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統合失調症予防にはチョコレートが効果的!

      2017/01/13

統合失調症予防にはチョコレートが効果的!

幻覚や妄想といった症状が現れる統合失調症は、1%の確率で罹患するといわれる、決して珍しくない精神疾患です。統合失調症となりうる原因や治療法、段階ごとに現れる症状、そして予防するために有効な方法などを細かくお伝えします。

統合失調症の症状

統合失調症の症状は、時期や重度に応じて四つのステージに分類することができます。それぞれの時期に起こる症状を細かく解説します。

・前兆期

この段階では特に目立つ症状がなく、病院に駆け込むほどの強い自覚を覚えることはほとんどありません。しかし、本人にしかわからない程度の感覚で、どことなく違和感を覚えることもあります。

不安を感じたり、イライラしたり、眠りにくくなったりといった症状のほか、物音や強い光に過敏に反応することもあります。

・急性期

前兆期と比較し、より大きな精神的な圧迫を覚えたり、幻覚を見たり、妄想を起こしやすくなります。これらの症状を陽性症状といいます。周囲と円滑なコミュニケーションを取りにくくなることが特徴で、これらの症状が見られた場合にはすぐに治療を受けなければなりません。

・休息期

急性期に見られたような興奮が収まると、今度は一転して感情を失いやすくなり、無気力になったり、周囲の出来事に対して無関心になります。こういった症状を陰性症状といいます。この時期に焦らず、じっくりと休息を取ることが完全回復のためには必要不可欠となります。

・回復期

回復期に入ると心身共に健康な状態を取り戻しますが、稀に認知機能障害などを招く可能性もあるため、再発防止のためにも服薬を継続する必要があります。

統合失調症の原因

統合失調症の原因については、まだ完全に解明されていないため不明な点が多いのですが、遺伝や環境の問題が作用しているのではないかと考えられています。

統合失調症が発症するのは一般的に100人に1人、およそ1%の確率だとされていますが、両親の内どちらかが統合失調症だった場合にはその確率は10%にまで上がるとされています。

また、両親ともに統合失調症である場合の確率は40%にまで膨れ上がります。このことから、統合失調症と遺伝子との間に相関関係があることが分かります。

ただし、遺伝はあくまでも原因の一つと考えられているにすぎず、ストレスなどが原因で引き起こされるケースも多いことが分かっています。

人間にはストレスへの耐性が強い方もいれば、弱い方もいます。それぞれが持つストレス耐性の限界を超えてしまったときに発症してしまうケースが多いようです。

統合失調症の治療法

統合失調症の治療は、精神科でのリハビリテーションのほか、抗精神病薬を服用することによって行います。基本的には入院することなく治療を行いますが、患者さんの症状によっては、入院して治療を行うこともあります。

抗精神病薬は、服用することによって脳内で過剰な状況にまで達している神経伝達物質を抑え込む作用を持ち、陽性症状に対して非常に効果的です。また、必要に応じて睡眠薬や抗うつ薬といった薬が併用される場合もあります。

薬によって症状が落ち着き、陰性症状が現れるようになった場合には、復帰に向けて焦らずにじっくりと休息を取り続けることが最も重要です。こういった時期に焦りすぎることによって、再び陽性症状が現れてしまうことも多く、結果として回復を遅れさせてしまうことにもなります。

健康な状態を取り戻したとしても、処方された薬を継続してしっかりと飲み続けることにより再発を防止することができます。

統合失調症の予防法

統合失調症を予防するには、食事が大きな効果をもたらすと考えられています。

例えば、乳製品や赤身の魚、肉、大豆などは神経伝達物質を、発酵食品やチョコレート、小魚などはドーパミンを抑制し、調整する成分を持っているため、統合失調症の発症を抑えることに効果的であると考えられています。

ストレスを抑えるという意味では、日頃から趣味にあてる時間を増やしたり、入浴の際にゆっくりと湯船に浸かったり、規則正しく十分な睡眠を取るということも有効といえるでしょう。

また、まわりの人に素早く異変に気付いてもらうということも、統合失調症を予防したり、あるいは早期治療を行うために大変重要です。

家族や友人と過ごす時間を増やすことで、ストレスを解消させることもできますし、万が一統合失調症の予兆が表れた際にも、自分では気づかないような細かな症状を指摘され、早い段階で治療を行うこともできるでしょう。

 - 精神・心の病気