アレルギー・ヘルスケア119番

鼻炎やアレルギー、アトピーや健康全般についての情報サイト。

*

尿が少ない・出ない…そんな時に疑われる病気とは?

      2017/01/13

尿が少ない・出ない…そんな時に疑われる病気とは?

尿は体内の老廃物を排出する役割を担っています。その働きのおかげで人間は健康を保っていくことができるのですが、なんらかの原因から尿の量が減少してしまうことがあります。

これを乏尿や無尿と呼ぶのですが、尿が出なくなってしまうと体に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。そこで、尿が出なくなってしまう原因やその改善方法等について紹介いたします。

乏尿・無尿の症状

肝臓には、体内の水分を保つという働きがあります。その人に必要な水分量が決められていて、その一定値を超えると尿となって排出されますし、少ない場合は尿の量も減少してしまいます。

水分補給を行わず、運動をして汗となって水分を放出してしまうと尿の量は減っていきます。反対に、運動もしていないのに必要以上に水分を摂取すると尿の量が増えていきます。これは肝臓が正常に働いているからです。

しかし、しっかりと水分補給をしているにもかかわらず尿の量が激減してしまったり、むくみを感じたりする場合は乏尿、もしくは無尿となってしまっているのかもしれません。

通常の尿量の3分の1以下にまで減少してしまった場合を乏尿、さらに減少し10分の1以下となってしまった場合を無尿と呼びます。排出されるべき老廃物も体内に留まったままの状態になってしまうので、むくみが生じやすくなってしまいます。

このような乏尿や無尿はなぜ起こるのでしょうか。

乏尿・無尿の原因

強い尿意を感じるのに尿が出ないというのは、尿閉という症状が疑われるのですが、尿意も感じず尿の量も激減しているのであれば、乏尿、もしくは無尿と診断されます。

このような症状は心疾患を抱えていたり、出血性ショックなどによって正常な循環が行えない場合に起こりやすいといわれています。下痢や嘔吐を繰り返した場合にも起こることがあります。

また、腎炎や急性尿細管性アシドーシスなど、腎臓自体に障害が発生し、尿の減少を招いてしまっていることも考えられます。尿路結石や腫瘍によって発症する場合もあります。

乏尿・無尿は、そのまま放置しておくと呼吸困難になってしまったり、最悪の場合、急性腎不全を引き起こしかねないため、尿の量が明らかに減少していると感じられる場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

乏尿・無尿の治療法

まずは入院して、1日の尿をカップに取り、尿量を計測します。正常範囲外だった場合、急性腎炎、腎不全、悪性の腫瘍、尿管結石、前立腺肥大など、様々な病気の疑いがあると診断されます。

それぞれ疑いのある病気によって治療方法も異なってきます。前立腺肥大の場合は、投薬や手術によって肥大している部分を改善される処置が行われますし、尿管結石の場合は結石を散らし、排出させる処置が行われます。

また、腎不全の疑いがある場合は食事療法が行われます。特に塩分やカリウムなどの摂取を著しく制限し、改善を促します。同時に薬物投与や血液浄化療法などが行われます。

いずれにしてもしっかりと治療を行わなければ危険な状態となってしまいますので、尿量に変化を感じた場合は速やかに病院へ行くことが大切です。すぐ入院となってしまうケースも多いため、入院できる準備をしておくことをおすすめします。

乏尿・無尿の予防法

乏尿・無尿の予防法

きちんとバランスの取れた食生活を送ることで、ある程度の病気を予防することはできます。塩分や油分の多い食事を毎日続けるのではなく、野菜や果物などをしっかりと摂取し、添加物の含まれていない自然な食品を口にするよう心がけていきましょう。

適度な運動も大切です。毎日仕事で体を動かす機会がないという場合は、一駅前にバスを降りて歩いたり、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を利用するなど、心がけ次第で運動量を増やすことはできます。

ストレスもまた、多くの病気の原因となってしまうため、たまには息抜きに趣味に没頭したり、休息をとることも大切です。

また、下痢や嘔吐で水分を奪われた場合も乏尿の引き金となりかねないため、水分が奪われたと感じた時は電解質を含む飲み物を補給するよう気をつけましょう。

腎臓の働きが弱まると高血圧となりますし、それが原因となって腎臓の働きが悪くなる可能性も考えられます。ですから、常に血圧を計り 正常かどうかの確認をしておくことも予防につながっていくことになるでしょう。

 - デリケートゾーンの病気