アレルギー・ヘルスケア119番

鼻炎やアレルギー、アトピーや健康全般についての情報サイト。

*

ウーロン茶の飲みすぎも注意!カフェイン中毒を予防しよう

      2017/01/13

カフェイン中毒

喫茶店の前を通ると漂ってくる焙煎された豆のいい香り…。

喫茶店で飲むアイスコーヒーは格別に美味しいものです。コンビニでも喫茶店とあまり変わらないような香り高いコーヒーが気軽に購入でき、コーヒーを飲む機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。

しかし、気をつけないと、自分でも気がつかないうちにカフェイン中毒になっていた、なんてことがあるかもしれません。

カフェイン中毒の症状

カフェイン中毒とは、短時間に多量のカフェインを摂取したときに起こる症状をさします。具体的は症状として、以下のものが挙げられます。

・頭痛
・めまい
・吐き気
・不眠
・下痢

これらは急性カフェイン中毒症状であり、比較的軽度なものですが、さらに多量に摂取すれば生命の危険を脅かす状態にもなりかねません。日本国内でも2015年にカフェインの多量摂取による中毒死が発生したことで、カフェインに対する意識が変わってきています。

慢性のカフェイン中毒になると、カフェインが切れてしまった際に、イライラしたり、手の震えがでてしまったり、不安障害や睡眠障害を起してしまうなど、日常生活に支障をきたしてしまう症状に悩まされる可能性もあります。

コーヒーをあまり飲まないから大丈夫…そう思っている方にも注意が必要です。カフェインが含まれているのはコーヒーだけではありません。

玉露にはコーヒーを上回る量のカフェインが入っていますし、ウーロン茶や紅茶、チョコレートにもカフェインは含まれています。おやつにチョコレートを食べる習慣があったり、居酒屋でお酒を飲まない代わりにウーロン茶を大量に飲まれる方も気をつけた方がいいでしょう。

なぜ中毒が引き起こされるのか

体内に入ったカフェインは小腸へと入り、そこから血液内へ吸収されます。カフェインは水にも脂にも溶けやすい性質を持っているので、血液に流れ込んだカフェインはほとんど阻害されることなく脳へ到着します。

人間の脳には身体や心の疲れを認知させるためのシステムがあります。疲れた時にそのシステムの中でアデノシンとアデノシン受容体が結合することで身体は疲労を感じることができるのです。

カフェインには、このアデノシン受容体とつながりやすい性質があります。アデノシンではなくカフェインと繋がってしまったアデノシン受容体は、疲労を伝えることができなくなってしまいます。そのため、カフェインを摂取すると、頭がすっきりしたり、元気が出たという錯覚を起こした状態になるのです。

だからといって、疲労を感じないのでいいじゃないか、と勘違いしてはいけません。カフェインはアルコールやニコチンと同じく中毒性があり、死に至る危険もあるのです。

体重が60kgの方であれば12gが致死量だといわれています。また、中毒を起こす量としては、同じく60kgで計算すると、3時間以内に1.02g以上摂取すると、急性のカフェイン中毒の症状が出るといわれています。

飲み物に含まれるカフェイン量

では、実際にどんな飲み物にどれくらいのカフェインが含まれているのでしょうか。まずは含有量が多い、コーヒーの種類別です。

(※数値は100gに含まれるカフェイン量となっています)

・エスプレッソ  280mg
・ドリップ    90mg
・インスタント  45mg

また、缶コーヒーはどのメーカーでも、ほとんどの商品で1本あたり100mg以上のカフェインが含まれていますので、1日に何本も缶コーヒーを飲む、という方は注意が必要です。

コーヒー以外で含有量が多いものは以下の通りです。

・玉露      120mg
・ココア     30mg
・紅茶      20mg
・コーラ     10mg

となっています。
また、多くの種類が出ているエナジードリンクですが、これらも1本当たりに100mg前後のカフェイン量が含まれています。

1日で250mg以上のカフェインを摂取すると、夜間に目が覚めやすくなり、睡眠に軽度の障害を与えるといわれています。

カフェイン中毒の治療法

カフェイン中毒になってしまったら、どうすべきか…? カフェインを取らないようにするしかありません。

アルコールの場合、急性中毒の際には胃の洗浄などが行われたりするのですが、カフェインの場合吸収が早く、そういった対処はしません。それよりも、身体の中にそれ以上カフェインを入れないようにすることが大切です。

急性カフェイン中毒であれば、頭痛や吐き気などの症状は、体内のカフェインが排出されるにつれ症状も落ち着いていきます。

慢性のカフェイン中毒で不安感や焦燥感に襲われている、という症状がある場合には、迷わず医師に相談しましょう。カフェインの禁断症状は比較的短く1週間程で抜け出せるともいわれていますが、軽視することなく専門家の意見を聞くことが大切です。

カフェイン中毒の予防法

カフェイン中毒にならないようにするには、自分にあった量を見極めることです。栄養素と違い、摂取しなければいけないものでもありません。

ノンカフェインのコーヒーやお茶もありますので、カフェインが身体に合わないかもと感じるのであれば、無理せずにカフェインレスの生活を目指しましょう。

 - 中毒症