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ハイヒールを履く人、バレリーナは要注意!脚の歪み反張膝

      2017/01/18

脚の歪み反張膝

日常生活を送る上で「かかとをつけたまましゃがむ事が出来ない」、「膝の関節がゆるくなっている気がする」、「階段や段差でよくつまづく」などの症状に悩まされている場合には「反張膝(はんちょうひざ)」になっている可能性があります。

反張膝とは?

反張膝とは、まっすぐに直立して立った状態の時に、膝の部分が後ろ側に向かって反り返るほど曲がってしまった状態の膝を差します。

通常、人の膝関節はまっすぐに直立して立った時には、立っている地面に対してほぼ垂直に膝が伸びているのが普通ですが、反張膝になった膝関節は膝の関節が地面に対して垂直以上に伸び切り反り返ってしまっているのが特徴です。

反張膝になると、まるで「膝が後ろに折れ曲がっているように見える」事もあります。

反張膝の原因

反張膝の原因については、足の筋力の弱さと筋力のバランスが取れていない事が関係しています。

足の筋力が弱い人は、膝を曲げた時の屈伸状態を支えるのに必要な筋力の力が不十分な状態となり、立って膝を伸ばした時に通常であれば地面に対して垂直に止めておける膝を垂直に保つ事が出来なくなります。

足の筋力が弱く立った時に膝を垂直に保つ事が出来なくなり、膝を後ろに反り返らせてしまうのが反張膝の主な原因です。

また、反張膝は地面に立った際に足の指先が浮いてしまっている「浮き指」や、足の甲の部分が伸びてしまい常に指先が伸びている状態の「尖足」等の他の足の病気が原因となって引き起こされるケースもあります。

反張膝になりやすい人・職業

反張膝は、日常生活で歩く時や立っている時に必要以上に「ピンッ」と膝の裏を張るクセがある人に起こりやすく、普段から膝裏を伸ばしきって歩いたり立ったりする生活を続けてしまう事で徐々に膝の関節がズレてしまい、反張膝になる事が多いです。

また、足全体の筋力のバランスが悪く、普段の日常生活でゆがんだ立ち方やバランスの取れていない歩き方をしている人も筋力が不均等についてしまったり、正常ではない筋力のバランスがついてしまう事で反張膝を引き起こします。

反張膝になりやすい職業としては、新体操の選手バレリーナなど、身体が柔らかく、なおかつ「ピシッ」と立つ必要のある職業に就いている人がなりやすい傾向にあります。

反張膝が原因で起こる身体の不調

反張膝が原因で起きてくる身体の不調としては、膝の裏側が過度に伸びてしまう事による「膝裏の痛み」が代表的です。

また、身体を支えている足の筋力バランスが取れていない事で身体全体のゆがみにつながり、身体のゆがみを無意識に直そうとする事が原因で起こる「頭痛」「腰痛」「首のコリ」「肩コリ」なども多く見られる症状の一つです。

さらに反張膝の人は、事故などで外傷を負った際に過伸展となった膝裏に過度の負担がかかり「膝の前十字・後十字靭帯の損傷」を起こしてしまったり、膝が外側に曲がっていってしまう「O脚」や、足の親指が小指側に曲がってしまう「外反母趾」、足裏の土踏まずの部分が甲側に盛り上がってしまう「ハイアーチ」などの他の足の病気を反張膝が原因で併発する事もあります。

反張膝の治療法、改善法

反張膝を治療する際の治療法については、膝裏の部分の反り返りを防ぐ為のサポーターベルトを装用して矯正を行う治療法や膝を正常なバランスで支える為に必要な足の筋肉を鍛えてゆく運動療法による治療法があります。

運動による治療は、主に太ももの筋肉である「大腿四頭筋」を鍛える事が反張膝の症状を緩和して治療を行っていく上で最重要項目となります。

大腿四頭筋を鍛える具体的な運動方法としては、背筋をピンと伸ばして壁に背中をもたせかけながら、膝を地面に対して45度の角度に曲げ、つま先立ちを行う運動が効果的です。

日常でできるストレッチ法

反張膝を改善する為の日常で出来るストレッチとしては、椅子に座った状態で膝に近い太ももの部分を手のひらで押さえながら、つま先を地面から上げた状態で膝を曲げてゆく動作を繰り返すストレッチが効果的です。

膝の曲げ伸ばしを行う時には、決して膝裏を伸展させないよう気をつけてください。

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