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依存性の高いタバコは子どもの誤飲注意!死も招くニコチン中毒

      2017/01/13

依存性の高いタバコは子どもの誤飲注意!死も招くニコチン中毒

毎日吸っているタバコがどうしてもやめられない、タバコを吸わないと落ち着かない、タバコをやめるとイライラしてしまう、そんな症状に悩んでいる人は多いです。

多くの病院で禁煙外来が設置されるなど、タバコをめぐる国民の関心はとても大きなものといえるでしょう。

今回はニコチン中毒について詳しく解説いたします。

ニコチン中毒の症状

慢性のニコチン中毒、いわゆるタバコ依存の症状は、タバコを吸わなくなると離脱症状や禁断症状が身体に現れます。

とにかくタバコが吸いたいという渇望、イライラしてしまう、不安になる、食欲が増進する、集中力が低下する、落ち着きがなくなってソワソワしてしまう、気持ちが沈み落ち込んでしまう、ベッドや布団の中に入っても寝つけない、寝ついてもすぐに起きてしまう、などの様々な症状があります。

一方で、ニコチンを含むタバコなどを誤飲することで発症する急性のニコチン中毒については、嘔吐、吐き気、腹痛、下痢、頭痛、震え、縮瞳、散瞳、めまいなどがあります。

症状が重度化すると、不穏状態や興奮状態、錯乱状態が現れるほか、脈が遅くなる、けいれん発作が出る、血圧が低下する、呼吸筋の麻痺が起こる、こん睡状態になる、といった症状が出てきます。

なぜ中毒が引き起こされるのか

慢性のニコチン中毒に関しては日常的に繰り返しタバコを吸い続けていることが原因となります。日常的にタバコを吸い続けている人は、喫煙をすることでタバコに含まれているニコチンが肺から血液の中に入ってゆきます。

血液の中に入ったニコチンは、最終的には脳へ届けられます。脳に到達したニコチンは脳内のニコチン受容体と呼ばれる器官と結合反応を起こし、快楽や快感をもたらすドーパミンが分泌されます。

喫煙が快感をもたらすことで、また喫煙したいという欲求が起こり、慢性のニコチン中毒に至ってしまうのです。

一方、急性のニコチン中毒は、主に赤ちゃんや子ども誤飲してしまうことで起こります。この場合は、急性ニコチン中毒により命を落としてしまう危険性もあります。

さらに急性ニコチン中毒はタバコを吸っていない人が大量の受動喫煙を一気に受けてしまうケースや、タバコを吸っている人が大量のタバコを連続して吸い続ける、ニコチンが多く含まれるタバコを大量に吸う、禁煙治療に用いられるニコチンのガムやパッチを用法と用量を守らずに大量に摂取してしまった場合でも発症することがあります。

ニコチンとはなにか?

慢性や急性の中毒を引き起こすニコチンですが、そもそもニコチンは植物としてのタバコに含まれる天然の成分であり、特殊な薬効を持つ物質でもあります。

ニコチンがもたらす薬効としては、カフェインよりは弱いながらも穏やかに覚醒を感じる刺激を与えてくれる効果や、リラックスできる効果があります。

しかし、タバコを日常的に喫煙したり、急激に大量のニコチンを摂取することはニコチンに含まれる毒物である揮発性のアルカロイドを摂取することとなり、慢性、急性それぞれの中毒症状を引き起こします。

ニコチン中毒の治療法

タバコを吸い続けることで起こる慢性のニコチン中毒を治療する場合には、禁煙外来を利用した治療を行うのが適切な治療法となります。

禁煙外来ではニコチン中毒の人に対して行う医師によるカウンセリングを始めとして、ニコチンガムやニコチンのパッチを利用した治療で中毒症状からの回復を目指してゆきます。

急性のニコチン中毒の治療は一刻も早く医療機関を受診してください。症状を見て重篤な症状が現れていない場合には様子を見て帰宅できる場合もありますが、重篤な症状が現れている時にはただちに気道確保、酸素投与、活性炭の投与、胃洗浄を行うなどの対処法で中毒症の改善を図ってゆくこととなります。

ニコチン中毒の予防法

ニコチン中毒を予防するためには、慢性ニコチン中毒、急性ニコチン中毒どちらの場合においても、タバコを吸わないという事が一番の予防法となります。

また、誤飲が原因のニコチン中毒を予防するためには、赤ちゃんや子どものそばでタバコを吸わない、吸い終わったタバコは赤ちゃんや子どもの手の届かない場所に置くなどの習慣を意識してつけてゆくことが大切です。

 - 中毒症