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バイタリティの低下を感じたら…男性の更年期障害

      2017/01/13

バイタリティの低下を感じたら…男性の更年期障害

更年期障害は女性だけのものではありません。男性にも更年期があり、病院でも男性の更年期障害外来を設けているところもあるほど。

普段の生活の中で抱いている不調や以下に行うチェックで更年期障害が疑われる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

男性の更年期障害の症状

症状には個人差があります。全く気にならないというケースもあれば、日常生活に支障をきたすほど重い症状のケースもあるのです。症状があったとしても検査で内臓系に異常などは見当たりません。

男性更年期障害の症状としては以下のものがあります。

・疲労感が強く、休んでも改善されない
・神経質になり、こまかいことにこだわる様になる
・夜中々眠れない、夜中に何度も目が覚めてしまうなど睡眠障害がある
・すぐイライラしたり、不安感が強くなる
・急に身体が火照ったり、のぼせたりする
・安静な状態でも動悸が起きる
・頻尿になる
・めまいがする
・集中力が低下する
・性欲が低下する
・EDになる
・急に太ってメタボ腹になる

LOH症候群とは

晩期発症型の性腺機能低下症候群(Late Onset Hypogonadism syndrome)のことを指します。日本では、更年期障害と表現されるようになりました。

LOH症候群とは、ホルモンバランスが崩れ、性機能が衰えてしまうこと。男性ホルモンは、テストステロンという成分が精巣から分泌されることで生成されます。

しかし加齢やストレスによりテストステロンの分泌が悪くなると、ホルモンバランスが崩れて男性更年期障害を起こす原因となるのです。さらに栄養バランスが悪くなることで、自律神経失調症になりやすくなっています。

これらが重なり、体調不良となって現れることで、より精神が不安定になってしまいます。そのことでさらに症状が悪化していくのです。年齢的には働き盛りといえる40~50代に発症することが最も多いのですが、中には定年退職が引き金となって精神的に不安になり、発症することもあります。

男性の更年期障害の原因

男性更年期障害が起きる最大の原因は、女性更年期障害と同じようにホルモンバランスが崩れてしまうことです。男性ホルモンにはいくつか種類がありますが、精巣で生成されるテストステロンの減少が一番の原因といわれています。

男性ホルモンはもともと体内にある成分ですが、加齢により分泌が減少していくのです。テストステロンは男性の精力や筋肉、体毛などの材料になる他、タンパク質を筋肉に変化させる働きがあります。

精子はタンパク質で構成されていますので、男性の性機能に大きく関わることになるのです。テストステロンは平均として30歳頃から減少し始めますが、個人差があります。

また、更年期障害には二次的要因も大きく作用していて、現代社会におけるストレスがその一つとされています。中高年になると社会的地位を確立できる一方、人間関係で板挟みに遭うことが多くなっていきます。他にも金銭面や家族の問題にさらされることがあり、ストレスを山積してしまいます。

このストレスの大きさが男性更年期障害の症状と比例しており、悩みが大きいほど症状が重くなることもあるのです。テストステロンの減少とストレスが重なることにより、身体的症状だけではなく精神的にも不安定になってしまうのです。

男性の更年期障害診断チェック

症状に悩まれている場合や、気になることがある場合は、以下の男性更年期障害診断チェックを行ってみましょう。当てはまる項目が多いほど男性更年期障害である可能性が高くなります。

  • 毎日なんとなく身体がだるい
  • 身体の関節や筋肉など、どこかしら痛みがある
  • たまに急に発汗することがある
  • 夜になると眠れない、夜中に何度も目が覚める
  • 昼間に眠くて仕方がない
  • 小さなことにイライラしたり、神経質になった
  • 言葉にできない不安感がある
  • 漠然と憂鬱な気分になる
  • 昔より行動するのが億劫に感じる
  • 筋力が低下したと感じる
  • 自分はダメだ、できないと感じる
  • 若い時期は終わったと思う
  • ひげが伸びなくなってきた
  • 性欲が低下したと感じる
  • 性的能力が低下したと感じる

男性の更年期障害になってしまったら

男性更年期障害になってしまったら、対処法として大きく分けて以下の3つが考えられます。

・男性ホルモン補充療法

男性更年期障害は体内で男性ホルモンの分泌が減少することが原因ですので、病院で男性ホルモンを補充することで改善が見込めます。

ただし、ホルモン注射をすると、その他の病気の症状を悪化させる危険性があります。前立腺がんの治療を受けていたり、前立腺肥大の症状がある人は受けることができません。

・漢方による治療

漢方薬は副作用が少なく、体質を改善させて治す効果があります。男性更年期障害で良く処方される漢方薬として、抑肝散(よくかんさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、加味帰脾湯(かみきひとう)などがあります。

いずれも症状に応じて処方してもらうことが大切です。

・サプリを飲む方法

治療方法ではありませんが、症状が軽い場合にはサプリで経過観察をするということもできます。男性更年期障害に効果的とされるのは亜鉛、アルギニン、マカです。

マカは鉄分やカルシウムなど栄養が豊富な他に、滋養強壮に効果のあるアルギニンも含まれています。

男性の更年期障害の予防法

男性更年期障害の予防方法は、ストレスを溜めないことです。

加齢による男性ホルモンの減少は仕方ありませんが、ストレスが溜まると減少が一気に進むことになります。なにごとも神経質になりすぎず、余裕を持ってやりすごすことを考えましょう。

適度な運動をしてストレスを発散させ、その後お風呂に入って半身浴をしてリラックスすることで、副交感神経が優位になりやすくなります。ストレスを撃退するためには副交感神経を優位にさせられる体質づくりは欠かせないものです。

 - 生活習慣病