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スマホの長時間使用で体は蝕まれる…スマホ症候群を防ごう

      2017/01/18

スマホ症候群

携帯電話の機種の流行が、ガラケーからスマートフォンに移り変わり月日が経ちました。軽いので片手で持ち、親指や人差し指を軽く滑らせるだけで操作可能で、ベッドに寝転がりながら気軽にゲームやメールを長時間楽しむことができるようになりました。

シンプルで使いやすく、便利ではありますが、近年スマートフォンの長時間使用によって引き起こされる病気が取り沙汰されるようになりました。そういった身体の不調はスマホ依存症と呼ばれています。

今回は数あるスマホ症候群のなかでも、スマートフォンの長時間使用によって引き起こされるブルーライトによる弊害、テキストサム損傷について焦点をあてて紹介していきます。

スマホ症候群とは

スマホ症候群とは、携帯スマートフォンの使用時に取る姿勢によって引き起こされる身体の不調のことです。

職場においてもパソコン作業が多い今、スマートフォンの普及により通勤時や昼休みにも携帯画面と常ににらめっこ状態の現代人は、知らず知らずのうちに不自然な姿勢を取っていることが多いといわれています。

スマホ症候群の一つである、スマートフォンの長時間使用によって指が変形するテキストサム損傷についても、正式な病名ではなく、スマートフォンの使いすぎによる親指の腱鞘炎が本来の定義であるといわれています。

スマホが原因で起こる病気

スマホ症候群の病気としてよくあげられるのは、近くの文字が見づらくなる症状や、近くのものにピントが合わず視界がぼやける症状のスマホ老眼です。本当の老眼とは程遠い若年者に増加しています。

そして、スマホ首やスマホ肩など、長時間同じ姿勢をとってスマートフォンを使用することで肩コリや首の痛み、または肘などにもゆがみが出て痛みを訴える方も多いそうです。

ブルーライトによる目への影響も無視できるものではありません。現代人はブルーライトを発生させるスマートフォンを長時間見つめている状態にあるのです。

スマートフォンの長時間使用によって、知らず知らずのうちに指が変形してしまうとの噂で恐れられているテキストサム損傷についても、本来の意図としては親指の腱鞘炎のことを指しています。

しかし、親指の腱鞘炎は本来、普通の人が普通に生活する場合には発生しにくい病気であり、漫画家や指を酷使する職人の職業病であるといわれてきました。

旧来は少し特殊な職業に就く人々を悩ませていた親指の腱鞘炎が、スマートフォンの普及によって普通の人々の生活に迫っているのです。

スマホ症候群の症状

スマホ老眼は、眼の水晶体の調整力の低下によるもので、至近距離からスマホを見続けることで筋肉のピント調節が機能しずらくなる状態のことをさします。少し休憩すれば治るのですが、あまりにも長時間使用し続けると、重篤になる場合もあります。

首や肩こり、肘の痛みを引き起こす姿勢は、痛みやしびれを引き起こし神経症や頭痛やめまいの症状が出るといわれています。

瞳を痛めるブルーライトについては、眼精疲労だけではなく、睡眠障害やうつ病、肥満やガンなども引き起こすといわれており、注意が必要です。ブルーライトは、紫外線の次に刺激が強い光で、目を傷めやすいとされています。

ブルーライトを至近距離から集中して長時間目に浴び続けると、眠気を誘発するホルモンであるメロトニンの体内分泌量が減少し、体内時計が狂ってしまうことが睡眠障害などを引き起こす原因となっています。

テキストサム損傷は、長時間親指を同じように伸ばしたり広げたりして操作するゲームなどによって発生しやすく、職人の職業病のような腱鞘炎になるといわれています。親指の根元が痛くなり、指を曲げ伸ばしできなくなる症状や、親指側につながる手首に痛みが出る症状が報告されています。

スマホ症候群の治療法

スマホ老眼の場合は、15分おきに休憩をとり、筋肉のピント調節機能を回復させるため数分間、瞳を休ませることが必要です。

肩や首、肘は、長時間同じような姿勢を取らないように意識づけて、適度に身体を動かし、休憩の合間にストレッチすることも有用です。

また、現代人の生活にはブルーライトがあふれており、完全に瞳に浴びないように生活するのは不可能です。最近では、ブルーライト対策用の目薬も発売されています。

目薬の他にも、就寝前の約2時間まえにはパソコンやスマートフォンの使用を控えること、ブルーライト対策用の眼鏡をかけること、照明をブルーライト対策が施されているものに変えることなど、治療法とまではいきませんが、日常の対策が重要となります。

テキストサム損傷については、適度に手をぶらぶらさせて血行を促すこと、痛くなったら作業を中止して水で冷やすこと、冷感湿布を貼って痛みを緩和させることが実際の治療になります。また、お風呂でのマッサージもいいとされています。

しかし、これらの症状が改善されず、痛みや不調が顕在化してしまった場合は、早めに病院にかかることをおすすめします。

スマートフォンとの付き合い方

スマートフォンは便利で欠かせないツールですが、病気になってしまっては元も子もありません。スマートフォンに振り回されてスマホ症候群になる前に、長時間使用によって起こりうる弊害に留意して、賢く使用していきたいものです。

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