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骨折の種類…骨折は7つに分類される

      2017/01/13

骨折の種類…骨折は7つに分類される

骨折は身近にある怪我です。一つの不注意、または不運で日常生活に支障をきたしてしまう…。

身近に起こりえるものだからこそ、理解を深めていくことで、場合によってはきちんとした対処をすることもできるかもしれません。骨折は原因や折れ方により、かなり細かく分類されています。その主な分類に注目してみましょう。

開放性による分類

折れた骨が外から見える骨折を開放骨折または複雑骨折といいます。外界と接するため患部が感染症にかかりやすい危険な状態です。骨の損傷も大きいため、手術が必要となる場合もあります。

一方、折れた骨が外から見えない骨折は、閉鎖骨折または単純骨折といいます。

部位による分類

骨のどの部分が折れたかにより三つに分類されます。

骨の中心部が折れた場合は骨幹部骨折です。これは数ある骨折の中でも、特に治療が難しい骨折と位置付けられています。

骨の端が折れると骨端部骨折となります。

関節部分の骨折は関節骨折と呼ばれます。

原因による分類

骨折に至った原因により三つに分類されます。

外傷骨折は交通事故や大きな衝撃などにより外から加わった圧力による骨折です。

外傷骨折と対照的なのが疲労骨折です。一度では骨折に至らない圧力が長期間蓄積され、発生する骨折です。ランニングやスポーツトレーニングを行っている方に多くみられる骨折です。

病気が原因で発生する骨折が病的骨折となります。健康な骨なら問題のない圧力でも、病気ゆえに骨の耐久性が下がり、骨折へ至ります。

完全性による分類

骨が完全に離脱していて、連続性が失われている状態を完全骨折といいます。完全に折れてしまっている状態で、一般的な骨折はこの完全骨折を指します。

骨の連続性が完全に失われていない状態を不全骨折といいます。中でも骨にヒビが入った状態は亀裂骨折と呼ばれます。亀裂骨折はレントゲンなどでは大きな異常を認めにくく、痛みが続くだけの場合が多くあります。

また骨が折れてしまっていても、骨周囲の骨膜が損傷していない場合は骨膜下骨折となります。

骨折の方向による分類

骨折線と骨の長辺の角度により四つの種類に分類されます。

骨折線が骨の長軸の直角となっている場合、横骨折と呼ばれます。

骨折線が骨の長軸にほぼ平行となっている場合、縦骨折と分類されます。

上記のいずれにも当てはまらず、斜めの角度の場合は斜骨折となります。斜めに折れているためずれが生じやすく、骨折部位によっては変形にもつながりかねません。

骨折線が骨の長軸に対し螺旋状となっている場合、螺旋骨折と呼ばれます。螺旋骨折は治療が困難で、長期入院に至るケースも少なくありません。

外力のかかり方による分類

外力のかかり方により五つの種類に分類されます。

剪断(せんだん)骨折は、骨の長軸に垂直に滑るような力が生じたときに起こる骨折です。

圧迫されるような力が加わった骨折は圧迫骨折と呼ばれます。

ねじるような力が加わって骨折した場合は捻転骨折となり、螺旋骨折に至りかねません。

折り曲げるような力による骨折は屈曲骨折と呼ばれます。

外力ではなく筋や腱、靭帯により牽引され生じた骨折は剥離骨折と分類されます。

骨折線の数による分類

一つの骨に何か所の骨折線があるかによって、三つの種類に分類されます。

骨折線が1か所の場合は単独骨折です。複数の骨が折れていたとしても、一つの骨の骨折線が一つであれば、やはり単独骨折です。

一つの骨に複数の骨折線がある場合、複合骨折または重複骨折と分類されます。複合骨折は一般的に大きな痛みが伴い、治療には数か月の期間が必要とされます。

複合骨折の中でも、骨が細かく折れてしまっている状態は粉砕骨折に分類されます。粉砕骨折も激しい痛みを伴い、数回にわたる手術が必要となったり、後遺症が残ったりする場合があります。

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