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虫歯予防のための正しい歯の磨き方など9つのポイント!

      2017/01/13

虫歯予防
一度本格的な虫歯になってしまうと、自然治癒しないため削る以外に治療法と言える治療法がないのが、虫歯の大きな問題点と言えます。

そして、その部分を削って治療した後、さらにケアに気をつけていても将来的には悪化する可能性も高く、その点も頭が痛い所です。

ですから、虫歯対策の根本は、「虫歯にならないようにする」予防にあると言っても過言ではないのですが、それに関する知識は意外と知られていないのが実情です。

ここでは、虫歯を予防するための方法について、歯磨きを中心にして説明していきたいと思いますので、是非これを見て虫歯にならないようにしていただければ幸いです。

食後の歯磨きのタイミング

ひと昔前まで、「食後すぐに歯磨きすることが最も効果的」と言われていましたが、今ではそれは間違いだとされることが多くなってきています。

確かに、食べカスが歯についている時間は短い方が良いのですが、食後は口内の酸性度がかなり高く、歯のエナメル質が溶けやすい状態になっています。

ここで歯磨きをしてしまうと、むしろ歯のエナメル質を損ない、そこから虫歯になりやすくなってしまうというわけです。

そして、その酸性を唾液が中和し、一度溶け出したエナメル質の再石灰化する作用があるのですが、完全に中和するまでおおよそ30~40分前後と言われており、食後すぐではなく30分前後してから磨いたほうが良いという根拠となっています。

ただ、唾液による中和能力が低い人もいますので、そのような人はむしろ食後すぐに歯を磨いた方が良いとも言われており、自分の特性にあった形でタイミングを図る必要があります。

歯磨きは一日何回必要?

毎食後、つまり1日3回が理想的とされていますが、朝は睡眠中に増えた虫歯菌を除去するため、食前にもした方が良いということも言われています。その場合には最高で4回する必要が出て来ます。

ただ、必ずしも誰もが毎食後歯磨き出来る時間があるわけではありませんので、もし一度だけ行うのであれば、夜寝る前に磨くのが最も効果的とされています。

というのも、睡眠中は殺菌・中和・再石灰化作用のある唾液の分泌量が減るため、最も口内の細菌が増殖する時間帯であり、虫歯菌が特に暗躍しやすい時間帯と言えるからです。

夜磨かずに朝磨くという人もいますが、同じ一度の歯磨きなら必ず夜に磨くようにしましょう。

また、歯磨き自体が出来ないようなこともあるかもしれません。その場合には、市販の口内洗浄液や洗口液などのようなマウスウォッシュを用いて、口内環境をより虫歯になりにくい形にしておく必要があります。

歯磨きの目安時間はどのくらい?

歯磨きで歯垢をしっかりと落とせる最低限の時間としては3分間と言われています。

思ったより短い時間のように思えますが、適切な磨き方をした場合であり、しっかり磨けない方法で歯磨きをしていればどれだけやっても歯垢は落とせませんので注意が必要です。

もちろん歯並びの状態や汚れの程度など1本ずつ丁寧に磨くと3分以上かかる可能性は高いのですが、あまりに長い時間をかけると、むしろエナメル質が削られてしまい、逆に虫歯になりやすくなったり強度が弱くなったりしますので、ちゃんとした磨き方なら時間は長い方が良いというわけでもありません。

歯ブラシの硬さは「やわらかめ」「ふつう」「かため」どれがいい?

歯ブラシには硬さがいくつか用意されており、「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類がその主なパターンと言えます。

どれが理想的かは、個人の歯や歯茎の状態にもよります。

●やわらかめ
基本的に歯垢を落とすためには一定レベルの硬さが必要なため、あまりオススメ出来ない硬さですが、歯茎が弱い人などにとっては選択の余地がないと言えます。ただ、歯磨き本来の目的には向いていないことは意識してください。

他にも、毛先の細い歯周ポケットなどに特化した歯ブラシも歯垢除去能力はかなり低いので、そのような歯ブラシを使用する場合には歯磨き用として別の歯ブラシを用意しておきましょう。

●ふつう
一般的に最も歯茎と歯のために良い硬さと言われています。

●かため
歯茎が丈夫でしっかり磨きたい人向けですが、強く磨き過ぎると逆に歯のエナメル質を削ってしまいますので、力加減には注意が必要です。

特に歯茎に大きな問題がない場合や迷った場合には、「ふつう」を選んでおくのが無難と言えるでしょう。

歯磨き粉は使った方がいい?

「歯磨き粉を使わない方が良い」という説を聞いたことがある人もいることでしょう。その理由としては、以下のようなことが挙げられています。

・たくさん泡が出て、しっかり磨いたような気分になったり磨いてないところがわからなくなる

・歯磨き粉を使うことで、しっかり磨けていなくても安心感が出てしまう

確かにこのような心理的影響が出ないとは言えませんが、これは大体が歯磨き粉自体の問題ではなく使用する側の問題ですので、やはり虫歯に対する有効成分や歯垢除去能力の高い歯磨き粉を出来れば使用したいところです。

ただ、すぐ後でも触れますが、泡が立ち過ぎるものは磨きにくいこともあり、出来れば避けた方が良いかもしれません。

なお、一時期言われた歯磨き粉に含まれる研磨剤などの問題については、一般的な歯磨き粉においては今は改善されつつあるので、「歯が削られる」と言った問題は、あまり気にする必要はなくなってきています。

一方で、「歯の表面の着色を落とす」ことをうたった歯磨き粉では研磨力が強いこともあり注意が必要となります。これについても後述しています。

一度に使用する歯磨き粉の量としては、チューブから1cm程歯ブラシに乗せた状態が良いとされています。

歯磨き粉を選ぶ際のポイント

歯磨き粉を選ぶ際に気をつけておいた方がよいことがいくつかあります。

●虫歯予防のためのフッ素成分が入っている
虫歯予防に効くフッ素を含んだ成分が入っているのは大前提と言えます。

特に濃度が高い程よく、日本での販売基準の限界である1000ppmに近い数値のものを選ぶと良いでしょう。

●その他の有効成分が入っている
フッ素以外にも、歯周病菌を抑える成分や歯茎の血行を促す成分、口内の乾燥を防ぐ成分など、口内環境を整える成分が入っているものを選びます。

●発泡剤は避ける
すでに一度触れましたが、泡が立ち過ぎるとそれだけで満足感があったり磨き残しがあったりしますので、入ってないものを積極的に選ぶようにします。

●研磨成分が「無い」か「控え目」
こちらも記述済みですが、余程歯にコーヒーやタバコなどでの着色がない限りは、単に歯の表面のエナメル質が削られやすくなりますので、研磨成分が「入っていない」か「少ない」ものを選びましょう。

歯の正しい磨き方

歯の正しい磨き方としては、以下のようなポイントがあります。

●歯に歯ブラシが直角に当たっている
これが基本中の基本です。

ただ、歯の位置などによってはその角度の維持は難しいこともありますので、そこは臨機応変に対応しましょう。

●ブラシが軽く当たる程度の力の入れ具合
強く歯をこすったから歯垢が落ちるというわけではなく、むしろ磨き残しが出てしまうことがありますので、軽めにブラシの先がややしなる程度の圧力をかけることを意識します。

歯ブラシの持ち方をペンを持つようにして持つと力の加減が調度よくなるとされていますので、力の入れ具合がよく分からない場合はそのように持ってみるとよいでしょう。

●細かく動かす
大きく動かした方が歯垢が落ちるような気がしますが、むしろ逆効果です。

細かく横に動かすようにして磨きます。目安としては、歯一本分程度の動きがよいと言われています。

●1本1本を意識して磨く
歯は全体を磨くのではなく1本ごとに磨くよう意識します。

1本当たり15~20往復ほどブラッシングすると良いでしょう。

●前歯を磨くときは歯ブラシを縦に使うことも意識する
前歯の裏側などは歯ブラシを縦にして磨くと良いでしょう。

また、表側も横向きに磨いた後、縦にして磨くとより綺麗に磨けます。

歯ブラシを交換するタイミング

一般的に、歯ブラシのブラシ部分が広がってきたら交換時期と言われていますが、概ね正しいと言えます。

というのも、先述したように歯に対してブラシ部分が直角に当たらなくなると、歯垢除去能力がかなり落ちるからです。

期間的には1ヵ月が目安とされていますが、常に歯ブラシの状態をチェックして、「開いてきた」と思ったら早目に交換しましょう。

より虫歯を予防するための方法

歯磨きを歯ブラシでしっかりしても、どうしても歯と歯の間には歯垢がついたままになっていることが多く、そこから虫歯になることも多々あります。

そのような歯垢の除去には、デンタルフロスや歯間ブラシが有効になりますので積極的に使用しましょう。

また、歯磨き後に洗口液や口内洗浄液などのマウスウォッシュを使用すると、歯磨き後の口内環境をよい状態で維持出来ますので、より効果的と言えます。

特に寝る前の使用がオススメです。

さらに、虫歯予防効果のあるキシリトール成分の入ったガムを噛むと、歯のエナメル質の再石灰化を促し、虫歯菌を減少させ歯垢の付着を予防してくれます。

食事の合間に積極的に噛むことも効果的です。

他にも、歯のためには出来るだけ口内が中性の時間帯を長くしておくことが理想的ですので、3食の間の間食は出来るだけ避けましょう。

もし間食がしたくなったら、キシリトール入りのガムを噛むなどすると、虫歯予防も出来て一石二鳥と言えます。

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