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気管支ぜん息治療、ピークフローメーターの活用方法とは

      2017/01/27

気管支ぜん息治療、ピークフローメーターの活用方法とは

ピークフローとは

ピークフローとは、思い切り息を吸い込んで早く吐き出したときの最大の息の速さのことをいいます。吐く息の量と間違いやすいのですが、あくまでも息の量ではなく息の速さのことをいいます。
分かりやすくまとめると吐く息の瞬間最大風速ということです。

ピークフローは気管支の状態を表しているとされており、喘息の発作がないときにでもピークフローの値を測ることによって気管支の状態を常に知ることができます。

このピークフローを測るのにはピークフローメーターという呼吸機能を測る器具を使用します。
使用方法もそこまで難しくはないとされており、誰でも簡単に手に入ることができるのですが、幼い子供には難しいとされているため、だいたい6歳を過ぎた頃から使用することができるといわれています。

ピークフローメーターを用いて毎日だいたい同じ時間に測定することによって自分がいつ発作が起きやすいのか、いつが安定しているのかなどをだいたい予測することができるため、1日に数回測ることによって自分の体調をより詳しく知ることができるのです。

日常生活をおくる上での不安材料を取り払うためにも、ピークフローを測ることはとてもおすすめです。

操作方法・流れ

ピークフローはピークフローメーターという器具で測定ができます。
このピークフローメーターの操作方法は比較的簡単なため、手軽に使用することができます。
しかし先ほども申しましたように幼い子供には扱いが少々難しいため、個人差はありますがだいたい6歳頃から使用が可能となります。

それでは操作方法を説明いたします。

まずは姿勢ですが、立った状態でもイスに座った状態でもどちらでも測定は可能になります。
しかしここで注意するべきことは、毎回同じ姿勢で測ることです。
昨日は立って測ったけれど今日は座って測った、ということにならないように必ず測定するときの姿勢は決めておきましょう。

そしてピークフローのメーターをゼロに合わせます。
目盛りの部分に手がかからないように注意しながらメーターを持ち、思い切り息を吸い込んでください。
このとき、口を大きく開けて思い切り吸い込むことがポイントです。
息を吸い込んだあとに吹き口の部分をしっかりと口で覆い、一気に息を吐きます。
このときできるだけ素早く息を吐くことが重要となります。
息をすべて吐ききる必要はありません。
息を素早く吐いたあとはピークフローメーターの目盛りを見ます。

この流れを3回おこないます。
そして測定したうちの最大値の数値のものをノートなどに記録しておきましょう。

これがピークフローの操作方法です。
とにかく素早く息を吐くだけ、というシンプルな方法ですので手軽におこなうことができます。

このピークフローは朝、昼、夜と1日に3回ほど測定すると、その時間によっての数値の違いから、自分の気管支の状態を知ることができます。
1日3回測定するのが難しい場合は朝と夜の2回でもよいでしょう。

値が低いときが気管支の状態が悪く、発作が起きやすい時間であります。
毎日測ることによって、自分がだいたい朝、夜、いつに喘息の発作が起きやすいのが予測できることがピークフローメーターを使用する利点であるといえるでしょう。

ピークフローモニタリングの利点

ピークフローモニタリングとは、ピークフローメーターを使用してピークフローを測定し、その値を折れ線グラフにして記録していくことをいいます。

ピークフローモニタリングをおこなうことによって自分がいつ喘息の発作が起きやすいのか、または起きにくいのか、いつ注意するべきなのか、などがグラフを見て分かるため、とても便利なものであるといえます。

喘息の発作が起きてからの対処はとても大変であり、薬を服用してもすぐに効かない場合もあるので発作が起きてからですと対処するのに何かと大変です。
しかしピークフローメーターの数値は発作の症状を感じる前に低下しますので、これから起こる症状が予想できるという点でかなり優れています。

いつどこで発作が起きるか分からない不安からもこのピークフローモニタリングのおかげでだいぶ解消されることでしょう。

そして、薬を服用されている場合、その薬が本当に自分に合っているかどうかも判断できます。
薬が合っていると肺機能は良くなってきますが、薬が合っていない場合はピークフローメーターの値が低いことが多いなど、服用している薬を見直すポイントにもなってきます。

一般的にピークフローメーターの値が80%を超えていると状態は安定しているといわれています。
80%を基準と考えて、それを下回った場合は速やかに医師に相談する、などの対策を早めにとることができます。

そして80%以上をキープしていると気管支の状態が安定しているということですので心理的にも安心できるため、日常生活の中の不安を解消することもできます。
このようにピークフローモニタリングは様々な不安要素を解消したり、自分の状態をより詳しく知ることができるため、利点が多いのです。

 - Ⅰ型, アレルギーの種類, 気管支ぜん息