アレルギー・ヘルスケア119番

鼻炎やアレルギー、アトピーや健康全般についての情報サイト。

*

早期発見と矯正トレーニングで改善できる!子どもの弱視

      2017/01/18

子どもの弱視

弱視とは、裸眼視力が0.3以下で、どのような矯正を試みても0.4以上の視力が得られない眼のことを言います。

この弱視は、ちょっと子供の視力が悪いのかな、少しおかしいなと思いながらも親が全く対処しなかった

ためにすっかり小学校高学年になって、弱視を改善するチャンスを逃してしまうことは良くある話なんです。

今回は、早めに気が付いて欲しい弱視についてお話します。

弱視の症状

生後6ヶ月を過ぎた赤ちゃんの場合、眼で追わないという症状が現れて始めて弱視を疑われます。

1才になっても親と全く眼が合わないし、ものを見せても眼で全く追わずに無関心という場合も注意が必要です。

また、歩き始めた頃の子供を、外に連れ出すとものに当たりそうになったり、他の子供よりもよく転ぶ。

なぜか歩くときは足をしっかり上げずに、すり足で歩くようなこともあります。

またテレビを見るときに目を細めて見たり、身体を傾けて見ている、集中力がなく見ることを持続出来ない場合も弱視の可能性があるので、お子さんの行動を注意して見ましょう。

そして、もしおかしいと感じたら早めに眼科に連れて行ってあげるのが大事です。

弱視の原因

もともと生まれつき眼の水晶体が白く濁っていたり(白内障)生まれつき瞼が上がりにくい(眼瞼下垂)ことが弱視の原因になってしまうことがあります。

水晶体が濁っていると、ずっと曇りガラス越しにものを見ているようなものです。

また同じく生まれつき瞼が上がりにくい場合も、ものが常に見えにくい状態なので、ものを見る力が成長しなくなってしまうんです。

他には生まれつき、眼の位置が左右ずれている(斜視)場合や、もともと乱視や遠視があるときも網膜にピントがあわないので、視力が発達しなくなってしまうことがあります。

ものをしっかり見ることができない状態が、長く続くと脳へ刺激が伝わらないために、視力の発達が停止してしまいます。

また、大人が常に寝転んでテレビを見たり、暗い部屋で過ごすなどの習慣がある家庭では、子供も真似をするので視力の成長に良くない影響を与え、弱視につながってしまうこともあるようです。

子どもの弱視に気づいてあげよう

生後間もない赤ちゃんは、部屋が明るいか暗いかなど光の明暗しかわかっていません。

生後2ヶ月ほどで少しずつ眼が発達し、人の顔の形や色が分かるようになって、その後、視力が少しずつ上がって、生後6ヶ月ほどになると
目の前で動くものを目で追うことが出来るようになってきます。

赤ちゃんが一番良く見える距離は、赤ちゃんの顔から約30㎝です。

ですからその30㎝の距離で赤ちゃんの顔をじっと見ながら、自分の顔を動かしてみてください、その顔を追うように赤ちゃんの視線が動けば、問題がないと言えます。

赤ちゃんが最初に見える色は黒と白だと言われて、その後は黄色や赤、ピンクなどの明るい色が見えてきます。

ですから、一番最初はお母さんの目をじっと凝視するはずです。

どんどん赤ちゃんの目の前で、明るい色を見せてきちんと見えているかチャックすることも大切です。

子供が歩き始めた頃のチャック方法は、ものを持ったりつかんで食べたりするときに自分の目のそばまでものを持っていって、食べていないかなども重要なポイントになります。

また、すぐにつまずくことが多いなども要チェックですね。

弱視の治療法

弱視は人の眼で見た視覚の情報が伝わる経路に支障があるときに起こります。

人が眼で見る機能の感受性は、産まれてすぐにグングン上昇して約3カ月くらいでピークとなりしばらく持続します。
その後見る機能の感受性は徐々に低下していくと言われています。

ですから、弱視の治療は10歳までに始めることが肝心だと言われています。

弱視を治療する方法は、視力が良い方の眼を眼帯や眼用のパッチである一定時間閉ざし、弱視側の眼に完全に眼にあった眼鏡をかけて矯正をするというのが基本的な治療になります。

ただし両眼が同じくらいの視力低下がある、屈折性弱視の場合は、片目を覆ってしまうことなく、完全矯正した眼鏡をかける処置をとります。

弱視は、なるべく早い段階で治療を始めれば効果がより大きくなるので、もしも3歳児検診などで、弱視の疑いがあると診断されたときは、早めに病院で精密な検査を受けて治療を開始しましょう。

ただし、子供の顔は大人に比べて鼻も低く、重いメガネや自分に合わないメガネだとずれやすく、それがストレスになって治療を嫌がってしまうこともあります。

それでは、治療効果も半減してしまうので、眼科で定期的にメガネがしっかり合っているかを、チェックしてもらうことで、治療効果も上がり、子どものストレス軽減にもつながります。

 - 子どもの病気