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過干渉は反って悪化させるかも!?知っておこう子どものチック症

      2017/01/13

過干渉は反って悪化させるかも!?知っておこう子どものチック症

子供がちょっと顔をしかめたり、首をすくめたりする仕草は可愛いものです。

ちょっと見た感じでは「癖かな?」と思うのですが、毎回同じ仕草をしていると「チック症では」と心配になる親も多くいます。

子供のチック症について正しく知っておき、余計に心配し過ぎない様にしましょう。

子どものチック症と大人のチック症の違いは?

チックと言うと子供の症状と思う人もいますが、大人にもチックはあります。

大人のチック症と子供のチック症では、症状はほぼ同じです。

但し大人のチック症はストレスが原因で発症することが多いという違いがあります。

しかも子供の頃にチック症だったけれども治まっていた人がチック症になると、より症状が重くなる可能性があります。

子供ならば様子を見ていれば良くても、大人の場合は周囲の目があるので病院に通って薬を貰うことも考えましょう。

子どものチック症の症状

子供のチックの症状には大きく分けて以下の二つがあります。

・運動性チック

運動性チックは何かの拍子に素早い仕草となって現れるものです。

一番知られているのが「まばたき」で、次に「顔をしかめる」「首を振る」があります。

中には触ってはダメと言われるものに反射的に触ったり、何でもない時にジャンプをする子供もいます。

・音声チック

音声チックは親でないと分かりにくいものです。

代表的なのが「咳」「鼻鳴らし」ですが、癖なのかチックなのか判断しにくいところです。

人が言ったことをオウム返しにしたり、急に汚い言葉を発することもあります。

子どものチック症の原因

子供のチック症の原因としては、そもそも生まれつきチックを起こし易い脳の構造をしていることだと言われています。

チック症は遺伝し易く、家族や兄弟にもチックになる人がいることが多くなります。

チックが起きるメカニズムは、脳の神経伝達物質であるドーパミンのバランスが悪くなることが原因と考えられています。

チックになり易い体質の子供が発達していく過程で、脳内の神経伝達物質のバランスが悪くなった時に、身体の各部位に指令を与える神経が誤作動してチック症になるという理論です。

つまり、チック症は本人の性格や親の育て方が直接の原因ではなく、神経伝達の誤作動によるものなのです。

但し子供は成長の過程であらゆるものから脳に刺激を受けていますので、原因とは言えなくても発症のきっかけになることは考えられます。

それが慢性化するのは何故かというところまではまだ解明されていません。

子どものチック症の治療法

子供のチック症は一過性のものが多く、一年もすると治まってしまうことも多くあります。

薬を処方する程ではないとされていますが、中には集団生活に馴染めなかったり、いじめに遭うことで幼稚園や学校に行きたくなくなってしまう子供もいます。

その様な場合には総合病院の小児科外来か小児精神科外来、又は神経科を受診すると良いでしょう。

子どものチック症との向き合い方

子供がチック症であることが分かると、親は自分の育て方が悪かったのかと落ち込んでしまいます。

しかしチック症は親の育て方との因果関係はないので悩まない様にしましょう。

子供のチック症は殆どの場合成長するにつれて治まってきますので、あまり心配はしないことです。

それでもおかしな表情をしている子供が気になってしまい、「やめなさい」などと言ってしまいがちですが、子供の脳にストレスを与えると返って症状を悪化させてしまう原因となります。

子供に対しては伸び伸びと自由に自分を表現できる環境で育ててあげて、焦らず見守ってあげることが大切です。

 - 精神・心の病気