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赤ちゃん、幼児の気管支喘息の注意点

      2017/01/27

赤ちゃん、幼児の気管支喘息の注意点

発症のピークは何歳?

気管支喘息とは子供から大人まで幅広い年齢の人がかかる病気であります。
気道という呼吸をするときの空気の通り道が狭くなることで喘息が引き起こされます。

その原因は様々であり、大人の場合ですと気管支喘息を引き起こす原因としてたばこやストレス、気温の変化や季節の変わり目、香水などの化学物質の臭い、空気が汚染されていることによって気管支喘息を引き起こすことが考えられます。

その一方で赤ちゃんや幼児がかかる喘息の原因としてはダニやハウスダスト、花粉や食物などのアレルギーが原因であることがほとんどとされています。

赤ちゃん、幼児の気管支喘息の発症のピークは1歳から3歳とみられており、小児喘息の8割は3歳までに発症するといわれております。
1歳から3歳が気管支喘息を発症するピークなのですが、その中でも特に1歳でかかる割合がいちばん高いという調査報告が出されております。
続いて2歳、そして次に多いのが3歳になります。
赤ちゃん、幼児の気管支喘息の場合、男女比で比べてみますと男子が比較的多いとされています。

個人差もありますが、小学校高学年くらいになったらだんだんと喘息の症状が軽くなってくる場合が多いそうです。
しかし一度喘息の症状が治まったからといって安心していても、大人になってまた再発することも中にはあり得ますので注意が必要です。

1~3歳の幼児の場合の診断・見分け方

赤ちゃんや幼児ですと風邪なのか喘息なのか見分けがつきにくいものですが、喘息にはいくつかの特徴があります。

まず、咳が長く続くということ。
普通の風邪ですと薬を飲めば数日から長くても数週間で症状は治まってくるのですが、喘息の場合はずっと咳が続きます。
そして時間や季節にも特徴があり、喘息の場合は比較的夜中から朝方にかけて咳がひどくなることが多いようです。
眠れないほどの咳が出て、夜中に何度も目が覚めてしまうことがあります。

そして季節の変わり目も喘息の症状が出やすい時期だといわれており、春や秋、さらには梅雨のジメジメした時期に喘息の症状が出やすいともいわれています。

そして咳の「音」も見逃してはいけません。
気管支喘息はゼーゼー、ヒューヒュー、などの喘鳴といわれる呼吸音がすることがあります。
赤ちゃんや幼児が呼吸をするたびにこのようなゼーゼー、ヒューヒューなどの音が聞こえたら気管支喘息を疑います。
この喘鳴という音が気管支喘息の最大の特徴となります。

このゼーゼーした呼吸が続くと苦しさも出てきます。
胸が苦しそうだったり呼吸が安定していない場合、直ちに医師の診断を仰ぐべきであります。
ひどいときには呼吸困難に陥ってしまうこともあるのです。

そして喘息には風邪のときに出される咳止めでは効かない場合がほとんどであります。
咳の根本的な原因が違いますので、風邪のときに出される薬では効果が出ないのです。
基本的に赤ちゃんや幼児がかかる気管支喘息の原因はアレルギーが一般的だといわれていますので、それに合った治療法を医師と相談しましょう。

気管支喘息は早いうちに治療することで、重症になったりひどくなったりすることを防ぐことができます。
ひょっとして気管支喘息かも、と思ったらできるだけ早めに医療機関で調べてもらうことがとても大切だといえるでしょう。

対処・治療方法

赤ちゃん、幼児が気管支喘息にかかってしまった場合、どのような治療が効果的なのでしょうか。

喘息の治療として考えられるものとして、薬による治療、生活や環境を整えることによる治療、体を鍛えることによる治療があります。

薬による治療には2種類あり、喘息の発作が起きたときに服用する場合と、喘息の発作を防ぐために発作が起こっていないときにも定期的に普段から薬を服用する場合があります。

発作を予防するために毎日定期的に服用する薬を長期管理薬といい、喘息の症状がなくても医師の指示通りに毎日服用することが大切であります。
薬を服用することによって気道の炎症を抑え、発作を起こりにくくする効果があります。

そして発作が起きたときに服用する薬を発作治療薬といい、こちらは名前の通りに喘息の発作が出始めたときに速やかに薬を服用します。
そうすることによって発作時の症状を和らげ、鎮めることができます。

その他にも普段から発作をできるだけ起こさないために生活環境を整えることも大切であります。
赤ちゃんや幼児の気管支喘息の原因はアレルギーであることがほとんどなので、そのアレルギーの元となるダニやハウスダストやホコリ、花粉などをできるだけ排除することが必要です。
ペットの毛もアレルゲンとなることがありますので気をつけましょう。
これらのアレルゲンが体内に入ると気道が狭くなって発作が起こってしまうため、完全な除去は難しいかと思われますができる範囲で排除するよう、心がけます。

そして体を鍛える方法もあります。
こちらは赤ちゃんには適用されませんが、ある程度動くことのできる2歳、3歳児などに比較的効果があるといわれています。
例えば水泳など、定期的に運動をすることによって筋力がアップし、呼吸筋も鍛えられます。
呼吸筋がアップすると体が強くなるだけではなく、喘息の発作も和らげることができるといわれています。

 - Ⅰ型, アレルギーの種類, 気管支ぜん息