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汗疹は子どもだけじゃない!大人の汗疹を予防する3原則

      2017/01/18

大人の汗疹(あせも)

汗疹(あせも)といえば、子どもが夏にかかる皮膚病というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

最近は酷暑と呼ばれるような耐えがたい暑さもあるせいか、汗疹に悩む大人が増えてきているようです。

特に、汗をかきやすい仕事とは関係のない人たちの間でも増えているとされ、これからは、まさに夏の国民病となるかもしれませんので、予防や対策についてしっかりと知識を持っておきましょう。

また、乳児湿疹(あせも)とは対処法に違いなどがありますので、理解を深めてくださいね。

大人の汗疹の症状

大人の汗疹は乳児の汗疹とは違い、紅色汗疹(こうしょくかんしん)と呼ばれる、赤いブツブツの発疹が起こり、かゆみが出ます。そして汗をかくと、今度は軽く刺すような痛みを伴う場合が多くなります。

かきむしると、さらにかゆくなったり、他の場所に広がったり、患部が潰れて細菌に感染して化膿したりしますので、かきむしらないように注意しなくてはなりません。

大人の汗疹の原因

まずは、基本的な汗疹発症のメカニズムをご説明しましょう。

大量に汗をかいた場合、汗が皮膚へと出るために通る汗管に詰まったりして完全に排出されず、表皮内に染み出して炎症を起こしてしまうことがあります。その結果、汗疹の症状をもたらしてしまいます。

子どもは体格や皮膚の表面積に比して汗腺が多かったり、皮膚に脂質が多かったりすることで汗疹が発生しやすくなりますが、大人は服装や食生活などが汗疹の発生しやすさに影響することが多いようです。

・服装
昨今のクールビズの導入で変わってきてはいるものの、オフィス勤務などではスーツを着込むことが多く、汗をかく頻度と量が汗疹の原因となる場合が多いようです。

男性なら、ベルトのある腰や腹部付近、ネクタイ・Yシャツの襟が当たる首まわり。女性なら、下着の当たる胸元など、肌に服の生地が密着しやすい部分で汗をかきやすいので、汗疹が発症しやすくなります。

・食生活
汗に含まれる成分によっても汗疹の発症しやすさに違いがあり、食生活が大きく左右していると考えられています。お酒や辛い食べ物も、汗をかきやすくなるという意味では汗疹に影響するといえるでしょう。

特定の金属成分(ニッケルやクロム、コバルトなど)を多く含む食品をたくさん食べると、汗疹になりやすいとされています。

以下に金属成分を含む食品などについてまとめましたので、普段の食生活を見直してみるのもいいかもしれません。

・ニッケルを多く含む食品など
はと麦、小麦胚芽、米ぬか、きな粉、豆類、アーモンド、胡麻、クルミ、落花生、チョコレート、ハマグリ、生ウニ、干しひじき、昆布、シソ、タケノコ、ワラビ、なめこ、ヒラタケ、コーヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶など。

また、ステンレスにニッケルが使われているため、そうした調理器具で料理することでニッケルを摂取する場合もあります。

・クロムを多く含む食品など
豆類(あずき、大豆、いんげん豆、ささげ、らい豆、豆腐、納豆、アーモンド、かぼちゃの種、銀杏、マカデミアナッツ、胡麻、サバ、サザエ、あわび、牡蠣、鮭、エビ、うなぎ、そば、ビーフン、コーンフレーク、海苔、チーズ、ほうれん草、モロヘイヤなど。

・コバルトを多く含む食品など
しじみ、あかがい、あさり、ほっき貝、、はまぐり、あさり、海苔、すじこ、煮干し、レバー、イワシ、いくら、かつおぶしなど。

大人の汗疹の治療法

大人の汗疹の治療法は、市販されている汗疹用の塗り薬を塗るのが一般的でしょう。簡単に手に入りますし、軽度の汗疹の場合には効果的です。

塗り薬には、弱いステロイド系と非ステロイド系のものがあり、妊娠されていなければ、ステロイド系の方が効果は高いでしょう。

ただ、症状が重い場合やかきむしって悪化した場合には、強いステロイドの塗り薬を処方してもらう必要があるかもしれません。

大人の汗疹の予防

まずは、大人の汗疹の予防の3原則をチェックしておきましょう。

・汗をなるべくかかないようにすること
・汗をかいたら拭き取り、皮膚を清潔にすること
・適度な保湿を与えること

この3原則を意識するだけでも、大人の汗疹の予防の第一歩といえます。

汗をかかないようにするには、服装の工夫が必要です。汗をすばやく吸って乾燥させたり、通気性が高く、体温を下げるような下着なども市販されていますので、積極的に利用しましょう。

制汗剤やクーラーなども併用するとより効果的です。

皮膚を清潔にするには、市販されている汗の拭き取りシートのようなものを利用するといいでしょう。もちろん、シャワーを浴びたり入浴できる時には、サッパリとリフレッシュするのがいですよ。

最後は適度な保湿。汗疹には肌を乾燥させるよりも、保湿が大切です。皮膚が乾燥しすぎると肌が荒れやすくなり、炎症のもとになりますので注意しましょう。

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