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無意識に目が動き、めまいまで…眼球振盪について知っておきたいこと

      2017/01/13

無意識に目が動き、めまいまで…眼球振盪について知っておきたいこと

眼球振盪は自分の意思とは無関係に眼球が動いてしまうという病気です。眼球振盪の症状で悩む人は多いものの、どうすればいいかわからないというケースも多々あるでしょう。正しい知識を持っておくことは、症状への不安を取り除くことにつながります。

ではなぜ眼球振盪は起こるのか。その原因と治療法について紹介いたします。

眼球振盪の症状

眼球振盪は一般的に眼振の名で呼ばれ、その症状は先天性と後天性の二つに大別されます。

眼球の運動方向を示す基準として、水平型・垂直型・振り子型・衝動型などがあります。たとえば、眼球が振り子の要領で左右に規則正しく揺れるパターンは振り子型の眼振で、先天性の症状では一番多く見られます。

または、眼球の揺れに規則性がないような衝動性の眼振もあります。

先天性の眼振は生後間もない時期から発症するケースが多く、突然視界が揺れ動くことで激しい眩暈に遭遇することがあります。ひどい場合では目の前の景色がグルグル回っているような錯覚を覚え、立っていられないこともあります。

そのため、頭痛や吐き気を催すケースもあります。視界の突然の変化でそのような症状も同時に引き起こすのです。

眼球振盪の原因

眼球振盪は生理的な原因と病的な原因の二つのタイプに分類されます。

電車の車窓から見える景色を眺めている時など、目まぐるしく眼前を通過していく景色に対して、眼球が右から左へ移動する運動が繰り返されることがありますが、これも一種の眼球振盪といえます。

あるいは嘘をつくと目が泳ぐというのも、病的なものではなく、生理現象によるものなのです。

病的な原因として挙げられるのは、斜視や弱視、白内障、色盲、無虹彩などの眼振以外の視力障害です。視力障害と併発するケースがあります。これらは視力不良性の眼振にあたり、先天性の眼球振盪に分類されます。

後天性として考えられるのは、加齢による視力の低下から、内耳の障害、脳と直接繋がっている末梢神経の一部が腫瘍などによって侵された時に眼振の症状が見られる場合です。

眼球振盪の治療法

眼球振盪の完治は難しいのが実情ですが、症状を和らげたり軽減させるのに有効な治療法はあります。

・眼球の位置を正常な位置に矯正する手術

斜視などの眼球の位置が原因で眼振を患っている場合には有効な治療法です。

・コンタクトレンズの着用

視力の低下ではっきりとものが見えなかったり、水晶体のレンズに異常をきたしているなどで眼振を引き起こすことがあります。そのため、コンタクトレンズで視力の回復や屈折率の回復を行うことで、眼振の症状が軽減する可能性はあります。

コンタクトは眼球に直接触れているので、物理的な作用で眼振を抑制する効果が期待できます。

・薬物治療

眼の運動を司る神経、中枢神経系に作用して、眼振を抑制する薬を投与します。

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