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喫煙者、要注意。難病認定の病「バージャー病」

      2017/01/13

喫煙者、要注意。難病認定の病「バージャー病」

最初の報告者の名前から、バージャー病、ドイツ語読みではビュルガー病と言われています。平成27年1月1日から同年6月30日まで厚生労働省によって難病指定されています。

以下に記載されている症状に気がついた場合は循環器科あるいは血管内科や血管外科での診察を受けることが病気の早期発見に繋がります。

特に、日頃から喫煙しているという場合は病気の可能性を考える機会となります。

バージャー病とは?

手や足の動脈が閉塞し、血液が供給されないため低酸素状態による症状が起こります。

自覚症状としての初期症状は、手や足の指に痺れや冷感があり、青白くなります。

長距離を歩くと足が痛み、歩行困難となります。ひと休みすると痛みがひいて再び歩くことができます。

そして、安静にしていても激しい痛みがあり、更に潰瘍ができ、壊死に至る場合もあります。

このように、症状は順に起こる場合もありますが、初めから指先などに潰瘍ができる場合もあります。

また、手や足の静脈にも炎症が起こり、静脈に沿って赤みを帯びて腫れたり、痛みを生じる場合もあります。

バージャー病の原因

原因は明らかにされていませんが、四肢の末梢血管に起きる炎症に起因すると考えられています。

バージャー病を発症したり悪化する原因としては、喫煙が強く関わっていることが知られていて、喫煙していない周囲の人が喫煙者のタバコの煙を吸い込んで喫煙状態になることを含めると、全ての場合と言える位に喫煙が原因であると言われています。

また、最近になって歯周病菌との関連も考えられています。

遺伝によるかどうか証明された病気ではありませんが、この病気にかかりやすい遺伝的な素因を持っている場合に発症しやすい傾向があると報告されています。

男女比は9:1と男性に発症することが多く、発症する年齢も30~40歳代を中心として多く見られます。

しかし、仕事内容や生活環境との関連性が明確になっていません。

バージャー病の治療法

閉塞した動脈は手の指を当てても拍動が分からなくなります。

足関節の血圧測定と上肢との血圧比が虚血の程度を知る手掛かりとなります。

閉塞部位と閉塞パターンを確認し、血管造影を行って閉塞性動脈硬化症との判別を行う検査が必要です。

抗血小板薬や血管拡張薬を投与し、血栓ができることを予防したり血液の循環を改善させます。

重症な場合に対しては可能であるならばバイパス手術などを実施することによって血行再建を行います。

バイパス手術が適していないと判断した場合は、高圧酸素療法によって高濃度の酸素を局所に供給したり、血管の拡張を目的とした交感神経節ブロックや交感神経節切除手術などが実施されています。壊死が進行して前述のような治療が無効な場合になると、切断が必要になります。

バージャー病の予防法

手足は清潔にして、寒い時期であれば温めて血流を良くするようにします。

靴や靴下などの履き物は、足に合ったものを履くようにし、靴ずれを起こさないようにします。

適度に歩くような運動であれば行った方が良いとされます。

バージャー病を予防するためには禁煙することが最も有効的な方法であると言えます。禁煙することで周りにいる人達にもタバコの煙を吸わせることがなくなります。

歯科では禁煙をすることで歯周病に罹りにくくなることが挙げられています。

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