り曲げたり伸ばしたりといったストレッチを行うことでも足の指の筋肉を鍛えることができます。

歩く際には足の指から踵まで全体を使って踏むことを意識し、症状が改善されるまではハイヒールなどの指に負担がかかるタイプの靴は履かないようにしましょう。

重度の外反母趾では、整形外科による診断を受けた後、必要と判断されれば手術を受けることになります。一般的な手術には中足骨を骨切りして矯正する手法があります。

手術にかかる時間は1時間ほどで、比較的簡単な手術であるため局所麻酔で済むことが多く、手術当日に歩くこともできます。

外反母趾の予防と改善

外反母趾を予防するためには、なるべく足の指に負担がかからない靴を履きましょう。そして、正しい歩き方を実践すること。踵から地面につき、足指で地面を蹴るように歩くのが健康的な歩き方です。

ハイヒールでは踵を使って歩くことができず、足指に大きな負担がかかってしまい、それがもとで外反母趾になるのです。

ファッションや仕事の都合などでどうしてもハイヒールなどを履かなければならない場合には、休み時間に脱いだり、適度に足指のマッサージやストレッチを行うなどし、長時間履き続けないように注意しましょう。

痛みなどの自覚症状がない方も、定期的に親指の角度を測るなどして足の状態を把握しておくことをおすすめします。今の足の状態がしっかりとわかっていれば、重症化する前に外反母趾を食い止めることができます。

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