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生理前のつらい症状・PMSを緩和する4つの方法

      2017/01/13

生理前のつらい症状・PMSを緩和する4つの方法

健康な女性ならば定期的に訪れる生理ですが、人によっては生理前や生理中に体調が変化することがあります。毎月生理前に決まって不快な症状が現れたら、それはPremenstrual Syndrome=PMS(月経前症候群)の可能性があります。

PMSに関して知っておくことで、少しでも不快な症状を緩和できる期待が持てるでしょう。

PMSの症状

PMSの症状が出始めるのは生理前の約2週間です。PMSの症状は人により様々で、あまり気にならない人もいれば、日常生活が困難になるほど重い人もいます。

精神的症状

・イライラする
・漠然と憂鬱になる
・急に訳もなく泣きたくなる
・孤独感で一杯になる

身体的症状

・肌が荒れてニキビができる
・腰痛が酷くなる
・胸が張って痛くなる
・むくんだり体重が増えたりする
・一日中眠くて仕方がなくなる

行動的症状

・ちょっとしたことで怒りっぽくなる
・怒るとすぐに攻撃的になる
・無性に甘い物が食べたくなる
・集中力が散漫になる

PMSの原因

PMSの原因は、体内のホルモン分泌が変化してバランスが悪くなることであるといわれています。一般的には生理前の約2週間は排卵期であり、排卵と共に妊娠の準備をするためのプロゲステロンという黄体ホルモンやエストロゲンという卵胞ホルモンが分泌されます。

しかし妊娠できなかった場合には、黄体ホルモンの分泌は急激に低下します。

このホルモンの分泌の変化が視床下部に影響を与えると、神経伝達がスムーズに行われなくなるのです。神経伝達が上手くいかないと自律神経失調症が起き、これがPMSとなって様々な不快な症状を引き起こすと考えられています。

黄体ホルモンは妊娠した時に胎児を守るために、体内に水分を溜めようとする働きがあります。これにより身体中がむくみ気味となることから脳も影響を受けて、神経伝達がスムーズにできなくなりPMSの原因となるという説もあります。

さらに、自律神経が乱れることで、脳内の幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が低下します。これにより憂鬱な気分になったり落ち込んだりすることもPMSを悪化させる一つの原因となっているのです。

PMSかな? と思ったら…症状を緩和する4つの方法

もしも生理前にPMSかなと思ったら、少しでも症状を緩和するために以下のことを試してみましょう。。

・甘いものを避ける

PMS時には甘い物が食べたくなります。しかし、黄体期にはプロゲステロンというホルモンが分泌されます。プロゲステロンにはインスリンの作用を抑える働きがあり、血糖値の調整が困難になるのです。

一度に大量の甘い物を摂取すると、機能性低血糖症という貧血のような症状が起こります。PMSかなと思ったら、空腹時に甘い物や炭水化物だけを食べるのは避けましょう。

・カフェインを避ける

カフェインには交感神経を刺激する働きがあります。交感神経が優位になりすぎると、血管が収縮して手足が冷えたり、自律神経のバランスが悪くなることでPMSの症状を悪化させる可能性があります。

・身体を温める

ほとんどの病気に対しては身体を温めるというのは効果的です。身体を温めることで血流をよくし、基礎代謝力が上がれば身体のむくみが取れやすくなり、生理痛も緩和させることができます。

・PMSであることを認める

PMSかなと思っても、病気じゃないからと無理をしてしまう女性もいます。PMSは確かに健康な女性にでも起こる症状ですが、今身体が不調であると訴えているのですから、無理をすると心と身体のコミュニケーションが取れずにますます自律神経のコントロールがしにくくなります。

自分がPMSであることを認めて、普段より無理はしないようにすることも大切です。

PMSの治療法

PMSの治療方法は、西洋薬と漢方薬があります。

西洋薬はPMSの症状がつらい時に、対症療法として用いられます。抗不安剤や抗うつ剤などの精神薬を処方することで、確実に症状を緩和させることができます。ただし、現在の症状は治まっても根本的な改善にはなりません。

また、低用量ピルを飲むことで卵巣機能をストップさせてホルモンバランスを一定に保つ方法もありますが、副作用の心配もあり、医師の診断に任せる必要があります。

漢方薬は体質を改善させながら症状を抑える効果があり、副作用が少ないことから治療を望む患者さんも多くいます。しかし、漢方薬は飲んですぐに効き目が出るわけではなく、最低でも2~3か月はかかるといわれています。

あまりPMSの症状が強い人は完治が難しいこともあります。

PMSの予防法

PMSの予防法に関しては、生活習慣を見直すことが一番です。

まずは栄養バランスのいい食事をとり、免疫力をつけることが大切です。鉄分はもちろん、ビタミンB6、カルシウム、マグネシウム、ビタミンDをしっかり摂取しましょう。毎日の食事でとるのが難しい場合には、サプリを飲むといいでしょう。

運動をすることで血行がよくなり、基礎代謝が上がればPMSの症状を改善できます。たまに激しい運動をするよりは、ウォーキングやジョギングなど有酸素運動を毎日少しずつした方が効果的です。軽く汗をかく程度に運動することで副交感神経が働きやすくなります。

また、女性に一番多いのが冷え性です。冷え性はPMSを悪化させますので、薄着はせずに身体を温めることを考えましょう。寝る前は半身浴をしたり、冷たい飲み物を飲みすぎないことも大切です。

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