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ランニング中に脇腹が痛くなるのはどうして?対処法と予防法

      2017/01/13

ランニング中の脇腹痛
張り切って走り出したものの、脇腹が痛くなり押さえながら走る。そんな経験は誰しも一度はあるかと思います。

ランニングと脇腹の痛みは切っても切り離せない関係ですよね。では、どうして痛みが発生するのでしょうか。

今回は予防策も合わせて、ランニング中に起こる脇腹の痛みに着目していきたいと思います。

ランニング時に脇腹が痛くなるのはどうして?

どうして脇腹が痛くなるのでしょうか。まずはランニング時に一番多いとされる右脇腹の痛みについて紹介していきます。

右側には重い臓器、肝臓があります。ランニング時に横隔膜の下にある肝臓が大きく揺さぶられて、横隔膜が引っ張られることにより痛みが生じると言われています。

突然のスピードアップは、体の中の内臓に大きな負担が掛かってしまうのです。

また、一気にペースアップをはかったり、通常よりもオーバーペースで走った場合などは激しい呼吸運動と腹筋の筋肉活動により、横隔膜が押し上げられて血行障害を起こして痙攣するために痛みが発生する説もあります。

そして、大腸が揺さぶられることにより、腸の中のガスが上部に溜まって周辺の組織を刺激することも痛みの原因とされています。

では、左脇腹の痛みは何が原因でしょうか。

左側には脾臓(ひぞう)という臓器があります。脾臓は古くなった血液を処理したり、大量出血や大量の酸素が必要になったりしたときなど、「体の緊急事態」に備えて血液を溜めておく、スポンジのような臓器です。

ランニング中は、筋肉が多くの酸素を必要とします。その状態を脾臓は「緊急事態」と判断して、体中に一気に多くの血液を送り出そうとするのです。その際に痛みが発生すると言われています。

また、右脇腹と同様に大腸のガスの塊による作用も影響があると言われています。その場合は腸がキュッと捻られるような痛みを感じるのではないでしょうか。

そして、左右両方の脇腹の痛みの原因にも言えるのが、ランニング前の食事です。食事の内容やタイミングは、実は脇腹の痛みに密接な関係があります。

食事をした後は、胃や腸などの消化器官が多くの血液を使って消化、分解しようと活動を始めます。しかし、ランニングをしているときの体は、筋肉活動のために多くの血液が使われるため、消化吸収のための血液が足りない状態=内臓が酸素不足の状態となってしまうのです。

その場合、内臓が痙攣し大変な負担がかかってしまいますので痛みが発生するのです。

脇腹が痛くなったときの対処法、応急処置

では、痛みが起きた場合はどのような対処法があるのでしょうか。

一番の対処法としては、痛む側の手を高く上げ反対側に体を反らせることです。左脇腹が痛む場合は左手を、逆の場合は右手を大きく上げて、バランスが取れる状態でゆっくりと体を反らせます。

こうすることにより、腸の上部に溜まったガスの塊が分散されて、刺激による痛みが軽減されます。

また、走っている速度を落としてスローペースにしたり、大きく深呼吸をすることも重要です。ランニング中の内臓は、その急激な運動に驚きビックリしている状態です。ペースを安定させて負担を下げてあげることが痛みを解消させる近道となります。

ほかにも、痛む場所をゆっくりと押して軽くマッサージを行うことも効果的です。

脇腹が痛くならないための予防法

脇腹の痛みを予防するには様々な方法がありますが、忘れてはならないこととして準備運動を心がけることです。

ランニング前の前屈、後屈、屈伸だけでも痛みを大幅に軽減させることができるでしょう。また、ガスが溜まることでの痛み防止策としては、日頃から整腸作用のある食べ物を摂取することで腸の働きを良くしておくことも大切です。

そして気をつけてほしいのが、ランニング前の食事内容とタイミングです。

腸内にガスが発生しやすい食物繊維の多い食べ物や炭酸飲料は控えるようにし、食後1時間は激しい運動を行わないことが大切です。

気持ちよくランニングを楽しむために、日頃からできる心がけを大事にしましょう。

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