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喘息発作と風邪の違いと関係性について

      2017/01/27

喘息発作と風邪の違いと関係性について

風邪と喘息の違いは

喘息の発作では咳が出て非常に苦しい思いをします。
しかし、風邪を引いた場合にも同様に咳がでます。
一見しただけでは、喘息は風邪をこじらせただけで喘息とは気づかないケースもあります。
しかし、同じ咳でも喘息の咳は最悪命に関わる事態になる事もある非常に危険な咳です。喘息の場合は気管支が細くなるという症状が現れます。

通常人間はこの気管支を通して空気を取り込んでいるのですが、この気管支が細くなってしまうため、呼吸が苦しくなります。
喘息では気管支が細くなりはじめると、痰がたまり始めます。
そして痰が溜まるので咳が出るようになります。
更に気管支が細くなると、呼吸の度にゼーゼーやヒューヒューという音が混じって聞こえてくるようになります。
この結果、空気が肺に届かなくなり、酸素不足になってきます。
この時点になると顔色も悪くなってきて外から見ていても分かるような変化が表れてきます。
呼吸が出来なくなり、七転八倒の苦しみを演じる事になります。
そして、そのままこの状態が改善しないとそのまま死に至ります。
このような最悪の場合には死にも繋がるような呼吸困難を引き起こすのが喘息の特徴です。
そのため、気管支が細くなったために生じている咳が喘息の咳です。
同じような咳に見えても内実は全然違うのです。
では、喘息と風邪にはどのような違いがあるのでしょうか。
喘息と風邪の咳の大きな違いは喘息の風邪は夜には激しくなるが、昼には出ないというような一日の中でも症状が激しい時間帯とそれほどでもない時間帯があるという事です。
これに対して風邪の咳は昼でも夜でも風が良くなるまでは毎日のように出続けます。
そして、喘息の場合には咳をした後にゼーゼーやヒューヒューといった呼吸困難を伴う事があります。
また、風邪薬には風邪には効果を発揮して咳が止まりますが、喘息の場合には全く風邪薬や咳止めは効果を発揮する事はありません。

むしろ、喘息の場合には気管支拡張薬を飲む事が非常に有効な発作が出たときの対応策になります。
また、喘息には冷たい空気を吸った時やタバコの煙を吸った時など、気管支が刺激を受けた時に咳込みやすいという傾向があります。
また、会話、電話、運動などの時にも咳込みやすいという傾向があります。
喘息の発作が起こる場合は、外の環境に影響されやすいという特徴があります。
また、もう一つの大きな特徴として喘息の場合はほとんど熱が出ないという事が挙げられます。
とてもひどい咳をしていてきつそうなのに熱が全くない、もしくは微熱程度しかないという場合は風邪ではなく、喘息なのかもしれないという疑いを持った方がいいかもしれません。
どうしても風邪なのか喘息なのかという判別がつかない場合には呼吸機能検査という検査を受ければはっきりとどちらなのかが分かるようになっています。

風邪を引いてしまったときの対処方法

ぜんそくは風邪をこじらせた事が引き金になります。
そのため、まずは手洗いうがいをしっかりして風邪をひかないという事が本来の意味では対策になってきます。
また、喘息もちであるという事があらかじめ分かっている場合は吸入ステロイド剤を使用して、風邪の予防をしておくというのも効果的です。

しかし、不幸にも風邪をひいてしまう事もあります。
子供で喘息という診断を受けていない場合でも気管支がゼーゼーいったり、ヒューヒューいったりする子の場合はそのままこじらせると喘息を発症してしまう可能性があるので、要注意です。
また、喘息は鼻かぜに似たような症状が悪化して発症してしまうケースもあります。
このようなケースは鼻かぜであるため、親も喘息を想像せず油断してしまっているため、注意が必要になります。
このような場合に風邪から喘息になってしまわないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。
まずは風邪が悪化しないうちに安静にして休むというのが一番大切な事になります。
また、最近では子供だけではなく大人が喘息になるというケースも報告されています。
やはり大人が喘息になる場合も風邪をこじらせてしまった事が原因になっています。
しかし、大人の場合は仕事もあるので、風邪を引いたからと言って簡単に休む事は出来ない場合もあります。
ただ、もし風邪の症状が2週間以上続いていて、特に咳の症状がひどいようなら喘息になっているケースがあるので、一度病院で診てもらうようにするのがよいでしょう。

また、大人になって喘息になってしまった場合には風邪が原因ではない場合もあります。風邪のような体調不良ではなく、社会生活をおくっていく上で生じてくる様々なストレス、このようなストレスが引き金となって喘息の症状が発生しているという場合もあります。

このようなケースでは風邪の対応とは別にこのストレスの原因を解消する事が必要になります。
以上が風邪をひいてしまった時に喘息にならないようにするための対処方法でした。風邪を引いた場合には喘息につながらないようにしっかりと対策するようにしましょう。

 - Ⅰ型, アレルギーの種類, 気管支ぜん息