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現実感が喪失する…離人症性障害ってなに?

      2017/01/13

現実感が喪失する…離人症性障害ってなに?

離人症性障害は解離性障害の一つです。軽度であれば現実感が遠のいたような感覚ですが、ひどい場合になると現実的な生活に支障をきたすケースが見られます。

心を守るための防衛機能が働いてこのような症状が現れることもあります。必ずしも治療を必要とする状態でない場合は深く悩まず自然に過ごすのもいいでしょう。

離人症性障害の症状

離人感や現実感喪失といった症状が見られます。自分が自分であるという感覚がなくなって、まるで他人のように物事を傍観するようになります。現実感喪失により、目の前のできごとや風景が映画のスクリーンを観ているように感じます。

周囲が色あせて見え、平面的な感覚を抱くようになります。本物の自然も作り物であるように感じます。傍観といっても決して楽な状態ではなく、このような感覚に違和感があり、苦痛を感じてしまうのです。

自分の言動が自分のものではない感覚が続いたり、現実の世界との間に薄い膜が張られているような感覚に違和感や苦痛を伴います。ひどい場合はこのような苦痛によって職場や学校、生活そのものに支障をきたすようになります。

ただし、現実に対する検討能力があり、思考停止、混乱、妄想、幻覚といった症状はまず見られません。

離人症性障害の原因

正確な原因は明確になっていません。その人の持つもともとの素質などが原因となっていると考えられています。また、他の精神疾患と併発するケースやストレス、疲労、薬物の乱用などによって症状が引き起こされる可能性があります。

離人症性障害の治療法

決め手になる治療法はまだ確立されていませんが、精神科や心療内科では精神安定剤を処方されます。なにもしなくても自然に改善したというケースもあるので思い詰めないようにしましょう。

ストレスや隠れた悩み、気づきたくない現実から心を守るという一面もあるため、強制的な治療は行わないことが一般的です。主に、解離は自分を守るために生まれるとされます。

生活に支障をきたすようであれば前述の記載のように精神科や心療内科での診察を受けます。カウンセリングを希望する場合は、カウンセリングも行う医療機関が良いです。通常、医師は必要なアドバイスと薬の処方は行いますが、カウンセリングは行いません。

離人症性障害の予防法

離人感や現実感喪失といった症状で苦痛を感じないようにするためには、薬物やアルコールに頼る生活を送っている場合であれば、医師と相談の上で適切な方法でやめるようにします。

つらい現実に悩み、ストレスを抱えて日々を過ごしている場合、少しでも時間を作りストレスの発散を心がけるようにします。真面目であればある程悩むものなので、悩むことが決して悪いことではありません。

いい意味で、少しだけいい加減に考えてみることも予防の一つとなります。ストレスの原因を一生懸命に考え過ぎずに、意識の対象を悩みから他へそらす方法も有効的です。好きなことや趣味に意識を向けるようにしてみます。

自分がやりたいことは自分にしかできません。できること、できないことを分けて諦める方法もあります。心の負担が減少し、リラックスすることができます。

 - 精神・心の病気