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40代以降の女性は要注意!へバーデン結節はグーパー運動で予防

      2017/01/13

40代以降の女性は要注意!へバーデン結節はグーパー運動で予防

ヘバーデン結節は手の指先に起こる疾患です。多くは40代以降の女性に発症するといわれています。発症すると手を使った日常の動作が困難になることもあります。ここでは、ヘバーデン結節について解説いたします。

へバーデン結節の症状

ヘバーデン結節は人差し指から小指にかけて指の第1関節(DIP関節)がなんらかの原因で変形し、曲がってしまう症状です。指の第1関節背側の中央の伸筋腱付着部を挟んで2つの結節ができるのが特徴です。

腫れや変形には様々な度合いがありますが、場合によっては患部に痛みを伴うこともあります。ケースとしては少ないですが、親指に発症することもあります。

ヘバーデン結節になると第1関節の動きが悪くなるため、日常で指を使う仕事が困難になります。また、痛みを伴う場合はものを強く握ることすら難しくなります。

その他の症状としては、第1関節の近くにミューカスシストという水ぶくれのような透明状の突起ができることもあります。

ヘバーデン結節という病名は、この疾患の報告者の名前に由来しています。手の指は日常よく使用するため、ヘバーデン結節になると仕事だけでなく日常生活においても色々な場面で困難になってしまうこともあります。

へバーデン結節の原因

ヘバーデン結節の原因は、今のところはっきりとしたものはありません。ただし、傾向としては40歳代以降の女性に多く発症していると報告されています。また、その年代の女性の中でも普段から手先を使った仕事や、家事などでよく手を使う人はなりやすいともいわれています。

日々の生活の中で、同じような姿勢や動作をしていると体の特定の部分に圧力をかけてしまうからだと考えられています。特定の圧力のことを傾斜圧といいます。傾斜圧が長時間繰り返されると、その傾斜圧が異常傾斜圧へと進行してしまいます。

異常傾斜圧とは、関節の歪みや筋肉(筋膜)のこわばりのことで、これが原因となって体の予期しない部分に異変が生じ、またそれに高齢化や女性ホルモンの低下もあいまってヘバーデン結節が起こるのではないかと推測されています。

このヘバーデン結節には遺伝性は今のところ証明されていませんが、母や祖母がヘバーデン結節ニなっている人は体質が似ていることから発症してしまう可能性があるために普段から指先に負担をかけないように注意する必要があります。

同じような症状として関節リウマチがありますが、それとははっきりと区別されています。

へバーデン結節の治療法

ヘバーデン結節の治療法としては、原因が特定されていないため、はっきりとした治療法があるわけではありません。保存療法が一般的とされています。

できる限り発症した指を使わないよう気をつけたり、患部に触らないよう指先にテーピングを施したり、シーネという装具で患部を固定して痛みや腫れが進行しないようにします。

痛みが激しく伴う場合には、病院などで少量のステロイド剤(特にトリアムシノロン)を投与したり、鎮痛剤など薬を内服して痛みを押さえる治療もあります。

しかし、鎮痛剤の場合だと多く内服すると胃を荒らしてしまうため、漢方薬の内服することをすすめられる場合もあります。漢方の場合、桂芍知母湯、桂枝加朮附湯、疎経活血湯など患部の症状に応じ、さらにアリ製剤といった薬などを加える場合が多いです。

ヘバーデン結節がかなり進行して痛みや腫れが慢性的となって、仕事や日常生活にも支障をきたすことになれば手術をする必要もあります。手術法としては、患部の結節の切除や、関節固定法があります。

ヘバーデン結節は腫れや痛みを伴うことはあるものの、深刻な重傷とはならないといわれており、発症しても不安になることはありませんが、気になったら早めに医療機関を受診しましょう。

へバーデン結節の予防法

ヘバーデン結節は原因が特定されていないため、予防法も確立されているわけではありません。

仕事や日常生活において指先を多く使う女性に多く発症しているケースから、日常において長時間手や指を使う仕事をされている方は、普段からマッサージなどで筋肉や関節をほぐすように心がけてください。

手を使ったマッサージでは手を握ったりり広げたりするグーパー体操が有効だといわれています。また、手だけでなく時には体全体のストレッチを行なうことで体全体の血行がよくなり、ヘバーデン結節の発症リスク軽減にも効果が期待できます。

食事の面でも、炎症抑制作用があるビタミンCを多く含んだ果物を意識して摂取したり、サプリメントなどでビタミンをとることも予防につながるといわれているため、食習慣にも気を配りましょう。

それでもヘバーデン結節を発症してしまったら、テーピングを指先に施して患部に触れたり、患部の指を使わないよう意識して進行しないよう努めましょう。指先に違和感を覚えたら放置せず早めに病院に行って医師の診断を受けることが大切です。

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