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虫垂炎かと思ったら…似た症状を持つ4つの病気

      2017/01/13

虫垂炎かと思ったら…似た症状を持つ4つの病気

虫垂炎には上腹部や右下腹部の痛みや発熱、嘔吐といった症状が伴います。しかし同じような症状が現れる病気は他にも多くあり、虫垂炎だと思っていたら別の病気だったということも少なくありません。

ここではその痛みから間違われやすい病気をピックアップして、それぞれの病気の特徴や治療法についてまとめています。

胃潰瘍

過労やストレスによって胃酸過多となることが原因で、胃の粘膜が傷つけられる病気が胃潰瘍です。みぞおち付近に痛みを感じ、特に食事中や食後に痛みが顕著に現れます。

胸焼けや吐き気といった症状を伴うことも特徴であり、胃が出血を起こしている場合にはどす黒い血を吐いたり、血便が出る場合もあります。

胃潰瘍は入院することなく治療できる病気となっており、薬を飲んだ上で食生活の改善を計ることで治癒するケースがほとんどですが、胃に穴が開いてしまっている場合には手術が必要となります。

十二指腸潰瘍

胃潰瘍と同じように胃酸過多となり十二指腸を傷つけてしまうことが原因で引き起こされるのが十二指腸潰瘍です。メカニズムは胃潰瘍と似ていますが、胃潰瘍が食事中や食後に痛みが現れるものであるのに対し、十二指腸潰瘍は空腹時に痛みが現れることが特徴です。

胃潰瘍と同じように胸焼けや吐血、血便といった症状も見られます。

胃潰瘍は40代以上の方に多く見られますが、十二指腸潰瘍は20代から40代までの比較的若い方に多い病気です。

胆石

胆石とは、肝臓から分泌される胆汁の成分が胆のうで石のように固まってしまう病気です。推定患者数は1000万人以上とされており、決して珍しくない病気と言いえるでしょう。

軽い場合では背中やみぞおち、お腹の右上部周辺に痛みを覚えることがありますが、疝痛(せんつう)と呼ばれる腹部の激しい痛みで病院に運ばれ、そこで初めて胆石と診断されることもあります。

薬を使って胆石を溶かしたり、胆のうを除去する手術によって治療を行います。

大腸憩室炎

大腸の壁の一部が袋状となって飛び出し、さらに炎症を起こしたものが大腸憩室炎です。4人に1人の割合で発症するともいわれています。大腸憩室炎は下腹部に痛みが現れる病気であり、微熱が出たり、お腹を押すと痛みを感じることも特徴です。

患部からの出血によって下血や血便といった症状が現れたり、お腹の張りや便秘などを伴うこともあります。

基本的には薬を使った治療を行うことになりますが、再発を繰り返す場合や、合併症を引き起こしている場合などには手術を行います。

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