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声帯にできる”マメ”「声帯結節」の原因や治療法は?

      2017/01/13

声帯にできる”マメ”「声帯結節」の原因や治療法は?

普段意識することはありませんが、人間は会話をしている時、男性なら1秒間に100回ほど、女性なら250回ほど声帯を振動させています。

日常会話以上に話し続けたり、高音で歌い続けたりすれば、やがて声帯に異常が発生し、かすれ声の声の出しづらさ、痛みといった症状が出てくる可能性があります。

声帯結節とは?

手を使いすぎてマメができてしまったり、指にタコができてしまったという経験を持つ人は多いでしょう。

人間が声を出すために使っている声帯にも、これと同じような硬い部分ができてしまうことがあり、これを声帯結節と呼びます。

声帯結節の症状

声帯がきれいに震えないため、声がかすれるようになります。専門的には嗄声(させい)と呼ばれる症状です。

最初は高音だけがかすれることが多く、それから全体的にかすれるようになります。

人によっては喉の違和感や声の出しづらさを感じることもあり、ケースとしては少ないですが、喉の痛みや腫れといった症状が出ることもあります。

声帯結節の原因

人間の喉には左右対になった声帯があり、これは声を出すたびに高速で振動します。

それでも日常的な使用には十分耐えられるのですが、たとえば教師やアナウンサーのように普通以上に話すことを求められる職業や、大声を出すスポーツ選手、そして幅広い音域で長く発声しなくてはいけない歌手の場合は、左右の声帯がぶつかる部分が摩擦に耐えかねて腫れてしまい、そこに硬い部分(結節)ができてしまうことがあるのです。

そのため、謡人結節(うたう人の結節)と呼ばれることもあります。

もちろん趣味で歌っているような場合でも、無理をすれば起こります。

また、元気な子どもは自分の限界を意識できずに、極端に大きな声を出して騒ぐことも多く、これによって声帯に負担をかけてしまうこともあります。

声帯結節の治療法

基本的には喉を安静にして自然に回復するのを待ちますが、喉に炎症がある場合には薬を使うこともあります。

声帯結節が声帯の間違った使い方によって起きている場合には、喉の負担が少ない正しい発声方法を練習させる音声治療も有効とされています。

症状が重い場合や、社会的な問題(かすれ声による子供のいじめなど)がある場合には外科手術も検討されますが、声帯は声に影響を与える精密な器官ですから、その手術には高い技術力が要求されます。

声帯結節の予防法・改善法

声帯に負担をかけることで生じる病気ですから、自分の喉の調子を考えながら、必要に応じて適度に休養を取ることが大切です。

飲酒や喫煙といった喉に負担をかける行為も、声帯結節のリスクを高めます。

子どもの場合には、成長と共に大きな声を出すことが少なくなり、自然治癒するケースも多いため、大声を出さないようにきつく注意してストレスをかけるのは逆効果という意見もあります。

子どもが嗄声を気にせず楽しく遊んでいるのなら、あえて見守るのも一つの方法です。

 - 肺・気管支の病気