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日焼け止めはなぜ効く?なぜ日に焼ける?日焼けについて知ろう!

      2017/01/13

日焼け止めはなぜ効く?なぜ日に焼ける?日焼けについて知ろう!

夏になると盛んになるのが屋外で行われるイベントや野外レジャーなどです。しかし、外で活動する時には、必ず日焼けに注意しなければなりません。日焼けはれっきとした肌の病気であり、ただの日焼けと侮ってはいけません。きちんと対策を行うようにしましょう。

日焼けの症状

日焼けには、「サンバーン」と「サンタン」という2種類の症状があります。

・サンバーン(sunburn)
サンバーンとは、皮膚の赤みおよび痛みが現れる症状です。いわゆる日焼けと呼ばれるのがこの状態です。紫外線を浴びてから2~6時間ほど経つと症状が出はじめます。

・サンタン( sun tanning)
サンタンとは、紫外線を浴びてから3~8日後に現れる症状で、皮膚が浅黒く変色してしまい、その後その皮膚がはがれていくというものです。これには、痛みやむくみなどを伴う場合があります。また日焼けの程度によっては、吐き気や発熱などの症状が出ることもあります。

日焼けの症状が起こる理由

日焼けの症状が起こる原因となるのは、紫外線(UV)です。

紫外線の種類は、UVA、UVB、UVCの3種類に分けることができますが、その内、日焼けの原因とされているのは、UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)です。特にUVB(紫外線B波)の影響が強いことが知られています。

このUVBが皮膚にあたると、皮膚の深いところでメラニン色素がつくられ、日焼け(サンタン)の原因となるのです。このメラニン色素の持つ保護機能を超えて紫外線を浴びることで細胞が損傷し、痛みや発熱、水ぶくれといった反応が発生します。

市販の日焼け止めによく表示されているSPFとは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略。UVBを遮断する効果の度合いを表しており、日焼け止めを塗っていないときと比較して、どれくらいの紫外線に耐えられるのかということを確認することができます。

例えば、SPF10という表示がされている日焼け止めを塗っておくと、普段は30分で日焼けしてしまう人が、10倍の紫外線を浴びたとしても30分間は日焼けしないということです。

日焼け止めのしくみ

日焼け対策としてよく用いられる日焼け止めは、紫外線を遮断することで皮膚を日焼けから守っています。日焼け止めに含まれているのは紫外線散乱剤と紫外線吸収剤で、この二つの働きによって紫外線が肌に届かないようにしているのです。

紫外線散乱剤は、物理的に紫外線を反射させる仕組みを持っていて、それによって皮膚に紫外線が届かないようにしています。白色をしており、その成分としては、酸化チタン、酸化亜鉛といった鉱物由来の物質がよく用いられています。

紫外線吸収剤は、紫外線が当たるとそれを熱エネルギーに変えて外へ放出することで、結果的に紫外線が皮膚に届かないようにするという効果を持っています。この紫外線吸収剤には、メトキシケイヒ酸オクチルやジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルといった物質が用いられています。

紫外線吸収剤は、時に炎症やアレルギー反応の原因となることもありますが、紫外線散乱剤は比較的肌に優しいため、肌が弱い人に向けた日焼け止めの中には、紫外線散乱剤のみを配合したものもあります。

日に焼けてしまった時はどうすればいいか

紫外線を浴びすぎて日に焼けてしまった場合は、症状を軽くするためのスキンケアが重要となります。日焼けした部分は、保冷剤などを使って冷やし、保湿をしっかりと行いましょう。皮膚が剥がれてきた場合は、無理に剥がそうとせず自然に剥がれ落ちて待ちます。

クリームや薬をしっかり塗っておくと、シミ、そばかすが出てくるのを防ぐことができます。肌の再生を助けるビタミンCやタンパク質などの栄養素を補給することも大切です。

日焼けをしてしまってから数日経っても症状がよくならないという時や、水膨れができてしまった場合は、病院に行くようにしてください。水膨れをつぶしてしまうと他の皮膚病の原因となることもあります。

また、稀に日光湿疹の症状が出ることがあります。これは紫外線への過敏症状で、日焼けしてすぐの時にかゆみがあり、蕁麻疹のような湿疹が出るという特徴があります。このような症状がみられた時にも、すぐに医師の診断を仰ぎましょう。

日焼けの予防法

日焼けを予防する唯一の方法は、紫外線を浴びないようにするということです。

外出時には、こまめに日焼け止めを塗り直し、帽子や日傘などで直接紫外線を浴びないような工夫をしましょう。ストールなどを首に巻いて、身体の後ろ側を守ることも重要です。

日焼けした小麦色の肌を目指したいという場合にも、必ず日焼けオイルを使います。紫外線の浴びすぎや日光によるやけどに注意してください。また、皮膚が痛い、かゆいといった症状が出た場合には、すみやかに屋内に避難することも忘れないでください。

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