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プレッシャーを背負い込まないで…社交不安障害を防ぐために

      2017/01/13

プレッシャーを背負い込まないで…社交不安障害を防ぐために

目上の人との対面は緊張してしまうもの。呂律が回らなくなってしまったり、冷や汗を拭うこともしばしばあります。社会を生きていく上で、他者との関わりは避けようがないものです。

人との関わりの中で常に緊張状態が続いてしまっているのなら、それは社交不安障害である可能性があります。

社交不安障害はSADとも呼ばれます。きっかけは些細なことで、あなたにも発症してしまう恐れがあるのです。社交不安症についての知識を得ながら、どうすれば未然に防げるのかを考えていきましょう。

社交不安障害の症状

社交不安障害の症状はいくつかあります。社会人になると、人前で仕事の内容や仕事の成果を発表する場があるでしょう。社交的な場で人に注目され、失敗が許されない状況になると、人はプレッシャーやストレスを感じます。

この時、人の体は問題に対処するために脈拍が速くなったり、汗が大量に出るなど、緊張状態になります。少しの緊張状態であれば問題はないのですが、社交不安障害の人は緊張状態がずっと続いてしまい、とても苦しい思いをします。

電話応対をするだけで激しい動悸がしたり、プレゼンテーションの日が近づくにつれてパニックを起こすことがあります。重度になると、人前に出ることが苦しくなり、会社へ通勤できなくなるなど、日常生活に支障が出てくるのです。

社交不安障害のことを知らず、体調が悪いのは自分のせいだと思い込んでしまうこともあり、精神科など病院を受診するまでに時間がかかる場合もあります。

社交不安障害の原因

社交不安障害の原因には様々な要素があります。性格が真面目で几帳面、責任感がある人はなりやすい傾向にあります。過度にプレッシャーを抱えてしまうことが多く、他人に相談できない人の発症例がよく見られます。

ストレスを抱え込みやすい人も要注意です。知らず知らずの内にストレスを溜めてしまい、社交的な場に出ると過度に緊張してしまうことがあります。

人前で失敗をしてしまったことがトラウマになり、発症するケースもあります。また、パニック障害などもともと精神疾患がある場合も合併症として発症するケースが認められます。

社交不安障害診断チェック

社交不安障害は些細なことが積み重なり、発症することがあります。少しでもその前兆を掴み、早めに対処できるようにしましょう。まずは、簡単なセルフチェックで、自分が社交不安障害にかかっている可能性があるか調べてみましょう。

以下に挙げる項目に多く当てはまるほど、社交不安障害の可能性があります。

  • 夜、なかなか寝つけない、または途中で覚醒してしまうなど、睡眠に問題がある
  • 人前に出ると過度に緊張してしまう
  • 人の目が気になってしまう
  • 人前で失敗をした経験があり、トラウマになっている
  • 電車や公園など、人の多く集まる場所が苦手だ
  • 日常生活の中でもリラックスできない
  • 原因不明の肩こり、頭痛、めまい、食欲不振、冷え性、動悸、口の渇きがある

社交不安障害の治療法

社交不安障害を治療するためには、まずお近くの精神科や心療内科などの病院を受診しましょう。専門家に治療をしてもらうことが、完治の第一歩になります。決して自分だけで抱え込まず、しっかりと治療していきましょう。

社交不安障害を治療する方法は、薬物治療とカウンセリングがあります。薬物治療では、社交場で不安を感じたときに緊張を抑える薬を頓服します。こうして少しずつトラウマを乗り越えていきます。

そして、自分の悩みやストレスの原因をカウンセリングによって取り除いていきます。専門家である医師に相談することで、社交場に出たときの落ち着き方や心のあり方を理解していきます。

使う薬剤には漢方を取り入れる場合もあります。薬物治療やカウンセリングを受けながら、社交場に慣れていくことが大切です。今日は気分が悪くならなかったなどという成功体験を積んでいくことで、社交場での自信を取り戻していくのです。

社交不安障害の予防

社交不安障害の予防は、普段からストレスを溜めないように心がけることです。ストレスを過度に受けると、緊張が高まってしまい、心身に大きなダメージを受けてしまいます。心身をリフレッシュする方法を知り、それを実践していきましょう。

疲れたと思った時には心を休ませるようにしてください。旅行に出かけたり、趣味に没頭するなど、リラックスできることをたくさんしてましょう。もちろん、無理のない程度に。

一つの失敗を長く引きずらないようにしましょう。おおらかで心にゆとりを持つようにすることで、ストレスに強い心身を作ることができます。ちょっとした図々しさも必要だということです。

軽い有酸素運動を取り入れることも有効です。体を動かすことは、ストレスを発散させてくれる効果があります。軽いジョギングやウォーキングを続けることで、健全な身体のみならず健全な精神も作り上げてくれるでしょう。

体を温めることも効果的です。シャワーではなく、湯船に浸かる習慣をつけてください。入浴して体の血行をよくし、体をほぐしていくことでリラックス効果を得られます。

 - 精神・心の病気