アレルギー・ヘルスケア119番

鼻炎やアレルギー、アトピーや健康全般についての情報サイト。

*

爆発音で目覚めてしまう…頭内爆発音症候群とストレスの関係

      2017/01/13

爆発音で目覚めてしまう…頭内爆発音症候群とストレスの関係

頭内爆発音症候群は、一時期は50代の男性に多いと報告されていました。しかし、最近の研究によると若い世代に最も多いというデータが得られています。

最初にこの症状が発表されたのは1988年。当時はまだ医学も進んでおらず脳内神経異常などと考えられていましたが、現在はアメリカの研究者たちが中心となり、この症状の原因を究明することに成功しています。

頭内爆発音症候群は、危険な病気の前兆などではありません。症状でお悩みの方は安心してくださいね。

頭内爆発音症候群の症状

頭内爆発音症候群の症状としては大きく分類すると、視覚症状、聴覚症状、感覚症状に分けられます。

・視覚症状
稲妻のような鋭い光、変な光などといった光を認識する症状が見られます。

・聴覚症状
ドカーン、ドーン、バーンというような銃声や爆発音に似た音が聞こえることが多いといわれています。

・感覚症状
高いところから落ちてビクッとして目覚めたといった症状が報告されています。

これらの症状はいずれも入眠時から睡眠中にかけて発生することが多く、なかなか寝つけないという人も少なくありません。これらの症状が怖くて不眠症になってしまう人や、自律神経の調子を悪くしてしまうケースがあります。

病気の前兆ではありませんが、頭内爆発音症候群を引金に別の疾患に移行してしまう可能性はありますので、こういった症状が自分にも出てきたと感じたら、そのままにせず医療機関を受診しましょう。

頭内爆発音症候群の原因

ストレスと脳内神経異常だと報告されています。

人間は日中、活動している時間は基本的に交感神経が優位になっています。そして、夕方になり、帰宅して活動が緩やかになると徐々に交感神経が抑制されていき、副交感神経が優位になっていきます。入眠時には完全に副交感神経優位に切り替わります。

頭内爆発音症候群は、副交感神経に切り替わる際に起きる異常と考えられています。脳内の一部で、この切り替え作業がうまくいかない場所があると、爆発音や稲妻のような光が見える症状が出てしまうのです。

神経の切り替え作業を妨げる原因はストレスだと考えられています。

頭内爆発音症候群の治療法

現段階では効果的な治療方法は見つかっていませんが、睡眠安定剤や睡眠導入剤を使用することで副交感神経を優位にすることが効果的手段とされています。

薬物療法に抵抗を感じる人には、睡眠前に副交感神経を優位にする手段として音楽を聴いたり、アロマセラピーなどを実施したり、入浴中に行う呼吸療法なども効果的です。

浅く速い呼吸は交感神経を、深く長い呼吸は副交感神経を刺激します。呼吸療法とは、深く長い呼吸を維持することで副交感神経を優位な状態に保つことで、スムーズな副交感神経優位を促すものです。

入浴中にはリラックス効果もありますので、頭内爆発音症候群を抑制することが期待できます。

頭内爆発音症候群の予防法

頭内爆発音症候群を予防する上で最も有効なのは、ストレスとうまく付き合うことです。自分の趣味や好きなことに没頭してストレスを発散する機会を作りましょう。不満や不平もぶちまけられる場があると心にモヤモヤを溜めこまずに済みます。

また、笑うことも心身の健康にとても有効です。ストレスを緩和し、免疫力も高めるといわれています。

加えて、頭内爆発音症候群についてよく知ることも大切です。人は未知のものに恐怖や戸惑いを抱きやすいものです。自分の体に起こっていることについて、少しでも知識を深めることができれば、心の安定につながっていくでしょう。

 - 耳の病気