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あなたの指も疲れていますよ。スマホも一因の症状「ばね指」

      2017/01/18

ばね指・腱鞘炎

手や指を使いすぎることで生じる腱鞘炎。その腱鞘炎の一種として、ばね指というものがあります。

言葉通り、指がばねの様になり、伸ばすことが困難になったり、曲げ伸ばしの際に痛みを生じるなどの状態のことを指します。

このばね指はどの様にして起こるのでしょう?原因や治療法などについてお話していきたいと思います。

ばね指の症状

指を曲げた後、伸ばすことが出来なくなってしまったり、曲げ伸ばしの際に痛みが生じてしまう、動かすと指の付け根に引っ掛かりを感じるなど、様々な症状が起こります。

そして、引っ掛かり部分を過ぎた際に、それまで伸ばすことが困難だった指が、突然ばねが伸びる現象と同じようにピキーンと伸びてしまうと言うことがあります。また、いつまでも伸ばすことができずに、もう片方の手で無理矢理伸ばしてあげなければ元に戻らないという場合もあります。

手のひらに腫れや痛みが認められることもあります。

この場合、腱鞘炎の中でもばね指と言う症状だと言えるでしょう。

腱を包んでいる腱鞘が腫れることで、腱の通り道が狭くなり、腱の働きであるスムーズに関節を動かすという行為が出来なくなってしまうからです。

指の中でも、特に親指に起こりやすいと言われています。

ばね指の原因

腱鞘炎と言うのは、主にその部分を使いすぎることで起こると言われています。指を酷使する仕事や手を使うスポーツ等を行っている場合、生じやすくなってしまうかもしれませんね。

また、編み物や裁縫を長時間行ったり、パソコンやスマートフォンの使用によっても起こる場合もあります。

これら以外にも、以下のような場合にばね指は起こりやすくなります。

・骨粗鬆症となっている
・筋力が低下している
・ホルモンバランスが崩れている
・妊娠や出産後
・更年期障害を抱えている
・糖尿病を抱えている
・慢性的な肩凝りを抱えている
・柔軟性に欠けている

体調が整っていない場合や、筋肉の柔軟性がないために必要以上に力を入れて生活をしている方に起こりやすいと言えるでしょう。

不必要な力が常に加わるために、腱鞘に炎症が起こり、腫れ、腱の動きが鈍くなってしまうのですね。

この様なばね指となってしまった場合、どのように治療していけばいいのでしょう?

ばね指の治療法

まずは指を安静に休めることで改善を促す、保存療法が行われます。指を使わずにしばらく安静にすることで自然に完治させることも出来るのです。

但し、毎日指を酷使する生活を繰り返した為に起こったばね指であった場合、指を使わずに安静にすると言うのはとても難しいですね。自ら指を使わないよう気を付けると言うことが出来ない場合は、強制的に安静にさせるための器具を使用します。

器具を装着すると指の動きに制限がかけられてしまうため、生活自体がとても不便になってしまいますが、こうして指の安静を保つとが出来れば、手術などをしなくても回復させることができるでしょう。

もし、指の安静も、器具の装着も困難である場合は、ステロイド注射によって炎症を鎮める処置が行われます。注射1本で治まるのであれば簡単ではありますが、何度も使用することができませんし、腱が弱まるという副作用の可能性も秘めています。

ですから、何度もばね指となってしまう方にはおすすめ出来ません。

上記の治療法では直せない場合、手術による治療が行われます。

時間に余裕がない方や、副作用を避けたい方、指を使わないではいられない方にお勧めの治療法です。

但し費用もかかりますし、身体にも負担がかかってしまうため、マッサージや鍼灸治療など、出来る限りの治療法を試した後の最終手段として考えておくといいでしょう。

ばね指の予防法

指の酷使を避けることが重要なのですが、仕事上、どうしても避けられない場合もありますね。この場合は、体の柔軟性を高めるよう努力してみるといいでしょう。

柔軟性がなく、無理に体に力が入った状態ですと、首コリや肩凝りなどを発生させてしまいます。この様なコリが生じると、使用する指にも不必要な緊張が起こり、無理な力がかかりすぎてしまうのです。すると腱鞘に炎症が起こりやすくなってしまいます。

指を使用する前には、ストレッチやマッサージなどを行い、全身を適度にもみほぐすようにしておきましょう。

また、他の病気が原因となって生じている場合は、根本となる病気の治療に専念することも大切です。

女性の場合は妊娠・出産後にばね指となる場合が多く見受けられますので、妊娠中・産後の編み物やお裁縫など、指を使用する場合は、無理のない程度のストレッチ、もみほぐし等を行ってからにしましょう。

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