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自分を知ることから始まる。2分でできるADHD診断

      2017/01/18

自分を知ることから始まる。2分でできるADHD診断

近年、乳幼児期の健診等で発達障害の診断を受ける子どもが増えてきています。

発達障害には様々な原因と障害がありますが、その一つにADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害があります。

このADHDという障害は気づかれにくく、また周りから理解されにくいため大人になって初めてそういった障害だったという方もいらっしゃるぐらいです。

今回はADHDについて詳しく説明したいと思います。

ADHDの症状

ADHA(注意欠陥・多動性障害)という障害の症状は、不注意、多動性、衝動性の3つの症状に分けられます。

忘れ物が多い、集中する事ができない、片づけが苦手、物をなくしやすい等の不注意。

落ち着いてじっとしている事ができない、静かにするべき場所で静かにする事ができない多動性。

順番を待つことができない、気に入らない事があると暴れてしまうという衝動性。

どの症状を持ち合せているかは1人1人異なります。

この障害は年齢によって現れる症状が違い、生まれてすぐADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断される事はありませんが、乳幼児期の健診など小学校に入るまでにこの3つの症状が現れる事は多く、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の疑いを持たれる事が多いです。

特にその他の発達障害を併発している場合も多く、言葉が遅れている事が障害を発見するきっかけになる事も多いのです。

乳幼児期の症状では他の子をたたいたり乱暴する事がある、我慢ができないので癇癪を起す事は多いなどで、ADHD(注意欠陥・多動性障害)なのか性格によるものなのかを判断する事ができず、その分周りから理解されにくい事が多いです。

そして小学校に上がる頃になると、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の症状が顕著に表れるようになり、授業中でも歩き回ってしまう、忘れ物をする、友達と仲良くできず衝動的に叩いたりするなどの行動をとってしまい、周りから問題視される事も多くこの頃になるとADHD(注意欠陥・多動性障害)の診断が下る事が多いです。

思春期になるとその他の発達障害との合併症にも十分に注意しなければいけません。

学習障害や自閉症などがあれば、周りと上手く関わる事ができず、いじめや引きこもりといった二次障害が起こる可能性があります。

子どものADHDにどのように付き合っていくべきか

 

そして成人になると子どもの頃にADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断されていた人にも症状が穏やかになる人もいますし、自分の障害の特性を理解して上手に向き合っていき仕事をしている人もたくさんいます。

しかし、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の症状だけでは障害の判断が難しく、特に何らかの発達障害と併発していない場合には、子どもの間にADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断されず、大人になって初めて自分が障がい者だった事に気づくという方もいらっしゃいます。

仕事でのケアレスミスが多い、計画を立てて仕事や作業ができない、長時間座っていられないなどの症状が出てしまい、大人になると親などフォローしてくれる人がいない状況にない事や仕事では責任が発生してしまう事もあり社会生活を送る上で困難が生じる事も非常に多いです。

またこのADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害と非常に似ている障害で、アスペルガーという障害があるが、この二つの障害を見極める事は非常に難しいので十分に注意しなければいけません。

ADHDの原因

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の原因は先天性の脳の病気です。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の原因に関してはまだ解明されていない部分も多いのですが、脳に小さな損傷が生じたために様々な障害が起こっていると理解されていて、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の方を脳を検査してみると、前頭葉や綿条体など部位によっては容積が小さい部位もありそのような点に関連して、快楽などを感じる事ができるドーパミンという物質にも異常が生じていると言われています。

また、発達障害を理解する上で大切な事の一つに遺伝との関係性があると言われています。

このADHD(注意欠陥・多動性障害)は、両親が2人ともにこの障害があると、その子どもが障害になる確率は約20%と言われています。

また兄弟にADHD(注意欠陥・多動性障害)の子どもがいると、その他の兄弟がこの障害になる可能性は25%~30%あります。

しかし、これは遺伝的な問題だけであり、障害の発生や症状の強さには育てられた環境も関係しています。

ADHD診断チェック

1.会議や授業中などじっとしている事が非常に苦痛である
2.部屋の片づけ等が苦手だ
3.約束の時間を守れない事が多い
4.ささいな事でキレるような事がある
5.他の人から変わっているなどと言われる事がある
6.仕事や作業中でも周りの色々な事が気になってしょうがない

ADHDの治療法

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は先天性の障害ですので、完全に障害そのものを治療する事はできませんが、投薬や心理療法などでその症状を抑える事ができます。

しかし、その他の発達障害を併発している可能性もあるので十分に注意しなければいけません。

薬による治療ではコンサータという薬が効果的であり、医師にはこの薬を処方されます。

心理療法では自分自身をADHD(注意欠陥・多動性障害)という障害がある事を認めた上で、自分自身の特性を理解して我慢しなければいけない部分はできるだけ我慢できるように少しずつ身につけていく事が大切です。

その他にも最近ではサプリなども販売されていて、薬との飲み合わせに注意しながら自分に合うサプリを服用するのも効果的です。

 - 精神・心の病気