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イライラや癇癪だけではヒステリーではない…ヒステリーってなに?

      2017/01/13

イライラや癇癪だけではヒステリーではない…ヒステリーってなに?

精神的に不安でちょっとしたことでもすぐにイライラしてしまう場合があり、すぐに怒ったり暴言を吐いたりしてしまう…。後で考えたら、あんなに怒ることなかったのにと反省。

こうしたことは起こりがちですが、あまりひどいとヒステリーと言われてしまいます。ではなぜヒステリーが起こるのか、その原因をご紹介いたします。

ヒステリーの症状

一般的にヒステリーとは、興奮や激情など感情を上手にコントロールできない精神病の一つです。感情がコントロールできないから、いってはいけないことをいってしまったり、暴言を吐いてしまったり、時には物に当たったりしてしまいます。

ヒステリーは転換ヒステリーと解離性ヒステリーの二つに分けられています。

・転換ヒステリー
体の一部、または全体が麻痺や痙攣を起こす、皮膚感覚が麻痺する、失声、視野狭窄が起こります。

・解離性ヒステリー
別の人格になってしまったようになり、意識が朦朧とする、突然家庭や仕事を放棄してどこかへ行く、憑き物状態になる、多重人格になるなどが特徴です。

ヒステリックになって怒る人がいますが、ちょっと大きな声で怒ったり、怒鳴ったりする程度では厳密な意味でのヒステリーとはいいません。誰がどのようにみても病的である状態のことを指すのです。

ヒステリーの原因

ヒステリーの原因は精神的なものや強い葛藤から起こると考えられています。強い葛藤に対処するために記憶の一部や自分に対する強い認識を自分の意識から切り離すようになってしまうのです。

そして、ほとんどの場合は3~13歳の間に家庭環境で虐待をされたり、愛情不足になった場合に発生するといわれています。子どもは親の愛情がなくては生きてはいけません。

幼少期に親の愛されていないと苦痛に感じ、それを無意識に自分の感情や記憶から切り離すことによって身を守ろうとします。その結果、ヒステリーなどを起こしてしまうといいます。

ヒステリーは男女の差なく起こります。ヒステリーになるのは幼少期の親からの愛情次第といってもいいでしょう。親などの環境が子に伝わる可能性も示唆されています。

ヒステリー診断チェック

  • 自分の事を否定されたり、拒絶する行動に過剰に反応したり、怒り出す
  • ささいな事で急に怒りだす
  • 自傷行為をしたり、死んでやると言い出す
  • ストーカー行為をする
  • 怒った後に記憶がない、記憶が飛んでいる
  • 物を投げる、暴力を振るう

このように些細なことで急に人が変わったように怒り出し、暴れたり、リストカットなど普通の人はしないようなことをいきなり行いだしたりしたら、ヒステリーの可能性が高いです。

ヒステリーの治療法

ヒステリーを治す方法はもちろんありますが、長い時間が必要です。

治療される人はかなり、辛抱強く取り組む必要があります。しかし、本人がヒステリーだと認めないために病院へ行くことができず、治療が遅れる場合があるので、本人に病院へ行かせることがまず第一歩です。

治療法は主にカウンセリングを受け、過去の重大なトラウマなど原因を探り、環境を整えていきます。その症状に合わせ薬物を使う場合もありますが、そこまで体の害が大きいものではないので安心して服用してください。

たとえば、ヒステリーと同時にうつ状態が強い人は抗うつ薬を、精神不安が強い場合は抗不安薬を使ったり、その人の症状に合わせて薬を変えていきます。

ヒステリーの予防法

ヒステリーは強いストレスを外に向けることで発散させることです。つまり、自己防衛反応のようなものなのです。ストレスが溜まっている場合は、ストレス発散をするようにすると効果的です。

自分の好きなことをしている間は心が安らぐものです。仕事だけ、家事だけにならず外へ行ったりして発散させるようにしましょう。ヒステリーになりそうになったら、一度心を落ち着けるようにしましょう。

たとえば、冷静になれる場所に行く、落ち着く匂いをかぐなど対策をしましょう。また、心を落ち着かせるような漢方を飲んだりするのも効果的です。

パニックになってしまわないように、気持ちを落ち着けましょう。大事なのは自分なりの対処法を考えることです。また、あまりにひどくまわりに迷惑をかけてしまってると思ったら、病院に行って適切な処置を受けることも大切です。

ヒステリーになってしまった人に対しては、冷静に応じ、神経を逆なでするような言動は慎み、穏やかな心で対するといいでしょう。

 - 精神・心の病気