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視界が濁り始めたら白内障の可能性大。最悪失明も…

      2017/01/13

白内障

白内障は加齢とともに発生率が増加する目の障害で、誰にでもかかる可能性のある目の病気です。

また、近視や遠視などの視覚障害とは違い、ほっておけば失明に至る危険もあり、世界レベルで見れば失明原因の第1位に挙げられています。

日本では白内障手術の進歩により手術さえすれば失明に至ることはなくなりましたが、手術でしか治せない厄介な病気です。

白内障の症状や、白内障になる原因、手術や予防法をご紹介します。

白内障と緑内障の違い

白内障も緑内障もほっておけば失明にまで至る恐ろしい目の病気ですが、悪くなる場所も症状も違う全然別の障害です。

白内障では悪くなる場所は目の水晶体です。

水晶体は光を通し、網膜に像を結ぶレンズの役割をしますが、その水晶体が濁ってきて、光をさえぎり、濁り具合の進行に合わせて徐々に視力が落ちていきます。

緑内障は、網膜に結ばれた像を脳が画像として認識する情報を、脳に伝える視神経の異常です。

目は眼球とも言うように丸いボールのような形をしていますが、この丸い形状を維持するためには一定量の圧力が必要です。

緑内障の多くは、この圧力が大きくなりすぎて、視神経を圧迫することで起こります。

白内障の濁りに対して、緑内障では視野の一部に見えない部分が現れます。

白内障の症状

白内障は水晶体が濁る病気です。といっても最初から、水晶体全体が濁るわけではありません。

初期段階では水晶体の一部がうっすらと濁り、どこが濁るかは個人によってそれぞれ違ってきます。
したがって、初期症状では濁る場所や濁る範囲によってかなりの個人差が出てきます。

たまたま瞳の近辺に濁る部分ができると、初期段階から視力に違和感を覚えます。

しかし瞳から遠く離れた部分に濁りが出ても、視力には何の影響もなく、自覚症状もありません。

やがて濁りの範囲が広がり、濁りが濃くなってくると白内障独特の視力障害が起こってきます。
クモリガラスのメガネをかけたように、ぼやけて見える。目の中にガラスを入れたように乱反射して眩しい。などが主な症状です。

やがて日常の生活にも支障をきたすほど、視力が落ちてきます。

白内障の原因

白内障の原因は水晶体の濁りです。

水晶体は瞳から入ってきた光をレンズのように屈折させて網膜に像を結ぶ役割を持っています。

白内障の水晶体は濁りのせいで、光が網膜まで届きにくくなったり、乱反射で眩しくなったりします。

そして、水晶体が濁る原因は、水晶体の中にあるタンパク質の変質です。このたんぱく質は非常に小さく、変質をしなければ何の問題もありません。

しかし、酸化によるストレスを受けると異常な大きさの塊になって、水晶体の中を通る光に影響を与えます。

酸化ストレスの原因には様々な要因が挙げられます。

その中でも一番大きな要因は加齢です。

早い人で40代から症状が現れ、年と共に発症例は多くなります。

加齢以外にも遺伝によるもの、目に対する直接的な外的ダメージによるものなどが挙げられます。直接的な外的ダメージには、直射日光や、強度の衝撃、熱などがあり、これらが積もって酸化ストレスとなり、タンパク質の変質につながります。

白内障かな? と思ったら

どうも目がかすむなどの症状に気がついて、白内障かもしれないと思ったときは、原因となるストレスを少なくしてやることが大切です。

体の老化につながるような、食生活は控え、十分な睡眠を取り健康的な生活を送る。

外出時は、許される範囲で紫外線カットのサングラスを着用する。熱源となるガスコンロやストーブには目を近付けない。

などですが、視力の衰えに対する対処法として、メガネやコンタクトレンズを着用すれば、一時的に視力を回復できることもあります。

白内障の治療法

白内障は症状が出てしまうと、有効な治療法はありません。

目薬や飲み薬などで進行を抑えることはできますが、完全に治すには手術をするしかないのです。

現在一般的に行われている白内障の手術は、濁った水晶体を超音波を使って砕いて取り除き、水晶体の代わりに人工レンズを入れる方法です。

人工レンズは焦点は自動調整できない単焦点ですが、近視や遠視などは矯正可能で、手術をしない方の目に合わせることができます。

最近では、費用はかかるものの、多焦点のものや、調節可能なものまであり、本物の水晶体に近いレンズも登場しました。

多くの病院では日帰り手術が行われていて、手術後少し休んだだけで、その日のうちに帰宅できます。

手術後は洗顔や入浴に規制はあるものの、患部を清潔にし、化膿止めの目薬を指していれば、車の運転や通常の日常生活にも特に制約はありません。

白内障の予防法

白内障の予防は白内障の原因を取り除くことで行います。

一番大きな原因は加齢によるものですが、これは取り除くことはできません。したがって、肉体の老化現象を抑制するアンチエイジングを行います。

アンチエイジングの方法は、それほど特別なことではありません。

栄養をバランスよく取る食生活や、適度な運動に加え、十分な睡眠など、規則正しい生活習慣が効果的な方法です。

その他にも喫煙を控える、紫外線を浴びないなど、日常的な生活を注意すれば、白内障の予防へとつながります。

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