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幻想振動症候群…あなたはスマホに支配されていませんか?

      2017/01/13

幻想振動症候群…あなたはスマホに支配されていませんか?

幻想振動症候群はファントム・バイブレーション・シンドローム=PVSといわれています。

携帯電話が振動してもいないのに、振動したかのように錯覚を体験してしまう現象のことです。着信に対して神経質になっている時ほど経験しやすいといわれています。携帯電話が忙しい現代人の心を追い詰めているのでしょうか。

今回は、PVSについて考えます。

PVSの症状

携帯電話のバイブレーターが振動していると感じて、実際に携帯電話やスマホを見てみると、なにも着信がないという経験をした方も多いのではないでしょうか。それがPVSです。

携帯電話が振動していないのにもかかわらず振動しているととらえてしまうというのが、主な症状です。携帯電話の普及率が高い現在では、発症する人も多いのですが、心理学や脳科学の側面から原因の解明や分析が進められているものの、未だに研究が進んでいない状況です。

というのも、その錯覚がどの程度あるかについては個々の人々の自覚症状は薄いですし、実際の生活に深刻な影響を与えていないため、それが疾病や障害とも認められていないことによります。

実際の被害はない現状ですが、幻の振動を感じるということは、精神的ストレスを受けていないといいきれず、また、その症状も進行していても分からないというのが実態でしょう。

PVSの原因

PVSが起こる原因は、気になる相手からの着信を待つことに神経を集中させていることだといわれます。携帯電話をいつも同じ場所に収納していることや、マナーモードにしっぱなしの状態にしておくこともその原因を作ります。

こうすると一連の動作が脳に記憶されているため、ちょっとした条件で、それが錯覚体験に発展してしまいがちです。一種の条件反射的なものなのかもしれませんが、その実態は、まだ研究途上です。

ただ、PVSは長年携帯電話を使用している人に出やすい症状であることは確かで、長年の習慣や習性が、過敏な反応として現れているのだといえます。

携帯が鳴ったらすぐに出るようにシステム化されている営業職の人、着信にすぐ出なければ人間関係に支障をきたすと信じている若者たちにとって、携帯電話には常に神経と注意を払っているため、そういう錯覚が起こってしまう傾向にあるのでしょう。

PVSかな? と思ったら

PVSが続いたら、ストレスが溜まっていると思って、自分を解放することを優先しましょう。休日には携帯を切ってしまうとか、マナーモードを切っておくなどです。神経が振動から解放されるように、あなたの精神をフリーにしておくのです。

携帯電話は相手に主導権があるのでなく、あなたに主導権があり、あなた自身がコントロールしている機械だということを意識に植え込みましょう。

携帯電話の収納場所を毎日変えることも、あなたの意識と神経を集中させるのでなく、拡散できる自分できる対処方法でしょう。

PVSの治療法

PVSを治療するには、いつもと同じ場所に携帯電話やスマホを入れないことがです。携帯電話の置き場所が一緒の場合は、そこに神経がいきがちですので、反射的な行動を取りやすくなってしまいます。

いつもとは違う場所に変えるとか、毎日収納場所を替えるということで症状が軽くなったと事例もあるのです。あまり携帯依存度が高い場合には、携帯はカバンの中に入れて電源を切ってしまうとか、場合によっては携帯電話を解約してデバイスに縛られることのない生活を手に入れるといった荒治療が必要な場合もあります。

振動の錯覚が相当不安定になってしまって日常生活に支障をきたす程になっていった場合、カウンセリングなどの治療を始めた方がいい場合もあります。

PVSの予防法

PVSにならないためには、携帯電話との関係性を見直すことです。

PVSは過敏な反応もさることながら、着信にすばやく返信をしなければならないという強迫観念が原因になっている可能性もあります。返信を早く返すことは、ビジネスには必要なこと。ですが、人にはそれぞれの事情もあり、素早く返信することが無理なケースもあるはずです。

例えば、寝ている時や電波の届かない場所にいる時は返信はできないのです。加えて、全ての通信が緊急ではないという意識づけも大切です。

携帯電話からあなたの心が守れる適切な距離を置くことがPVSの予防法になるでしょう。あなたは心理的に心の余裕が持てるでしょう。

 - 現代病