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気温の変化が激しい時の咳は気管支拡張症のサイン?!

      2017/01/13

気温の変化が激しい時の咳は気管支拡張症のサイン?!

気管支拡張症は、気管支が広がったまま元に戻らない病気です。男性よりも女性に多いですが、気管支拡張症は生まれつきの場合と気道が感染と炎症を繰り返すうちに気管支の壁が壊されてなってしまうことがある病気なんです。

この気管支拡張症は一度かかってしまうと気管支の壁が壊れてしまうので、菌が繁殖しやすい環境になってしまい、再発も多い病気なのです。

気管支拡張症の症状

気管支拡張は数年単位で悪化していく場合が多いですが、初期症状がない場合もあります。ただ、喘息のように長く咳が止まらなかったり、ねばっとした痰が多く出てくるときは気管支拡張症かもしれません。

咳は夜間や早朝といった気温の変化が激しい時に現れやすいです。感染が起こると痰の量が増え、ひどい時には一日で痰がコップ半分ほども出ることもあるようです。

さらに痰に血が混ざったり、咳き込んだ拍子に口から鮮血が出てしまうようなこともあります。また呼吸がしずらかったり、高熱が出たり、全身がだるくなって脱力感があるなどインフルエンザのような症状が出たり、体重が減ってしまう人もいます。

気管支拡張症が起こると、同時に副鼻腔炎を起こしてしまう人も多いので、鼻水が止まらなかったり、鼻が詰まるなどの症状が現れることもあります。肺へ血液を送るときに心臓に負担がかかるため、胸の痛みを感じる人もいます。

気管支拡張症になると、呼吸器関係の病気に見られるばち指になってしまうこともあります。ばち指になると、手や足の爪先が盛り上がって爪の生え際も高くなってしまいます。

ばち指を見て、医師から気管支拡張症の疑いがあると指摘される人も多いそうです。

気管支拡張症の原因

生まれつき原発性線毛機能不全を持っている場合、気道粘膜にある線毛に異常があるため肺の感染症を何度も起こしやすくなります。それが原因で気管支拡張症になってしまう人もいます。

他に、気管支拡張症になってしまう原因は、呼吸器の感染症が重症化してしまったり、何度も呼吸器系の病気を起こしてしまうことです。もともと気管が弱く、喘息のような咳をずっとしていたり、肺炎を繰り返してしまうと気管の壁が傷ついてしまいます。

気管の壁が傷ついてしまうことで、もともと持っていた菌を防御する機能が薄れてしまい、感染症を起こしやすくなってしまいます。

気管支拡張症の治療法

気管支拡張症の治療は、まず感染症を治すことと気道粘液の炎症を抑えることから行われます。

また、呼吸がしづらく気道が閉塞している場合は、気管支拡張薬で治療します。多量の痰をしっかり身体の外に出すために、喀痰調整薬を服用したり、ネブライザーを使ってコルチコステロイド吸入薬などを吸入したり、体位を変えることで痰を排出する体位ドレナージという方法もあります。

長期間にわたる血痰や、咳き込んだときに多くの鮮血が出るような時は、血を止めることが肝心ですので、病院で内視鏡を使って止血したり、気管支動脈塞栓術などの手術が行われることもあります。

さらにひどい場合は、酸素濃度が低下して呼吸不全を引き起こす場合もあるので要注意です。また気管支拡張症は繰り返すことも多い上、肺炎などの引金なってしまうこともあるのです。再発を予防するためには、抗生物質や抗菌薬を長期間服用することもあります。

気管支拡張症の予防法

気管支拡張症予防するためには、なにより気管支の炎症や感染を繰り返し起こさないことが大切です。気管支の病気にかかったとしても、早い段階で治療すれば気管支拡張症になることを防ぐことができます。

気管支拡張症は、子どもがかかる可能性もありますので、小さい内にはしかや百日咳のワクチン接種をきちんと行いましょう。また、物を口に入れる癖がある場合は、それが原因で気道に傷をつけてしまうこともあるので気をつけましょう。

家の中を清潔にする、生活環境を見直す、煙草の煙、有害な排ガスのない環境を作ること気管支拡張症の予防につながります。インフルエンザの予防接種を行ったり、肺炎球菌ワクチンの予防接種をあらかじめ打つことで感染のリスクを低減し、気管支へのダメージを蓄積しないように日々ケアを怠らないことが一番です。

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