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夏は特に注意!食中毒を予防する3原則を覚えておこう!

      2017/01/18

食中毒を予防する3原則を覚えておこう!

毎年の梅雨時期の湿度が高く、気温が高い季節には食中毒にかかる方が増える傾向にあります。

自宅での調理で食中毒なってしまったり、仕出しやレストラン、料亭など大勢に食事を提供する場で食中毒が発生すれば大きな問題に発展してしまいます。そうした店舗へ保健所から営業停止を命じられるニュースもご覧になったことがおありでしょう。

ここでは食中毒の原因、症状、予防法について見ていきましょう。

食中毒の種類

食中毒は細菌によってもたらされます。どんな飲み物、食材を介したかによって原因となる細菌は異なり、約10種類以上の細菌があります。

食中毒を引き起こす代表的な細菌は以下のようなものになります。

・黄色ブドウ球菌
・サルモネラ菌
・腸炎ビブリオ

生の食肉や卵、魚介類を食べることで食中毒が発生するだけでなく、殺菌、消毒されていないまな板などの調理器具を使用することで感染する二次感染も原因となりますので注意しなくてはなりません。

また、調理してからできるだけ早く食べるのは大事ですが、調理する人の手に傷や荒れなどがある場合でも感染源になる可能性があるため、手に傷などがある人は調理をしないようにしましょう。

食中毒の症状

一般的な食中毒の症状は以下のようなものになりますが、どの細菌に感染したかによって違いがあるのも特徴です。

・発熱
・下痢
・嘔吐
・腹痛

押さえておきたいポイントは、感染してから発症するまでの時間です。

人の喉や皮膚にも生息している黄色ブドウ球菌では感染してからわずか3時間以内に発症する細菌もあれば、潜伏期間が長いサルモネラ菌や出血性大腸菌O-157のように2日目以降に発症する細菌もあるのです。

また、食中毒は最悪のケースでは死に至るということを忘れないようにしましょう。食中毒の細菌の一種でもあるボツリヌス菌による症状は発熱こそないものの、吐き気、脱力感、便秘、めまい、そして呼吸困難を引き起こしてしまいます。

出血性大腸菌O-157でも激しい腹痛や下痢、血便の症状があり、痙攣や意識障害を引き起こしますので、著しく体調を崩した場合はすぐ医療機関を受診しましょう。

食中毒になってしまったら

食中毒になってしまっても、焦らずに症状がどのようなものかを見極めましょう。

下痢や嘔吐があれば、失った水分のために脱水症状を引き起こしてしまう可能性もありますので、スポーツドリンクなどでしっかりと水分補給することが大切です。

発熱がある場合は冷やしますが、基本的に体を温めます。吐きやすい横向きの体勢を保ち、誤嚥性肺炎や呼吸困難を防ぎましょう。回復してきたら便の状態によって食事にも変化を加え、おもゆやおかゆなど負担が小さいものにしていくのがおすすめです。

嘔吐したものや排泄物にも食中毒を引き起こす細菌が含まれている場合がありますので、直接触れないようにしてペーパータオルなどで拭き取り、ビニール袋などの中に密閉し、破棄します。

また、嘔吐したものや排泄物は乾燥することで空気中に漂いやすくなってしまいますので、すぐに処理することが肝心です。

症状が重く、吐血、血便、激しい嘔吐、腹痛、息苦しさがある場合は直ちにお近くの医療機関を受診しましょう。大切なことは、独りで判断して間違った処置をしないということです。

食中毒の治療法

食中毒の治療法は、どの細菌に感染したかによって大きく異なってきます。医療機関では、まず食中毒の原因を突き止め、原因に合った薬剤による治療が行われます。

食中毒が完治するまでは、原因にもよりますが、2~7日ほどかかるといわれています。

いずれにせよ、独断で市販薬を服用することのないようにしましょう。市販薬によって症状が悪化してしまったり、症状が長期化する恐れもあるのです。

嘔吐や下痢は体内の異物を外に排出しようとする防衛反応となります。個人の判断で服用した下痢止めが自分自身の防衛反応を邪魔してしまうことになりかねません。

食中毒予防の3原則

・食中毒菌をつけない
調理前にはよく手を洗い、調理する際、生ものに触れたものはきちんと洗浄するか同じものを使いまわさないようにしましょう。細菌がつくことがなければ、食中毒になるリスクも大きく減らすことができます。

・食中毒菌を増やさない
食材を高温多湿の環境に長時間置かないようにしましょう。細菌の繁殖スピードは早く、たとえ冷蔵庫にあるものでも早めに消費していくことが大切です。

・食中毒菌を殺す
食材に潜む細菌は、たいていが加熱によって死滅させることができます。食材の中心部を75℃以上で1分以上加熱しましょう。また、調理器具も洗剤を使って洗うようにしましょう。

食中毒警報を参考に!

食中毒対策として、各地自体が発令している食中毒警報にも注意を払ってみましょう。食中毒警報とは、食中毒と気象条件に関連があるという推測のもと、食中毒の多発が見込まれる時に自治体が広報している情報です。

ただ、食中毒警報を実施していない自治体もありますので、各自治体のホームページなどを事前にチェックしておきましょう。

食中毒警報は、気温や湿度などの条件を発令され、主に夏の期間中に出されていました。今では、冬でも猛威を振るうノロウィルスの流行などにより、寒い時期にも警報が発令されるようになったようです。

 - 中毒症