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急な下痢には注意!毒性の強い細菌に侵されている可能性が!

      2017/01/18

急な下痢には注意!毒性の強い細菌に侵されている可能性が!

急性の下痢は、ウイルスの感染があるウイルスの感染性と非感染性に大別されます。気をつけなければならない急性下痢は、感染性下痢です。なんらかの菌が原因のことが多く、下痢と同時に嘔吐も発熱も伴うケースもあり、下痢に血液が混ざる状態の下痢が1日に十数回続くこともありますので、体力の消耗が激しいです。

大腸菌O-157のような緊急性を伴う食中毒もありますから注意が必要です。今回は、急性下痢について紹介いたします。

急性下痢とは

80%以上が液状になっている便を下痢といいますが、急性下痢は外因性の下痢で、外部的な原因で急に下痢になるものを称します。ウイルス感染があるケースのウイルス性感染性の下痢と非感染性下痢に分けられます。

非感染性下痢の症状としては急性の下痢はあっても、熱はなく、吐き気もありません。軽い腹痛くらいで回復しますから、医療機関を受診せずとも治ってしまいます。ただ、脱水症状に陥る危険性がありますので、下痢が落ち着いたら水分の補給をします。

一方、感染症の急性下痢は、感染した菌の種類によって症状も異なりますが、血液や粘液などが混じった下痢便に加えて激しい腹痛、吐き気、嘔吐や発熱などが伴います。

下痢便に血液などが混ざったり、腐ったような臭気があったり、腹痛を伴うことも多く何度もトイレにかけ込むようになります。

・サルモネラ菌
サルモネラ菌の場合は、潜伏期間の後、悪心や嘔吐が始まります。その数時間後に腹痛や下痢が1日何度も繰り返されます。水様性の下痢です。通常3~4日続いた後に治まることが多いのですが、1週間以上におよぶこともあります。血便が見られる水様性の下痢が起こり、発熱もあります。

・腸炎ビブリオ
食中毒の症状は、上腹部の腹痛、下痢、吐き気、嘔吐などで、こちらも発熱を伴います。潜伏期間が短いほど重篤な症状になるといわれています。

・O-157
ベロ毒素という強力な毒素のために、出血をともなった激しい下痢を起こします。強力な感染力と強い毒性が特徴。主な症状としては出血性の下痢があります。

経過が複雑で感染直後には症状は出ません。4~9日くらいでも症状は出ませんが、発症の1日目に激しい腹痛と下痢が始まり、発症3日目には、出血性下痢と激しい腹痛が起ります。発症7日目に血小板や尿量の減少といった症状が出て、ここで発熱する場合もあります。

原因別急性下痢の対処法・治療法

非感染性下痢

下痢非感染性下痢は 短期間の下痢で1~3日ほどで回復します。1日食事制限をして、脱水症の予防のために下痢が収まってから水分補給をすれば回復するでしょう。

感染性下痢

色々な菌の特徴があります。特に、サルモネラ菌、0-157は最初の対処法を間違えると重篤になる可能性もあります。小児やお年寄りは脱水症状を起こしやすく、全身の症状が悪化するケースもあります。

水分の補給を心がけることが大切です。水分補給は、湯冷ましや麦茶、番茶、スポーツ飲料などで補給しましょう。嘔吐を伴う下痢の場合は水分補給が難しいので、病院で点滴を受けるようにしましょう。

こういうケースでは、下痢止めの薬を飲みたくなるところですが、下痢は毒素を体外に出そうとする体の防御反応なので、食中毒など発熱を伴う急性下痢でも、下痢止めの薬を服用せず医師の判断に任せることも大切です。

・サルモネラ菌

対処法
感染症の急性下痢対しては、下痢止めは菌の排出を遅らせるので使用しない傾向にあります。熱が出ても、解熱剤は、抗菌薬との併用に問題がありますから使用を避けています。

重症化する可能性を考え、入院などの措置を講じることも考えます。脱水症に注意する必要があります。薬の抗菌薬は、重症なケースには投与が検討されるでしょう。

予防
・肉類は生で食べることは控え75℃で1分以上加熱をすること
・調理器具も熱湯や消毒用エタノールで殺菌、消毒すること
・生肉に触ったら手洗いと消毒をすること
・ペットのトイレ掃除の後は手をよく洗うこと

・腸炎ビブリオの対処法
予防としては、魚介類の調理の際に使用したまな板の洗浄、消毒を徹底すること。生の魚介類を扱った手の消毒も必要です。調理前や調理後の魚介類は、室温で放置しないこと、調理したら早く食べるようにしましょう。

・O-157の対処法、治療法
O-157による食中毒の主な症状は出血性の下痢なので、下痢に対する治療を行います。菌を増やさないように抗生物質を投与し、安静を確保します。下痢による脱水症状がひどいときには、点滴を使用するケースもあります。

下痢止めは、O-157菌を大腸内に残してしまうことになるため使用を避けます。小児やお年寄りは脱水症状を起こしやすいので、湯冷ましや麦茶、番茶などを補給してあげましょう。

水分補給を行いながら消化にいい重湯から3分がゆ、5分がゆそして全がゆと準備していきましょう。回復してきたら、腸内の善玉菌を増やすために整腸剤の服用が効果的です。腸内バランスを整えるヨーグルトなどの乳酸菌、納豆、オリゴ糖をとれば、痛んだ腸を整える補助をしてくれるでしょう。

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