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高カロリー好き注意!!食の欧米化で急増中「胆石症」

      2017/01/13

高カロリー好き注意!!食の欧米化で急増中「胆石症」

実は日本では、胆石を持つ患者が増加しています。また、胆石による身体の症状を胆石症と言い、深刻な場合は死に至らしめられることもある病気です。

この胆石症が増加している要因は、日本人の食生活の変化や医療技術の発達により発見が容易になったことなど、いくつかあるようです。

ここでは、そんな胆石について原因・症状・治療法などの面から詳しく見ていきたいと思います。

胆石とは?

胆石とは、肝臓からつくられる胆汁の成分が固まってできた石のような結石のことです。

皆さんも中学校の時に理科の授業で習ったと思いますが、肝臓では胆汁という消化液が造られています。

胆汁は、タンパク質・脂質などの消化をする働きを持っており、胆のうという部分に蓄えられます。

食べ物の栄養分が流れてくると、この胆汁が胆のうと胆管を通過し、十二指腸へと向かいます。

その過程でこれらの栄養分(脂質・タンパク質・ビタミンなど)を消化し、身体に必要な栄養素として取り込むのです。

胆汁が流れる過程で、何らかの異常が起こり、固まってしまったものが胆石なのです。

原因の部分で詳しく説明しますが、この異常が起こりやすいことはコレステロールが高いことと密接に関係しています。

種類としても細かく分けるといくつかあり、胆のう結石・総胆管結石・胆内結石などがあります。これらの種類は、どこに胆石ができるかで分類されています。

胆のう結石は、文字通り胆のうにできる結石ですが、胆石の種類の中では一番頻繁に起こりうる種類と言われています。

胆石の症状

胆石の症状として代表的なものは、腹痛です。

慢性的なものもあれば、発作的なものもありますが、立っていられないほど強烈な腹痛に襲われることもあります。また、他に見られる胆石の症状としては、嘔吐・発熱・腰の痛み、なども挙げられます。

ひどい症状としては、急性胆のう炎や急性胆管炎があります。

胆石が存在する身体の部分が炎症を起こし、適切な身体の機能を阻害することによって、腹痛・消化不良が重く生じることになります。

前述した胆のう結石は、特にこうした症状を引き起こしやすいと言われます。

しかし、胆石があるからと言って、必ずこれらの症状を発症するというわけではありません。比較的小さな胆石であったり、一度も症状を起こしたことがなかったり、という人は治療をせずに看過しても問題は少ないとされています。

胆石の原因

胆石ができてしまう原因はどこにあるのでしょうか。

胆石ができる明確な原因は実は解明されていません。ですが、胆石の成分が脂質やコレステロールを中心に作られていることから、私たちの食生活や運動不足などの生活習慣が大きく影響していると考えられています。

過剰なコレステロールの摂取により胆汁それを溶かしきれなくなることや、機能がパンクして消化を遅らせてしまうことも大きな要因となっているようです。

一般的に肥満体質になりやすい人ほど胆石ができやすいことからも、男性に比べて女性の方が胆石を持っている人が多くいることもわかっています。

中高年は身体の機能自体が衰えてくる時期こともあり、その発生率は比較的高いようです。

冒頭では、「胆汁の成分が固まってできる」とも言いました。胆汁の主な成分は、先に挙げたコレステロールの他に、ビリルビンや胆汁色素などがあります。

これらの成分のバランスが崩れることで、胆汁が固体になりやすい状態になることも胆石生成の原因です。

胆石の治療法

治療が必要でない場合も多いですが、軽い症状であっても一度でも起こった人は治療をお勧めします。特に、急性胆のう炎や急性胆管炎の場合は早期の治療が必要になります。

主な治療法としては3つあります。

・薬剤投与
・外科手術
・内科治療

症状の度合いや胆石の種類によって治療方法はことなりますが、症状が深刻な場合は外科手術によって早急に胆石を取り出さなければなりません。「取り出す手術」と聞くとすく部を切開した大手術を連想する人もいるかもしれませんが、そうでない方法も取られます。

たとえば、「腹腔鏡下胆のう手術」と呼ばれる手術は、腹部を大掛かりに切開するのではなく、いくつか小さな穴をあけて小型カメラでの映像を映しながら、胆石を取り出す方法です。

患者への身体的な負担が少なく、入院も長くて一週間程度なので、胆石の治療方法としては広く実践されています。

胆石の予防法

ここまでの説明でもお分かりいただけたかと思いますが、胆石を予防する方法は適切な生活習慣を送ることです。

・コレステロールや脂質が溜まりすぎないように食生活を見直す
・適度に運動をする
・消化に良い食べ物を背局的に食べる

などです。

また、定期的に病院を受診し、検査することも早期発見・予防につながります。原因が明確になっていないだけに100%発生を予防することは難しいですが、これらの予防法を実践して少しでも発生のリスクを下げることが大切です。

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