アレルギー・ヘルスケア119番

鼻炎やアレルギー、アトピーや健康全般についての情報サイト。

*

大腸ポリープはがんにつながることも…腸内環境を整えよう

      2017/01/13

大腸ポリープはがんにつながることも…腸内環境を整えよう

検診の結果に、大腸ポリープの疑いがあり、という文字を見つけて、ヒヤリとしたことはありますか?

大腸ポリープは小さい内には問題のないことがほとんどなのですが、ポリープが成長して大きくなると、次第に大腸がんの腫瘍になってしまう確率が高くなる、という特徴があります。

大腸ポリープは自然消滅することはありませんが、手術をして取り除くことができます。大腸がんにも発展する可能性がある大腸ポリープについて解説してまいります。

大腸ポリープとは

大腸にできるポリープには、いくつかの種類があります。

もともとポリープというのはイボ状の突起物という意味を持っており、大腸の腸壁にできるイボのような突起物が大腸ポリープとなります。良性のもの、悪性のもの全てを総称してポリープというのです。

また、ポリープが腸を圧迫して腸閉塞を引き起こすケースもあり、しっかりと経過観察しなければならない症状です。

大腸ポリープの分類

大腸ポリープは腫瘍とそれ以外に大きく分けることができます。

腫瘍は腺腫と早期のがんに分けられます。

腺腫

大腸内にできるポリープの内、良性の腫瘍で形成されるポリープが腺腫となります。大腸ポリープの中で約8割を占めるのがこのタイプで良性ではあるものの、大きくなれば大腸がんに発展することもあります。

早期のがん

早期のがんであるポリープは突起状のイボのような状態です。大腸がんが進行してポリープが大きくなった場合には突起物ではなくなるためにポリープではなくなります。

腫瘍以外の大腸ポリープは、過形成ポリープと炎症性ポリープの2種類に分けられます。

過形成ポリープ

過形成ポリープは年齢を重ねるとほとんどの人の大腸に現われる老化現象に伴うものです。

炎症性ポリープ

炎症性ポリープは潰瘍性の大腸炎やクローン病など、腸にできる炎症性の病気や感染症などが原因となって発症します。

これら2つの大腸ポリープは、基本的には正常な細胞が集まってポリープ化したものであり、放置していてもがん化するおそれがほとんどないポリープとなります。

ポリープの治療法

大腸ポリープを治療するには、ポリープそのものを手術で摘出します。

大腸ポリープは1センチ以下のものであれば、内視鏡を肛門から挿入して行う大腸内視鏡検査の際に、そのまま切除できます。1センチ以上の大きさになった大腸ポリープについては、外科手術で摘出を行います。

ポリープができないようにするには

大腸ポリープを予防するためには、規則正しい生活を送ることが最良の手段となります。

具体的には、朝食を抜いたり不規則な遅い時間帯に食事をとらずに、朝昼晩としっかり食事をとることを心がけ、できるかぎり脂肪分が少ない食品と食物繊維が多く含まれた野菜や海藻類などを積極的に食事に取り入れましょう。

大腸がんは腸内環境が大きく関係していることが徐々に明らかになってきており、ヨーグルトなどに含まれる酪酸や乳酸菌ががんの発生を抑える効果があることも分かっています。

このため、日頃からヨーグルトなどを意識して食べることで腸内環境を整え、大腸に負担がかからないように生活していけば、大腸ポリープ予防が期待できるでしょう。

 - 胃・腸の病気