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無意識に抜いていませんか?抜毛症は自覚で改善できます

      2017/01/13

無意識に抜いていませんか?抜毛症は自覚で改善できます

人にはそれぞれ癖があります。指をポキポキ鳴らす…、授業中にペン回しをする…。

しかし、自分の髪の毛を無意識の内に抜いてしまう癖の人もいます。この癖は、抜毛症といって病気の一種です。抜毛はリストカットなどと同じように自傷行為と考えてもいいほど深刻に考えられている病気です。

自らの髪の毛を抜いてしまう抜毛症について、ここでは詳しく述べています。

抜毛症とは

抜毛症は、小学校高学年から高校生の思春期に多く見られます。症状が軽い場合は、歳を重ねるごとに自然に治ることもあります。しかし、長い人だと十数年にわたって悩まされているケースもあります。

男女比では、女性のほうが発症しやすいのも特徴です。しかし、この抜毛症は男性の場合、他人に知られるのが嫌で隠す傾向にあります。無意識に自分の髪の毛を抜くことを繰り返していると、毛のない部分ができてしまいます。

抜毛症が進行した人は、広い範囲にわたってまだら状の脱毛斑ができてしまいます。また、利き手側のほうが抜きやすいこともあり、利き手側の頭部が深刻になりやすい傾向にあるのです。

抜毛症の原因

様々なことが原因となって、抜毛症を引き起こしています。

思春期の子どもに多く発症することから、ストレスや不安が主な原因であると考えられていたのですが、最近ではその他に暇潰しの時、疲れた時や落ち込んだ時、寝不足の時などごく些細なきっかけであることが分かってきています。

そういった場合は、抜毛症であるという自覚症状はありません。自分の髪の毛を抜くことを繰り返してしまう原因は、気になる毛を見つけて抜いた時の快感や安堵感にあるともいわれています。

また、抜いた毛の毛根を眺めるのが嬉しいなど、繰り返し抜く人にはその人なりの抜く理由があるのです。ストレスを抱えて発症している子どもには、抜毛症が原因でいじめられてしまうのではないかというさらなる不安から、抜毛症が悪化してしまうこともあるので注意が必要になります。

抜毛症の治療法

抜毛症の改善は、自分で自分の髪の毛を抜いているということを自覚することから始まります。大きな不安やストレスから抜毛症を発症している人や症状が重い場合には家族やまわりの人のサポートが重要になります。

抜毛症の人を支える側になった場合、ストレスを与えるような発言や、感情的になってしまうのは抜毛症を悪化させてしまいますので、優しい心で接してあげるようにしましょう。

病院での治療は、精神科や心療内科、精神内科などで診察を受け、精神的なアプローチが欠かせません。医療機関では、強迫神経症の治療法と似た手段を講じることが多いようです。

精神的なアプローチの他、薬物療法などでも治療を行います。薬を使った治療に少し抵抗を感じる方でも、担当の医師に相談して、無理のない治療法を見つけていきましょう。

長い期間にわたって髪の毛を抜いてしまっている場合、頭皮に炎症が起きているので、皮膚の治療も同時に進めていくのがいいとされています。

抜毛症の予防法

重症化していたり、長年にわたって抜毛症に悩んでいる人は、病院での治療やサポートが一番大事になってきますが、まだ癖の段階で、髪の毛を抜く行為を自覚している人は、自分で抜毛症を押さえることができます。

毛を抜いた状況や時間、本数をメモしたりすることで、症状を視覚化することで、抜毛症は解消に向かう可能性があります。また、髪の毛を無意識にいじってしまわないように、帽子をかぶったり、髪の毛を縛ったりして、毛を抜きづらい環境を作ることも予防につながります。

暇な時間に1人にならないように出かけるようにすることも、気がまぎれるのでいいでしょう。両手がふさがるようなゲームや趣味に打ち込むのも効果的です。

 - 精神・心の病気